セッションのご感想をいただきました。

この方がいらっしゃった時に指が傷だらけで、血が滲んでいらっしゃった事が印象的でした。

指や唇を、自分で傷つけていたのです。

プロトコルは
身体のエネルギーシステムの調整と、
自己破壊プログラムの修正でした。

そして出てきた目標は

自分を光だと知る

大変なストレスを抱えてらしたのですが、セッション後に、爪をかじる癖が90%収まり、血が出ることがなくなったとのご報告をいただきました。

そして、今は好きだった料理や音楽を楽しみたいのだそうです。

自分の楽しませ、自分を幸せにする事は本当に大事な事なのですね。





私は両親の間に捻じれと裂け目を感じて生きてきました。

誰もちゃんと話をきいてくれなかったことを、やっと聞いてもらえました。

中略

母も母方の祖母も結婚生活に苦しんで、呼吸器系疾患を患いました。
「息が詰まる結婚生活」というのをよく表していますね。

母は、「結婚はこんなはずじゃなかった」という思いを押し殺して生きていたと思う。

それを私が敏感に察知して、気持ちを全部抱え込んだのかな。
母が見て見ぬふりをしていた感情をね。

中略

家庭にいつもどこか嘘があると感じていました。

私が物心つく前に、母が家出するという事件があったそうです。
親類もいない滋賀で、家出して行く先があったとは思えないのだけど、
私をおぶって家を飛び出して、近くをさまよったのだろうか。
母が送った過酷な日々。それが私にどれだけ傷を与えただろうか。

グランディングには、思い当たることが山ほどあります。
家庭に居場所がないだけでなく、学校も最悪でした。
公立の小学校で、地元の子と私では家庭文化が全く違う。
高卒の母親が当たり前の地元と、有名大卒の両親の家庭では。
彼らはガサツな関西弁スピーカー。
私の標準語が同級生のターゲットになりました。
死ぬ思いで関西弁を習得しました。

言葉は自分の大事な一部、自己表現そのもの。
自分の軸を失うことで生き延びようとしたのかな。
そういう自分に涙が出ます。

私が学校で死にそうな目に遭っていることは母も感づいていたはずなのに、助けてはくれなかったな。


感受性が鋭くて家族の矛盾を一番感じていたから、「ギャー」と金切り声を上げるようなこともたくさんありました。
言葉にならない気持ちを伝えようとするとそうなっちゃう。
もて余されました。
自分が邪魔者扱いされていると感じて、ますます「ギャー」になる
またもて余される。
悪循環ですね。

中略

凄まじい子供時代の救いはピアノでした。
唯一自分を表せる方法だったからかな。
だって、四人姉妹なのに一人部屋すらない。一人でほっとする居場所がどこにもない。
自殺するか犯罪に走ってもおかしくありません。
もしくは完全に精神を病むか。

やはり病んだのだけど、少し息ができたのはピアノのおかげです。
というわけで、IHのセッション後にピアノの練習用教本を買いました。
本格的に再開します。

お料理も好きなのだけど、前から気になっていた高性能な鍋を思い切って買いました。
そうしたら楽しくって。

祖母、母と続いた息が詰まるような結婚生活というパターンを打ち破り、自由に楽しく連れ合いと生きていくんだ。

中略

2月~3月にかけては、闇に飲み込まれてしまっていました。
私自身の傷だけでは説明がつかないぐらい、超強力な闇でした。
だから母や祖母のことを思いついたのです。

自己破壊プログラムという言葉は、本当にぴったりきます。
どれだけ長い間自分を破壊し続けてきたのか?
あの育ち方では無理からぬことだったのでしょうね…

セッションのあと、体の中にあったどす黒いものが消えたようです。
苦い、苦しい、痛い闇でした。

凄まじい人生を潜り抜けてきた「私って偉い!」
生きているだけで偉い、と思います。
爪かじりは、90%ぐらいなくなりました。もう指先血まみれではありません。
まだちょっといじってしまいますが。


ありがとうございました。


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