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昨日の記事の続きです
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忘れられない思いがけない事件(?)は、
もう1つあります。
当時、私は結婚をしていましたから、
家事は勿論、嫁である私が全部をこなしていました。

お手伝いをしてくださる女性も住み込みで
いてくれてましたが、それでも主人のこと、
子供のこと、全て頑張っていました。
当時の主人は、家の事は勿論何もわからない。

どこに何が入っているのかも、
入院前にタンスにシールを貼ってきたものの
それまでは全て私任せでしたから、
日々の生活は大変だったと思う。
そんな中、海外へ行く為の荷物が
どうして良いかわからずお手上げだと、
SOSの電話が入った。

それも、手術の3日前の朝に外出許可をもらって
家に帰り荷物を作って欲しいと、言うのだ。

時に甘えん坊で子供のような所があり、
男子たる者厨房に入らず、、、みたいな所の
あった方でしたから、
決して悪気があった訳ではなく
相当困っての電話だったようだ(笑)

苦笑しながらも主治医に話しをしてみると、
先生は「はぁー?」と、絶句状態。

そりゃそうですよね〜〜。

手術を3日後に控えた患者が
3時間の外出許可を頼んできて、
何か一大事?と思ったら、
出張の荷物を作りに行くって、、、(^。^)

とにかく、呆気にとられている先生を
説得して私は急いで、
パジャマの上にガウンを着て、
なくなった髪の毛を隠す為に
ナイトキャップを被り
マスクをして、家に急いだ。

手術が近い事はマスコミも感じていたので、
病院内外には大勢の人が待機していましたが、
まさか手術間際の私が、
そんな格好で玄関から出て行くなど
思ってもみなかったのだろう。
サッと、抜けられる事が出来た(笑)

家に着いて、びっくりするお手伝いさん達にも
お願いして、急いで大きなトランクに
日にちごとに衣類を分けて入れ、
洗面用品などを手早く詰め病院へ
トンボ帰りをしたのだった。

病室に戻り、久々に外へ出た興奮と刺激に
ちょっと疲れて、ベットに横たわりながら
自分がまだまだ必要とされているんだ、、、と
実感が湧いてきて、間近に控えている手術にも
改めて真剣勝負で立ち向かえるような
気がしていました。

そして、手術前日。

それまでに 手術に必要な検査を一通り済ませ、
お腹を空っぽにする為に
数時間おきに下剤が処方され、
ゆっくり眠る為に安定剤などもいただき
着々と手術の為の準備を整えていたのでした。

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克基と仁美と遊んでくれた東山紀之さん
2人とも本当のお兄ちゃんのように慕っていました


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