号泣する脳内多動女。~ 療育園の遠足に思うこと それは全然、当たり前のことじゃない~ | うっかり女子でもちゃっかり生きる♪ADHD不注意優勢型・雨野千晴☆いつもココロはあめのちはれ☆

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頭の中が多動なADHD不注意優勢型・37歳で診断された超うっかり者の私でも、毎日楽しく生きられます♪失敗しても大丈夫♥自閉っ子&ADDタイプ兄弟子育て中シンママです。うっかり女子でもちゃっかり生きる私の日常を綴ってます(^O^)/

ご訪問ありがとうございます!
はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/

☆☆☆


先日、ハルの療育園の遠足に行ってきました。

先週は芋掘り遠足、今週も遠足という、愉快なスケジュールです(^o^)/

イレギュラーは苦手なことが多い自閉っ子ですが

遠足は母子分離がないこと(遠足に行って、帰ってきたら解散)、行きのバスの中で、写真つきのタイムスケジュールを先生がくださったこと(さすが療育園♪)などから

ハルは終始ご機嫌で参加することができました。

目的地は、バスで30分くらいのところにある、大きな公園。小動物とふれあえるコーナーや、楽しいアスレチックがたくさんある、なかなか人気の公園なようでした。



バスの中でスケジュールを確認したときに、

「ハル、動物にさわったりなんて、絶対しないだろうな~。f(^_^;」

って思ったんですけど。



「ハル、動物にさわれるんだって。ヒヨコとかウサギとか、いるみたいだよ~♪何にさわってみる?」

って一応聞いてみたんですね。

「さわらない!ヽ(`Д´)ノ」っていうだろうな~と思って。

そしたら、

「ハル、ウサギにする!(。・ε・。)」って。

お~⁉ほんとかい⁉と半信半疑で動物ふれあいコーナーへ。


そしたら、最初はやっぱり

「さわらない‼(  ̄っ ̄)」

って言ってたんですね。

やっぱりね~と思って。

「そう、じゃあいいよ~♪」

っていいながら、私はかわいいうさちゃんを抱っこして、ふれあいまくってたんですね。

それを、じーっと横で見ていたハル。


「あれ?やっぱりさわってみたいのかな。」

と思って、ハルの手をとって、ちょっとだけウサギにさわらせてみました。

そしたら。

そのあとはハル、自分からさわることができたんですо(ж>▽<)y ☆


これ、1、2年前のABAを勘違いしてた自分だったら

かなり強力に「大丈夫だよ!」と言って、無理強いしてさわらせていたに違いない(^▽^;)

ABAって、無理やりやらせて強化するんじゃなくて、大事なのはスモールステップってことですよね。

そのお子さんの発達の、ちょっと背中をおしてあげればできそうなあたりの課題を設定して

プロンプトや強化子に、その子が課題を達成するお手伝いをしてもらう。


かつての私 無理強い→強化作戦は、だいぶ本質と違ってたよな~と、今振り返って思います。(;´▽`A``


今回は、まず私自身がうさちゃんとの触れ合いを、自分のために本気で楽しんだのも良かったのかな、と思いました。




そしてそのあと、ポニーの引馬体験もやったんですね。

これは、ハル最初から「やらない!」と言っていました。


これまた、かつての自分だったら

「何事も経験!!」とかいって

かなり無理にプッシュしてたと思うんですね。


でも、仮にそれで引馬に乗れたとして。

そこまでストレスをかけて、その課題を達成する必要があるのか。



引馬…まぁないですよね。(笑)


