どうも、中庭です。


今回は以前の記事「パーマの話」の続きです


前回はパーマのかかる仕組みを簡単に解説しました(^^)

①ワインディング

②1液塗布(還元)

③2液塗布(酸化)


今回は極力ダメージをさせないパーマをかける為の技術として②の「還元」にスポットを当ててみたいと思います

前回の記事を未読の方は→こちら♪



「還元」っていうのは髪の中のつながり(シスチン結合)を切る作用の事です


これが髪の中のシスチン結合のイメージ


で一液をつけて還元させた状態がこれ
(図は雑なのではなくアートだと理解下さい)




で、パーマをかける上でとても大切なのが


いかにダメージさせないで


求めるウエーブ(カール)を表現するかです
(今回はデザインの話は置いといて)


髪は一度ダメージさせてしまうと


修復にかなりの時間が必要です(って言うか治りません)

その辺は → こちら をご覧下さい



その、出来るだけダメージさせないパーマの為に最も大切なのが還元のさせ方です

髪を還元させる時に同時に軟化と膨潤という作用も係わります

→ 軟化・膨潤・還元 は こちら



で、その還元(と軟化・膨潤)を必要以上にさせない事が髪の負担を軽減させるのにとても大切です


髪のダメージを野球に例えてみます

野球にはストライクゾーンがありますよね

自分がダルビッシュになったつもりで以下の図をご覧下さい



バッターはかなり個性派ですが置いといて

これはストライクゾーンの広さをイメージしてます

髪のダメージにたいしてのパーマの適切な強さ=還元(と軟化・膨潤)の許容範囲



A が健康な髪

B がちょっとダメージした髪

C かなりダメージした髪


このストライクゾーンを大きく外した球を投げれば髪は必要以上に痛みますし


タイガーにぶつけてしまえばビビってしまう事もあります

毛先がチリチリに...



こうならない為に


とくに「C」の様なハイダメージの髪にパーマをかける時は「保健」をかけながらの投球が必要になります



イメージで言えばマウンドから豪速球を投げ込むよりも


近くからゆっく~り


ていね~いに


投げる




パーマで言えば



ゆっくりじわじわ



髪の内と外に少しずつ



パーマを効かせる(還元させる)



という「低アルカリ高還元」という



パーマの薬剤で対応します



以上、今回は極力ダメージをさせないためのパーマのアプローチとして

「還元」についてのお話しでした



でも、ダメージした髪に旨くパーマをかけるより

ダメージをさせないようにケアしていくのが一番なんですが(^^)


一度ダメージしたら治りませんからね!


っと言うことで次回は③酸化についてのお話しです




つづく♪







って、あれ?



ダルビッシュあんまり関係なかった!!


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