【湿布の副作用で医師に
「一生治りません」と診断される】 というブログのリンクにコメントしたのがキッカケで、長年の友人と再会しマテ茶をもらい、マテ湯について教えてもらった。

その夜、仕事を終え帰宅し緊張がとけると、いつもの様に汗をかきやすい場所や、下着が触れる場所にそって、帯状に赤く腫れ上がっている箇所が、とても痒くなってきた。
掻いてはいけない事はよく分かっているが、とても耐えらずに掻きむしってしまい、患部はますます悪化し、まるで帯状疱疹の様にひどい状態になっていた。

こんな時は一刻も早くお風呂で汗を流し、痒み止めの薬を塗るのが常であるが、この日はマテ湯を試してみようと思った。

マテ茶をお茶パックの袋に入れて、湯船に沈めると懐かしい匂いがした。
二十代半ば、私はブラジルのリオデジャネイロのスラム街に二年間住み、毎食後 砂糖を入れた甘いマテ茶を飲んでいた。
その懐かしい匂いがしてきて、しばらくすると、お風呂の水がうっすらと緑がかった茶色になってきた。

毎日がお祭りの様だったリオでの暮らしを楽しく想い出しながら、しばらくマテ湯に浸かっているうちに、全身の痒みが和らいできた。
全身の毛穴が開いて、身体の芯から汗と老廃物が滲み出てくる様な感じがした。
その夜は、痒み止めの薬を塗らなくても ゆっくりと眠る事が出来た。
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友人からもらったマテ茶は、葉と茎が入った茶葉と、粉状になったものの二種類である。


粉状のものは、マグカップに入れ、お湯を入れてさましてから麦茶代わりに飲む事にした。

茎も入ったものは少し苦味があるが、さっぱりとした味なので、食事の後などに頂く事にした。マテ湯にしたのはこちらである。

マテ茶の苦味は、ゴーヤの苦味をものすごくマイルドにした感じのものなので、慣れるとさっぱりとして美味しく感じるが、最初は人によっては違和感があるかもしれない。
その場合は、豆乳やお好みによって砂糖などを入れると、初めての人でも美味しく頂く事が出来ると思う。
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翌日も仕事を終えてから、ぬるいマテ湯でゆっくりとリラックスした。
皮膚の痒みはほぼ無くなっていて、皮膚の赤みもかなり薄くなってきた。

マテ湯とマテ茶を数日続けるうちに、全身が赤く腫れ上がっていた皮膚炎はすっかり良くなっている。
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マテ茶は、飲むサラダとも称されるほど、鉄分・ミネラル・カルシウム・ポルフェノール分が豊富なお茶で、主にブラジル・アルゼンチン・パラグアイの三ヶ国で生産されている南米の国民的飲料である。

マテ茶は、もともとアルゼンチンとブラジルの国境にある イグアスの滝を中心とした五百キロ圏内で自生していたモチノキ科の灌木(かんぼく)の葉や茎を粉砕・精製して茶葉にしたものである。

その辺りの土地は、火山の溶岩が長い年月をかけて風化して出来た土地なので、多量のミネラル成分が含まれており、大量に土の中に含まれている鉄の成分が酸素と反応して、レンガ色になっている。
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リオに住んでいた時に仲が良かった友達と、思い付きで「イグアスの滝へ行こう!」という事になり、カブトムシ型のワーゲンの中古車を買って、ひたすら西に向かって走った事がある。

赤茶けた土地が見渡す限り地平線まで続き、そこへ向かう真っ直ぐな道が、まるで蜃気楼の様に灼熱の中にゆらゆらと揺れているばかりで、滅多に交差する道もない。
毎日そんな日々が続くと、運転にも飽きてしまい、アクセルにレンガを置き、ハンドルを肘で固定して、スイカを食べながら夜明けから日没まで十数日走り続けて、やっとイグアスの滝に辿り着いた記憶がある。
暑さのせいで毎日何度もタイヤがパンクし、自分達で修理するしかなかったので、うんざりするほど日数がかかってしまった。

あの荒涼とした赤茶けた土地では何も作物が出来ないのではないかと当時は思っていたが、実は鉄分等が豊富な土地なのだと、今回マテ茶の事を調べてみて初めて知った。
そういえば、旅行に同号したブラジル人の友達が「マテ茶は鉄分が豊富で栄養満点なんだよ」と話してくれていたっけ。


ワールドカップを観ていて、南米の選手が強いのは、たっぷりミネラル分等が含まれた土地で作られた作物や、その作物で育てたられた牛の肉をしっかりと食べているから、身体がしっかりしてるのかなぁと感じた。

ブラジルでは、生活必需品である野菜や肉や果物はとても安いので、私が住んでいたビジガルというスラム街の人達は毎日栄養バランスの良い食事をしていた。
あの頃の様に、ちゃんとバランスの良い食事をして、陽気に暮らそうと思う。

マテ茶とマテ湯のおかげで、生活を見直す事が出来、キッカケをくれた友人にとても感謝している。

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マテ湯ってなぁに? - マテの樹は地球からの贈り物 

https://bit.ly/2KuI5kc 


マテ茶とマテ湯の作り方 

https://bit.ly/2INWKSK  


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【湿布の副作用で医師に
「一生治りません」と診断される】 
https://ameblo.jp/0163533544/entry-12372008709.html 

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