なんか、もしかしたら会社を辞めるかも目線で過ごしていると、
周りが良い人ばかりで
辞めなくてもいいかも?と思ってしまう。


これは友人が私に言った言葉です。

そして、私もずーーっと同じ事を思って働いました。



ホメオスタシスって知ってますか?

恒常性とも言うのですが、生まれながらに身体に備わる機能で、環境の変化に対して自分の体内環境を一定の状態に保とうとする機能です。

寒ければ身体が震えて熱を起こし、
暑ければ汗をかいて冷やし、
血圧が上がったり、
下がったり、
栄養が必要なら空腹に、
水が必要なら喉が渇く、などなど、

つまり、変化が生じた時にやじろべいみたいにバランスをとってもとに戻ろうとする働きなのです。

ホメオスタシス《恒常性》が機能してるから、私達は毎日無事に生きる事が出来るのです。

ホメオスタシスはものすごく大事なのです。

ただ、人間の体は常に変化に対応しているものですから、
大変化というのはすごい負荷がかかります。

なので、
もし今がそこそこ大変な状態だとしても、それで維持できていて、そこにメリットがあるなら、
潜在意識は自動的に今の状態を維持しようとします。

これは身体だけじゃなく、心もです。

むしろ、心の方が頑固に変化したがらないかもしれません。

今の状態にいったん慣れてしまえば、
「もう、ここから変化しないでも生命を維持できる」と潜在意識は判断して、そこにとどまろうとします。

自分がここにいていい理由をたくさん見つけにかかります。
恒常性を保つために、今いる環境を変化させないために、感覚は自分に嘘をつきます。

でも、潜在意識のもーっと深い層には、実は違うものが刻み込まれているのだと感じます。

「青写真」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

産まれてくる前につくった、おおまかな人生の設計図だそうですが、
そこが優先されない限りは、
ホメオスタシスを発動しても、
いえ、むしろ、、
バランスを取ろうとすればするほど、本当の目的からずれてしまうこともあるのです。

すると、妙に苦しい。
でも、気のせいかな?
今、私は幸せだし。
だからなにも変える必要がない。

私は長い間、こうしてバランスをとり続けました。
モヤモヤするけど、どうしたいのかがさっぱりわかりません。

変化したい、でも変化は怖い。

同じ場所でアクセルとブレーキを踏み続ける感じです。


ただ、もっと探っていけば、
すべては本当の目的に行きつくために必要な過程だったのかもしれませんが。

でも、余計な過程はなければ、それが一番です。

IHのセッションでは、潜在意識の層に降り積もった余計な信念体系を拾い出してクリアにしていきます。

余計な信念体系が緩んだ時、少しづつ回り道から解放されて行くように感じます。


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