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待ちかねた克基と仁美が帰ってきたのは
手術経過も良く、身体も随分楽になってきた
8月20日。
午後2時過ぎに京都駅に着き、
そのまま病院に直行して来てくれた。
今か今かと心待ちしていた。
病室のドアが勢いよく開き、
先に飛び込んで来たのは克基のほうだった。
出発の時はお兄ちゃんらしく涙を我慢して
妹を引っ張って行った克基が
先に私にすがりついてきたのだった。
そして堰を切ったように声をあげて泣き出した。
一方、仁美はベットの私の隣に座り
両掌を握りしめ懸命に泣くのを
堪えているように見えた。
私も涙でくしゃくしゃの顔で二人を抱きしめた。
一か月ほどしか経っていないのに、
何年も会えなかったような気がしていた。
何度も何度も子供達に頬ずりをして
嬉しさに震えるほどだった。
やっと子供達が帰ってきた!
そして、その後しばらくして最後の治療
放射線治療が開始された。
急に大人びた感じだった仁美
逆に克基は、 少し腕白、甘えんぼになったかも、、、(笑)
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