抗がん剤投与2回目後-1 | みりんとごまとえびとハクの美味しい生活

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しましましましろ姉妹の、のんきな日常。
先代のぽんずのリンパ腫闘病記も残してあります。

ぽんず、先週よりは元気です。先週はベッドの下に引きこもりっぱなしでしたが、今週はまだ外に出て来る気力があり、ぼちぼち遊んだりもしています。

D-フラクションを混ぜたご飯はまだ食べてくれるのですが、毎日の服用が必要なステロイドと胃薬を混ぜると、途端に食い付きが悪くなります。かなり苦い薬で、ここ数日はラードに混ぜて鼻先にくっつけて舐めさせていたのですが、今度は私の一挙手一投足に怯えるようになりました…。

さすがに凹みます。薬を混ぜたラードを鼻先に持って行こうとした時、悲しそうに怯えて潤んだ目でじっと見つめられてしまいました。どうしてそんな酷い事するの?と言っているようで、それ以上は何も出来ませんでした。

錠剤は飲んでくれません。ご飯に混ぜて粉薬を飲ませても、多くても7割飲めば良い方です。だから一旦、自分で飲ませるのは諦めることにしました。病院に行くのもこの子は嫌がりますが、家の中で私まで敵になるよりは、毎日病院に連れて行く方がまだマシな気がします。ステロイドを毎日飲ませるのは後2週間で、注射も一回の支払いは確か1500円位だから、ぽんずにストレスがたまる位なら、私が動いた方が良いです。

何回苦い薬をあげても、5分経つと忘れて甘えてきます。まだ、味方だと思ってくれています。出来るだけ、ぽんずにも自分にもストレスがかからないような方法を取りたいものです。

抗がん剤治療までしておいて薬をあげられないなんて、私は甘いんだと思います。自分一人で猫と向き合う事が出来ません。でも、これから寛解まで1年半続く予定の治療で、途中で終了してしまう可能性があって、それがいつ来るかも分かりません。何もしなければ、メンタルがどんどん削られてしまいます。

頼れるものは頼って、手を抜ける所は抜く事にします。ぽんずだけでなく私も楽なのが、一番良いと思うのです…。

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無理矢理薬を飲まされたので、やさぐれ中。