The receipt 1章 | なつみんぶろぐ!!

なつみんぶろぐ!!

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「っしゃー!今日の分終わり!」

なーんてことをPCの前で叫んでいる俺。とりあえず自己紹介をしておこう。俺の名前は赤城 結城(あかぎ ゆうき)。ごくごく普通の独り言をよく言う中学二年生である。
まぁ、明日で晴れて中学三年生に進学するわけだが。

んで、何が終わったのかというと、俺は、ブログの中で小説を書いているのだ。今ちょうど更新が終了したところ。
ジャンルはホラー。正直言って書いていけるかが不安だ。

「また俺独り言言ってらぁw悪い癖だなw」
悪癖と理解してるならやめればいいのに

時計の針は夜の12時を指している。流石に眠い。
「んー…寝るかっ!」
俺はベットに飛び込み、深い眠りについた…

4月7日、今日は長いようで短かった春休みが終わり、大嫌いな学校が始まる悪夢のような日である。
嵐でも来てくれればいいのに、生憎くしゃみが出るような晴天である。
「はぁ……憂鬱だ」
そんな浮かないことを考えていると背後から殺気を感じた
「よっ!」
痛い、おもいっきり後頭部を叩かれた
「なーに朝からうかない顔してんのよ!w」
紹介しておこう。この満面の笑みを浮かべている女は俺の幼なじみであり、ご近所さん(そんなことを言っても真隣なんだが)の青縁 結香(あおふち ゆうか)である。しかも名前の始まりが「あ」なので首席番号で並ぶと隣か前後という……
「俺はな?今日から学校が始まるという事実から目を背けていたんだよ…」
「なんで?!学校楽しいじゃん!」
痛いです、脇にグーパンが入ってます
「そんな浮かないことを言ってるから学校がつまらないんでしょ?w」
俺にとっては悪夢以外の何ものでもないのだが…
なーんて会話をしながら、俺は重い足どりで、学校に向かった


シーンは変わり教室!今年もやはりというべきか結香と同じクラスであり、席も隣である始業式を終えた俺は、やっと帰れる喜びに浸っていた。
「Zzz」
隣から寝息が聞こえる。
コイツが寝てるなんて珍しい。あんなに学校を楽しみにしていたのに。


俺も段々眠くなってきた…
まずい、目眩がする。数十分くらい仮眠をとるか……
そして俺は、眠りについた。
………
……

さて、何分くらい寝ただろうか。俺は、魚が腐ったような、なんとも言いがたい異臭で目を覚ました。
辺りを見回してみると学校であるが、うちの学校ではない。
生臭い、床がきしむ、今にも穴が空きそうな壁……
「ここは…どこだ?」

第2章に続く