はじめましての方は、
村田 典舞子のプロフィールをご覧ください。
昔、私が起業する前の話です。
ある有名な男性起業コンサルタントの
ミニセッションを受けにドキドキしてでかけたことがあるのです。
場所は銀座のホテルのラウンジでした。
（今だったら、zoomですね。笑）
一人３０分くらいづつ、
悩みを相談するという形式でした。
その場にいた人数は、
たしか５人くらい。
一人、一人、話が進みました。
コンサルタントの男性は、
一人一人の良いところを
みつけて褒めています。
とうとう、私の番が回ってきました。
私はドキドキしながら、
キネシオロジーを仕事にしたいこと、
キネシオロジーが素晴らしいことを話しました。
でも、その日、
歯車はかみ合いませんでした。
その時のコンサルティングでは、
すごく、すごく、ショックな
ことを言われたのです。
彼は口を開くと、
おもむろに話し始めました。
「あなたみたいな人は起業にむきません」
「起業は辞めたほうがいい」
「あなたは癒されていません。だから、まず自分を癒してください。」
一瞬、頭が真っ白になりました。
だって、まだひよこにもなっていない卵の私が、
すごい人に、そう宣言されたのですから。
死刑宣告みたいだった。涙
家に戻って、泣きました。
30分話しただけの、その人に
私の何がわかるのだろうか？
私は、ただ前に進みたいだけなのに。
それさえも許されないのか？
泣きながら、その日のボイスメモに
「ばかやろう！」
という題名をつけたのです。
そして、そのあと、
心の奥底で私は決めました。
私は私をあきらめないことを。
それから、私の必死の日々が始まります。
キネシオロジーで自分の潜在意識を探り、
調整していきました。
セッションも積極的に受けました。
自分を癒すってどういうことだろう？
私が私を癒す目的はただ一つ。
自分の夢を叶えるためだったのです。
そして私は、
その数か月後、起業しました。
その時、起業９日目で
セッションの予約は３ヵ月待ちになり、
そして、その数か月後年商８桁を超えました。
私は私をあきらめなく良かったと、
心から、想ったのです。
この話は、少し続きがあります。
その人は、たぶん、
私の顔も名前も憶えていないと思います。
その人にとっては、何年か前に
２時間ほどのお茶会にいた、
起業に憧れる、その他大勢のうちの一人。
それが、私です。
今日、ふと思い出して、
彼のFacebookを覗いてみました。
その人は昨年、大病をして
車椅子の生活になっていました。
けれども、歩くことを目指して
リハビリしている写真が載ってました。
「1～2年以内には歩く！」と
書かれていました。
この何年かで、
彼には彼の時間が流れていたのです。
あきらめないで頑張ってほしいと思いました。
もちろん、きっと
あきらめるような人ではないと思います。
私も自分をあきらめなかったら、
違う風景が見えました。
あの時言われたことは傷ついたけど、
でも、だからここまで来れたのかな？とも感じます。
感じた怒りは、もう書き消えていて、
私、癒されたんだなって思うのです。
起業は、一人一人のストーリーがあります。
起業は自分と向き合う作業でもあり、
深い癒しでもあるのです。
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稼ぐ力診断御感想
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ここまでわかるとは驚きました。
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