󾁀221回目󾁀


ちょい長いよ!


劇団アカズノマ 『Enigma 不可逆な友情』

無事、千秋楽を迎えることができました。


例外的天賦保管安置所。別名、監獄で

ミク役を演じさせて頂きました。


ミクは、リクという女の子の、もう1つの人格が体現化した、生み出された存在です。

質量がなく、重さもなく、人間ではありません。


何においてもリクを守ることが全ての価値観で、すごく攻撃的な性格で

でも、実は孤独や苦しみと戦っていて、自分は生まれて来なければよかったと思っていて

きっと、リクにとっての辛いことはミクが全て受けてきたからこそ

最後のシーンで、看守長であり母親であった真桜を許せなかったんだと思います。

最後、ミクは消えてしまいましたが、きっとリクの心の中で生き続けていると思います、!


そして、6歳から舞台を始めた私が

今回初めての殺陣にも挑戦させて頂きました。

ちゅちゅちゃんと1対1で戦うというまさかのシーンで…!

るみちゃんがつきっきりで、私とちゅちゅちゃんに教えてくれました、、


そして、今まではファンタジー系やコメディ系に出ることが多かったので

こんなにシリアスな舞台も初めてでした。


ななほちゃんに喧嘩を売ったり、ちゅちゅちゃんと戦ったり

実際には絶対経験しないことをしました笑笑


NMB48の先輩で、去年卒業された

ちゅちゅちゃんとななほちゃんには本当にこの期間お世話になりました。


まさかの、この現場で昇格発表を聞くという

本人不在で昇格は初めてだとお聞きしました。

すんごい経験しました。

ちゅちゅちゃんがずっと横でよしよしーぎゅーってしてくれて、頑張ってたもんなあって言ってくれて、

ななほちゃんは、おめ~^_^って言ってくれて笑

共演者のみなさんもスタッフのみなさんも、たくさんたくさん祝福してくださって…

本番30分前に発表されたんですよ。

どうやってお芝居で感情コントロールするんやてな

メイク全落ちしたしな。

その回開演してもまだメイク直してましたわ。出番早くなくてよかったほんま


お稽古が始まったばかりのときは、本番までまだまだあるなーと思っていたのですが

時が経つのは本当に早くて

気がつけば初日の幕が開いて、千秋楽を迎えていました。


お稽古期間中、自分のできなさに落ち込んだりイライラしたりしたこともたくさんありましたが

共演者のみなさんがたくさん支えて下さって

最後までくることができました。


このご時世で、全員揃って千秋楽を迎えられるというのは本当に当たり前のことではなくて

携わって下さったスタッフのみなさん

そして舞台を観にいらして下さったお客様

本当に感謝しています。


ミクに、監獄のメンバーに、もう会えないと思うと

寂しくて仕方がないのですが

ここで学んだことを忘れずに、また頑張っていきます。

みなさんのことがだいすき!!!

寂しくて仕方がない!余韻がすごい!!

舞台って、期間中は家族よりも長い時間一緒に過ごして、そのときの家族みたいな人たち

そして、本番が終わると今までのことが嘘のようにバラバラになる。きっともう会わない人もいる。

その寂しさにのまれそうになる感情が嫌いだけど嫌いじゃない。

舞台って、そうなんだよね。

それを含めて舞台なんだよね。


大尊敬している、石塚朱莉ちゃん主催の舞台に出演させて頂けて

声をかけて頂けて本当に嬉しかったです。


本当に幸せでした。

生きててよかった!!!


改めて、本当にありがとうございました!



囚人番号00  河野ミク