欲望のバージニア Blu-ray/TCエンタテインメント
¥5,076
Amazon.co.jp
LAWLESS
製作年度:2012年
上映時間:116分
製作国・地域:アメリカ
監督:ジョン・ヒルコート
製作:ダグラス・ウィック、ルーシー・フィッシャー、ミーガン・エリソン、マイケル・ベナローヤ
製作総指揮:クレイトン・ヤング、ジェームズ・レイセク
原作:マット・ホンデュラント 『欲望のバージニア』
欲望のバージニア (集英社文庫)/集英社
¥1,026
Amazon.co.jp
脚本:ニック・ケイヴ
衣装デザイン:マーゴット・ウィルソン
音楽:ニック・ケイヴ、ウォーレン・エリス
出演:シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ガイ・ピアース、ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャスティン
1931年、バージニア州フランクリン。そこは、禁酒法時代にあって、酒の密造がもっとも盛んな街のひとつ。そんな無法の街で密造酒ビジネスを手がけるのが、ハワードとフォレストのボンデュラント兄弟。2人の弟で末っ子のジャックは牧師の娘バーサにご執心で、自分も早く大きな商売をしたいと野心を燃やしていた。一方、都会から流れてきた謎めいた女マギーが街に現われ、兄弟が経営する酒場で働き始める。そんな中、新たな取締官レイクスがフランクリンに赴任。すると彼は着任早々、密造酒業者に対して高額な賄賂を要求、従わない者には容赦のない制裁を行っていく。同じようにボンデュラント兄弟にも賄賂を要求するフランクリンに対し、決然とこれ拒否をするフォレストだったが…。(allcinema ONLINEより)
(↑ほとんどお話の流れが全部わかっちゃう感じの予告編です。)
【ネタバレあります。】
ジョン・ヒルコート監督、シャイア・ラブーフ出演の「欲望のバージニア」を観ました。
前に、CS放送でやっていたものを録画しており、タイトルからなんかつまんなそうだ・・・と放置しておりましたが、トム・ハーディ熱が冷めやらないために、観ました。
勝手に想像していたより、おもろしろかったです。
禁酒法時代に、ボンデュラント兄弟(長男:ハワード、次男:フォレスト、三男:ジャック)の悪徳取締官(ガイ・ピアース)との戦いという感じでした。
いつも私は、悪役を応援するという癖がでてしまいますが、本当に心の底からのゲスっぷりで、見た目からも嫌われる気マンマンで嬉しくなる悪役のガイ・ピアース。
一瞬で都会から来たマギーに心奪われる三兄弟とは違って、興味はたっぷりあるのに「汚い女」と言ってビビらせる感じがたまりません。
トム・ハーディ演じるフォレストがかっこよすぎるため、マギーさんの気持ちは、わからんではないですが、全裸アタックは、かなり勇気がある行為だと思います。断られた時の衝撃は、はかりしれない。ただ、絶対、断られないという確信があるんだなぁ。えぇなぁ。すごいなぁ。いい女はえぇなぁ。ただ、愛用の帽子をさりげなく椅子にかけたり、ってけっこう親密でないとできない気がしますが、さりげなく、距離感縮めてくるなぁ、都会の女は、すげぇなぁと、やっぱり、トムさん好きのために、歯ぎしりしながら観ておりました。(なんで、ライバル視しているのか。)
それに比べて、三男の恋愛模様は、にこにこ観ておりましたが、浮かれて、アジトみたいなところにつれていくのはいただけない。そのおかげで、あんないいやつがさぁ。本当に、この子ばっかりかわいそう。最後の団欒も、この子はこういう幸せも味わえなかったと思い、複雑でした。
長男も荒くれ者って感じですが、ふんわり(暴力的な部分もあるけど)弟たちを見ている感がありました。酔っ払って大事なところでいないけど。。
トムさん、首に、ナイフぎ~って横にひかれてましたけど、死ななかった。あれ、ホントに死んだと思った。血の吹き出し方から。やっぱり不死身。
ゲイリー・オールドマン、ゲスト出演なのかしら。ただひたすら、かっこいい悪い奴を短時間演じてました。ゲイリーさんと、トムさん、「裏切りのサーカス」では、お二人とも全く違うタイプを演じられていて、やっぱりすごい人たちだなぁと改めて思いました。
出てくるキャストのみなさんが、それぞれ魅力的で合っていましたが、なんか思い出話がかなり綺麗な雰囲気に仕上がって、この一族の方が観たら、相当喜ばれるんだろうなぁって思いました。
オススメ度:★★★☆☆
トム・ハーディ出演場面だけ二度見した度:★★★★☆