療育でのスキルアップ、苦手の底上げって

日常の中で、その子ができないと困ることや、やっていると生活できないような行動の矯正から優先することが大事なような気がします。


馬に乗って、楽しさを感じられたら、人生は豊かになるかもしれない。

でも、できなくても人生に支障なしですよね♪(°∀°)b

というか、私だって馬なんて乗ったことないしWWW


でも、「うん、いいよ~♪」といいつつ、

「じゃあ、柵の中に入って、お馬さんに『こんにちは』だけ言ってこよう♪」

と、ハルなりのスモールステップ課題はちょろっとぶっこんでみました♪

「乗りたくないなら、乗らなくてもいいからね。」

と伝えて。

そしたら、無事こんにちは作戦は達成いたしました:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




このとき、他のお子さん達は、みんなとっても楽しそうに乗っていました。


これも、かつての自分だったら

「あ~、ハルだけ乗れなかった…orz」

とかいって

ひとりで勝手に落ち込んでたと思うんですけど。



ぜ~んぜんそんな気持ちにならなかったんですね。

むしろ、
「お~♪みんな楽しそうだね!!」
って、

ハルと一緒に、乗馬する子どもたちに手を振ってました。




人と違ってたっていい。

それぞれの子に、それぞれの輝きがあって

他人と比べなくたって、絶対にそれぞれの子どもが幸せになれるようになってるんだ。



そしてそれは、自分自身にも言えることなんだって

ハルを通して出逢った本や人、それと、ハル自身に教えてもらったから。(^ε^)♪





そのあとは、長い滑り台のあるアスレチックでたくさん遊んで。

そして、みんなでお弁当を食べました。



いつもあさがお園には、週一回決まった曜日に通っているハル。

今回の遠足は、それぞれ別の曜日に通園しているお子さん達が、一緒に参加する行事だったので


はじめて会うママさん&お子さんも、たくさんいました。


あさがお園では、特性に応じたグループ分けをしていて

肢体不自由のお子さんは、ハルの曜日には通われていません。

今回の遠足には、そのクラスからも参加されている方がおられました。


お弁当の時間、そのお子さんと近くになって。

ふとお顔を見ると、秋の風がその子の頬にあたって

前髪がさらっとなびいて



とっても気持ちの良さそうな表情をしていました。




バスでの長距離移動(バスで30分って、あさがお園の子ども達にとってはかなり長距離だと思うんです)だったり

動物のあたたかさを感じたり

滑り台も、お母さんと抱っこで挑戦したり


きっと、普段なかなか挑戦するには難しいことにも

たくさんチャレンジした一日だったよね。


なんだか、そのお子さんの表情が、とっても誇らしげに見えたのでした。



そんなこんなで、秋の遠足をみんなで大満喫して

帰りのバスに乗り込みました。






バスの中。

乗り物大好きのハルは、ご機嫌で乗り込み、流れる景色を楽しんでいたのですが。


一日のイレギュラー目白押しの体験疲れや、お昼寝タイムの時間がかかって

大荒れになってしまったお子さんもいたんですね。


先生方が、その子の安心グッズのおもちゃを出してみたり

チャイルドシートをはずして、お母さんが抱っこしてみたり


いろいろと調整しているうちに、その子はかくっと眠りに落ちていきました。


公園ではしゃぐ子ども達の姿。

風感じて気持ちよさそうにしていたあの子も。


その輝きは、定型発達のお子さんと何らかわらないもので


「療育園」の遠足ってことなんて

私の頭には全く浮かんでこなかったんですね。




でも、やっぱりこのバスに乗っている親子は

何かしらの生きにくさを抱えていて。

バスで荒れちゃったお子さんのママ、かなり長い時間を、ひたすら笑顔で応対していたけど

きっとどのお母さんも、それぞれにいろいろな思いを抱えていて。

簡単に長距離移動のできない、肢体に障害を抱えているお子さんもいて。





そうなんだよ。そういう私たちが。


園の先生や看護師さん達のおかげで


あんなに幸せいっぱいに、遠足を楽しむことができて。


みんな本当に、とっても楽しそうで、いい表情をしていて。


あ~、あさがお園に通わせていただいて、この遠足に参加させていただいて

本当に本当によかった。


そしてそれは、全然当たり前のことじゃないんだよなぁ。

超ミラクルスーパーラッキー&ハッピーなことなんだよ!!!!!・°・(ノД`)・°・



って思ったら。

ほとんどの子どもが寝落ちしてる中、


一人涙する脳内多動女。


はい、また完全に変な人になっちゃってました。(;´▽`A``





ところでこの記事、一部移動中にスマホで下書きしていたら
間違えて一瞬アップしちゃったんですね。


タイトルも「あ」とか、適当にいれた状態で(^▽^;)

急いで下書きにもどしたんですけど、ブログ村の新着記事には、タイトルだけ残ったままになってしまって

「あ」という幻の記事が、ランキング35位とかに入ってて( ̄□ ̄;)!!


す、すみません…「あ」の記事を探してくださったみなさま、あれはそんなワケでした(。-人-。)


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