さて、前回の続きです。
私の価値を思い出す。
ロンとエリンからセッションを受ける事になった私。
なんだか緊張します。
できれば、なんだか受けたくない気分。
でも、状況は粛々と受ける事に。
もう流れに身を任せるしかありません。
いよいよ、セッションは始まったのですが、、
いつもなら音叉の音を聴いたとたんに、意識がフワっとして眠くなったりするのですが、今回はなんだかおかしい、、
ハワイに来てから感情がフタされたようになっていたのですが、
このセッションでも、なぜか何も感じる事ができません。
一歩離れた場所から冷静に状況を眺めてる感じ。
でも、響き渡る音が素晴らしい事はわかります。
そして、ロンとエリンの優しさも伝わってきました。
その日はロンに、今日は早く休んでね、と言われて部屋に戻りました。
翌朝、ロンに会った時に
「もっともっと自分を感じていいんだよ。
君は、ここでの日々を楽しんでいるかい?」と話しかけられました。
ロンに何も話してないのに、ロンは私の気持ちを理解してくれていたのです。
ちょっとびっくりしました。
でも、そんな素晴らしいロンとエリンのセッションでも、何も感じないなんて私って重症かも?
感じないって、なんだか寂しい。
そして、そのまま講義の日々も続き、
今日は最終日という日になりました。
最後にエリンが、奇経八脈について講義をしてくれました。
その講義が終われば、すべてのプログラムも終了です。
エリンが私達のウージ(私達の核、原形)へ通じる道をたどるには、まず自我、価値観の壁を通り抜けなければ、ならないと。
そして、そこを通過し、さらに恐れを通り抜け、ウージにつながる事を話してくれました。
その恐れを通り抜ける事は怖いけれども、
自分の価値を思い出せば恐れに向かう力になると、、
そんな事を話してくれていた時、
なぜか、その時突然、
ふいに涙がこぼれました。
自分でも、なぜ泣いているのかわからないのに、どんどん涙がでてきます。
ノートに、自分の価値を思い出す、、と、そこまで書いたところで泣けてしまい、その後何も書けませんでした。
理屈じゃなく、
私は怖かったんだと感じました。
私は私に向かってごめんねと心の中で言い続けながら泣いていました。
最後の最後に大事な事を感じることができたんだと思います。
鼻もズルズルするし、
なんか恥ずかしいけど、、
でも、ここに来れた事、
ロンとエリンに会えた事、
みんなに会えた事も、
全部良かった。
やっぱり、ありがとう!
一度、泣き出したら今度は止まらない⁉︎
卒業証書を渡させて、ロンとエリンにハグされて、また涙ぐむ私。笑