ビストロ ヒマワリの
後藤 聖名(ごとう みな)です。
先日の冷たい雨と風にも負けず
神戸の桜の花は 辛うじてまだ咲いてくれています。
先日、いつもお世話になっている
淡路島の 森本自然農園さんから
お野菜と一緒に ネギ坊主が 届きました。
ネギ坊主と言えば
子どもの頃、ネギ畑 一面に ネギ坊主が
風に揺れているのを見ながら
遊びました。
あの、何とも 可愛い、風変わりな姿と ネギ坊主という 名前にも
妙な親しみを感じていた気がします。
届いたネギ坊主は まだつぼみですが
これが食べられるのだとは
知りませんでした。
丹波の鹿のロースステーキのお供になった
ネギ坊主。
食べると やはり この時期の花らしく
ほろ苦いような その上、ネギの甘みもあります。
パルマの生ハムのサラダも 花盛り！
大根の花、ルッコラの花、のらぼう菜の花。。。
菜の花ってアブラナ科の野菜のお花の総称で、
勿論 お花だけを栽培して食べる
専用の菜花もありますが
大根、白菜、キャベツ、小松菜…
みんな 可愛い 菜の花を咲かせてくれます。
子どもの頃 ご近所の畑一杯に咲いている
菜の花が 可愛くて 摘もうとしたら
怒られました。
菜種を取るからです。
田んぼのあぜ道に咲く 可愛いレンゲの花も 摘もうとしたら おじさんに怒られました。 レンゲは肥料になるのです。
少しほろ苦いけれど
全部子ども時代の
楽しい春の思い出です。
どの菜の花も
ちょっと ほろ苦いのは
花の後、これから 子孫を残す為
種を付けるので
大事な時期に 食べられないように
固く、筋張ってきて 更に苦くなります。
身を守る為に 自ら毒を出すのですね。
普段は 柔らかいハーブなんかも やっぱり 花の頃は 硬くなって 美味しくなくなります。
俗に言う 「とうがたつ」というやつですが
自然の摂理は凄いですね。
だけども この毒も少しであれば
人間にとって
クスリにもなります。
毒をもって 毒を制す
という言葉もありますね。
過去の記事にも菜の花について
書きましたのでよろしければお読み下さい。
「春の野菜のはなし」
花盛りの春を 目一杯楽しみましょう！！
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