なぜか、また小笠原に行ってる夢をみておが丸に乗る所で目が覚めた6月3日。


3日間お世話になった県庁前の休憩場も今日でお別れ^^

photo:01




昨日結構お酒を飲ませていただいたので、だ~らだらしてると、7時に(°_°)





まずいまずい。

片付けて出発しなくては^^;


昨日賑わってた小学校には登校してくる子供たちの姿が。
あれだけのお祭りも終わってしまえば、元通り。

当たり前でもあるけど、ちょっとさみしい^^;




そぅいえば昨日、こんなシール貼って貰ったんや^^;

photo:02




昨日の焼肉屋さん‼






ではでは、やっと福島を離れます‼
宮城県仙台へ向かいます。


4号線で80キロほど。
まぁ夕方にはつくやろ‼


photo:03



今日もいい天気だ‼


梅雨入りした所もあるみたいやけど、東北はまだそんな雰囲気を感じさせません^^




ただ北に上がっていくと、風が冷たくなってくる。








そして、今日は毎週楽しみにしてる、バナナムーンゴールド(ラジオ)の配信日‼
片耳にイヤホンをつけて、笑いを堪えながら走ります^^

一曲の音楽が流れてきました。
たった5分の歌が人の気持ちを簡単に変えてしまう。
そんな一曲でした。
なんどもリピートして聞いてしまった^^;

歌の持つ力に圧倒される午前中でした。






歌を聞き入ってたり、
景色に見惚れたり、
坂を登ってたりしてるといつの間にか宮城県に入ってた(ー ー;)

気抜いてた。


今度からは注意しよ。












新しい県に入るとまず寄る所があります。


コンビニ‼


目的は、その県の観光雑誌の立ち読み^^;


それでいけそうな所を寄って北上するって根端です笑

僕が興味をもつ観光地は大体、山奥だったり、内陸だったりする。

4号線はどちらかというと、海よりやから、雑誌見た所でどこも行く気ないんやけどね^^;
















しかーし‼‼

雑誌で見てしまった景色が頭から離れず、行き先変更の予感が(°_°)


photo:04



蔵王御釜


距離もそこまで遠くはなさそう。
約35キロ。

photo:05



ただ標高が1800mぐらいある。








悩んでたってしゃーない‼
3~4時間ぐらいあればつくやろ‼

今13時。
遅くても5~6時にはつけるはず‼




よし‼仙台行きはやめ‼^^


蔵王御釜へ進路を書き換えました‼







さぁ勝負‼

photo:06




長い登りが続きます。
どんだけゆっくりでも進んでれば必ずゴールはやってくる。

負けてたまるかい‼









エコーラインを5キロほど進むと、まるで、「登り切ってみせよ」と言わんばかりに、仁王立ちしている鳥居が現れました。


photo:10






なるほど、
挑発してるんやな。


望むところ‼











こっからが地獄の始まり。
24変速のギアで一番軽くしても立ち漕ぎでしか進めない難所だらけ。


ヘアピンカーブの連続。

照りつける太陽。

汗でTシャツの色も変化していきます。




個人的に結構登ってきたつもりやったので、休憩がてらにナビで残りの距離を見る事に。

行き先変更から1時間半。
残り15キロ。
あとちょっと‼
って思うかもやけど、この時の時速は早くても7キロ。
最低でも2時間はかかる。



け、計算通りじゃないか(・・;)







午後3時ごろになると、標高も上がり風もかなりひんやり。
太陽もだんだんと傾いてくる。


こぅなると、最悪たどり着かないってパターンもあるぞ。


寝床にも気にしながら先へ進みます。






急斜面の中カーブの連続。
景色もそんな変わらん。

ってことで、後20回曲がったら山頂までいける‼



と勝手に決め事。



エコーラインに突入したばっかりに通り過ぎた車とすれ違いました。
おそらく、山頂にいって帰ってきたんだろう。



そんなに遠くない。





はず。


カーブ15個目







photo:07




道の横にはまだ溶け切ってない雪の塊が見えてきました。

とんでもないところまできてしまった。


でも公開はしてない‼


ただ20個のカーブをあっさりオーバー。
+10でカウントし直し。












5時半。

ここでカーブ31個目。





全く山頂に届く気配はありません。






休憩して、車で通りかかった人に山頂までの道のりを聞いてみると、まだ結構登るみたい。


なーにー(´Д` )

6時には到着の予定が。

け、計算と違う。



今日はこの辺りでキャンプします。
標高約1400m

photo:09



寒い
風強い
誰もおらん
聞いたことない動物の鳴き声聞こえる


山の怖さとドキドキを感じながら夕食を作ります。







やっぱり怖さがあったから、できる限りのオシャレな気分に浸って、

photo:08



お酒とお菓子をぽりぽりして気を紛らわす^^;



やる事がなくなったので7時に就寝。







そんな時間に寝ると12時頃にはまた起きる。


トイレに行く為に風が吹き荒れるテントの外に飛び出しました。

























月が出てる訳でもないのに、あたりがほんのり明るい。




なんじゃこりゃーー(°_°)


空には無数の星が‼
天の川まで‼

トイレに行く事なんて忘れて、寒い中地面に寝転がって星空を眺めていました。


人生最高の星空でした‼

僕のカメラじゃ星空を捉えれないのが、残念でなりません(;_;)


○○光年ってよく聞く。
詳しくはわからんけど、
この星の光が想像もつかないぐらい時間をかけて自分の目に飛び込んで、感動を与えてくれてる。


今、目に写ってるのは、人口的な光は一切なく、本来あるべき自然の光だけ。

他には、山、木、そして体にぶつかる風。

作られた物と言えば、僕が乗ってきたチャリとテントぐらい。




僕の好きな景色が山奥や内陸、人が行きにくい所にある理由が少しわかった気がした。

人の手を加えられていないものに興味をもって感動する。




ありがとう星空^^
また一つ自分の心をクリアにしてくれた。













さてさて、明日も朝日が楽しみだ^^





iPhoneからの投稿