昨日からいのち煌めいて【第8章】を更新させて頂いております(^^)
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傷口の痛みに苦しむ日々が続いたけれど、
先生の要求は日に日に増すばかり(T ^ T)
上半身を、起こすように
ベットに座るように
ベットの脇に立ち上がるように
私も「無理だし!」と、
ムカつきながらも、
負けず嫌いの性格のおかげで、
歯を食いしばって応えるように努力し、
4日目くらいだったか
ベットの脇に自力で立ち上がる事が出来た。
紐を手繰りながら身体を起こし、
とりあえずベットに座り床に足を下ろす。
もうそれだけでズキズキとお腹は痛いし、
冷や汗がでてくる。
顔をしかめながらも
やっとの思いで立ち上がると、
更に激しい痛みが走った。
とにかく管を手で持ちながら
何とか立ち上がると
脚はワナワナと震えガニ股状態。
何とも情けない格好だった。
そんな様子を見て、
先生は優しい口調で、
「よく頑張りましたね。患者さん自身が治ろうとする 前向きで積極的な意思、思いが何よりも大切なのです。病気の回復にも大きくかかわるのですよ。」と、褒めてくださったのでした。
何よりも子供たちが
サマースクールから帰って来るまでには
少しでも元気な姿を見せたかった。
たくさんの管につながれたまま
動けずに横たわっている
母の姿を見せたくなかった。
そんな思いで1日1日を過ごしていたのでした。
この子供達と会えない時間は
寂しい思いはありましたが、
とにかく手術は成功し、
少しずつ治って来ていると実感してきたのでした。
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【いのち煌めいて】