ローズウインドウ

四季折々の陽の光に美しく表情を変え
人の心を惹きつけるステンドグラス
それを「紙」で再現したのが 
光の色彩を楽しむペーパーアート
紙のステンドグラスとも呼ばれる
「ローズウィンドウ」です


ローズウィンドウは もともと
教会の円形の薔薇窓を指す言葉です
薄い色紙を折って、図案を写し、
切って広げ貼っていく制作工程の中で
ローズウィンドウの奥深さを楽しんでいきます


色彩は光となって目にうつります


さまざまな色となった 光は
視覚を通して脳に届いていきます


光と 色と カタチ
潜在的な部分に 語りかけるように
私たちの深いところに届いていくかのようです


ローズウインドウを観るとき
光と色とカタチを浴びるとき、まるで


紙=神=わたし


のように感じてしまいます


感覚を味わい 深く魅力されてしまう
ローズウインドウなのです








ローズウインドウは、
イエスキリストの復活をお祝いするために
ヨーロッパで工芸品として 
広まったのが 始まりと言われています。


クリスマスは冬至の日とほぼ重なります。



冬至は一年で 最も日の出が短く、
夜の時間が長くなります。



闇が光を圧倒していくにつれ、
私たちの精神にも影響し、
自己の内なる部分へと
深く入っていきます。



そのため 閉鎖的になりやすく、
孤独や不安・恐れを感じたりする状態になります。


そんなとき 人々は、
美しいローズウインドウを窓辺に飾り、
神聖な 光の空間を作り出すことによって、
希望を持ちながら 過ごすことが出来たのです。


冬至を過ぎると 
日の出が少しづつ長くなってきます。



今度は 日か光が闇を圧倒し始まます。


ヨーロッパの人々は
クリスマスを 新たな出発点として
見出したとされています。



西洋の教会建築 にみる 「バラ窓」

文字を読めなかった人々にも
教えを説く ストーリーが描かれているのです

この 円形のバラ窓の ステンドグラスをもとに、
薄紙で作る 家庭用サイズのバラ窓を

「Rore Windows」と言います


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製作工程は、切り紙と似ています。
色違いの 切り紙のパターンを作り、
それらを一緒に貼り合わせると、
1つの模様が出来上がります。



光に当てると 
本物のステンドグラスのように
色彩が浮かび上がり、
日常生活で バラ窓のような 
美しい光を体感するかとができます。


しかし、

その作成手順や 技法を示した文献はなく、
2006年 日本で初めて、幾何学アーティストの
中山真季さんが、
誰でも簡単に作れるよう、
作成手順、技法、図案を 考案しました。

2009年 (当時)日本で唯一の
ローズウインドウ書籍
「はじめてのローズウインドウ」
で、自身の代表作の図案と 考案した
作成手法を発表しました。


そして現在、
その作成手法、図案を基に 全国で多くの人に
ローズウインドウ作りが楽しまれています。




以上  日本ローズウインドウ協会ホームページより
抜粋 記載 いたしました







日本ローズウインドウ協会 ホームページ






日本ローズウインドウ協会
中山真季先生  書籍 

はじめてのローズウインドウ

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2015年 新刊

色にときめく紙のローズウインドウ

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日本にはじめて ローズウインドウを紹介した本です


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