最近花の話題から離れていますが、リクエストもあったので昨日の振り返りを!
昨日は、所属しているクラシックギター合奏団、
アンサンブル・フェリハのメンバーで
第27回ギター合奏フェスティバル に出場してきました。
このイベントは、日本のクラシックギター合奏の発展を願って
日本ギター合奏連盟が1989年から毎年主宰しているイベントです。
今回は大井町にある
コンサートホール きゅりあん 大ホールで行われました。
毎年出場している古株の合奏団から、わたしたちのような出来立てほやほやの合奏団まで年齢もギター歴もさまざまな団体が一堂に会します。
初出場団体は、師匠の所属するクアトロ・パロスや、我々ギターアンサンブル・フェリハほか、合計5団体。
計27団体・総出演者370名というものすごい人数です!!
クラシックだけではなく日本の童謡や映画音楽、ポップスなど
様々なジャンルの曲が盛りだくさんでしたし、人数も数名から40人以上の大合奏団まで、ギター合奏の多様性を感じられるコンサートでした。
他の団体の演奏も色々聴けました。
歴史ある団体の演奏は、やはり安定感が違います!
私たちもそうなりたいものです。
そんな中で、我々は17番目の演奏でした。
演奏したのは日本のギタリスト兼作曲家の佐藤弘和氏が作曲した
Dear Friends という短い3部合奏の曲です。
作曲者のご友人ご夫婦の結婚を祝って作られたというもので
三連符の印象的なフレーズから始まる、あかるく爽やかで綺麗な曲です。
緊張しすぎず、程よい緊張感の中で、お祝いの気持ちを込めて演奏できました。
体調不良の方もいましたが、なんとか全員で本番を迎えられてよかったです☆
本番直前の舞台裏での一枚。
みんな、いい顔してます!!
夜なべして作ったアートフラワーのコサージュもけっこう目を引いたようで、
なにこれいいね!というお声もいただきました。うれしい!!
作曲者の佐藤先生から、師匠にお褒めの言葉をいただいたようで、嬉しい限りです。
これからもみんなで力を合わせて盛り上げていきたいなと思います(^^♪
ありがとうございました。
これでギターの活動のほうはひと段落。
いや~ほっとしました。
演奏会後のお酒の味は格別でした!!
打ち上げにはパロスの
前田先生&多治川先生にもお越しいただき大盛り上がり☆
【本番までを振り返って】
曲を決めたのが5月前半。5か月ほど練習しました。
遠くから参加されている方、仕事が忙しくて途中参加される方、
それぞれ忙しい合間を縫って頑張りました。
普段はわきあいあい練習していますが、
なかなか難所をクリアすることができず苦労したことも。
私のパート内では、テンポがそろわないという問題が発生!
ギターは弦をはじいて音を出す楽器です。
弦をはじくタイミングが少しでもずれると美しくならないので大問題です。
指揮者またはリーダー、同じパートのメンバー、
および他のパートをよく見て&聴いて合わせる必要があります。
でも、弾くことに必死で周りを見る余裕がなかったり、
自分の世界にこもってしまうと、これができないんですよね…
オーケストラが演奏するような広いホールでは
自分の音しか聞こえないようなことも多々あるので、
きちんと演奏できるだろうか?と内心では心配でした。
本番は落ち着いてテンポキープもまずまずでしたが、
引き続き今後の課題だと認識しています。
ただ意外と本番で緊張しすぎないですんだのはよかった。
通常の教室での練習に加えて、
広い場所で長めの練習ができたことが大きかったです
本番を想定した実践練習もできましたし、
ある程度長い時間練習したことで、どんどんまとまりもでてきました。
Facebookのメッセンジャーを利用して、
練習後に録音を共有して皆で課題を振り返ることができたのも有益でした。
なかなか練習で会えないメンバーとも、
メッセンジャーでコミュニケーションを図ることで励ましあえてよかったです。
便利な時代です。
またカルテットを組んでプロの演奏家として活動している先生の
細かい部分まで行き届いた分析・指導は、勉強になりました。
これがダメ、あれもダメって言いたくなるはずなんだけど…
ステップバイステップで課題をつぶしていく必要があるのよね。
ただ、ときどき結構さらっと難しいことを要求されることもあるので
「うっ・・・。そうは言ってもそれができないのよ~!!(後半は声にならない声)」
となることもありましたけどね。
力不足でごめんなさい(^_^;)
それぞれのレベルがかなり異なることもあり、
メンバー各々の課題も様々だと思います。
その過程も楽しみながら、
徐々にステップアップしていきたいものです。
【個人的な課題の備忘録】
・変則的なアルペジオに苦戦。
何となく耳がしっくりこない箇所をいつも間違えてしまう。
・複雑な箇所で音府を読み違えた。
ナチュラルやらシャープやらフラットやら沢山出てくる場所で
音を間違えて取ってしまいました。
しかも間違えたことにしばらく気づかなかった・・・
しばらく音楽から遠ざかっているうちに
譜読みのスキルが落ちていることを痛感。
注意しないといけませんね。
自分が指導しなくてもいいという気楽さからくる油断も少々あり、、反省。
・計画的な練習時間の確保
仕事が立て込んでギターを弾きこむ時間的な余裕がなく、
さらっと弾けない箇所が直前まで何か所か残ってしまいました。
これも、もう少し計画的に練習時間をとることが必要でした。
・ギターの演奏テクニックの向上
テクニック的にはまだまだ未熟なので
今後はもう少し独奏の勉強もして、技術的なレベルアップをはかりたいと思います。
・・・とお恥ずかしいですが忘れないためにざっくり書いてみました。
実はまだまだある気もするけど、大きくはこういったところでしょうかね(恐る恐る)
【まとめ】
ギター合奏の醍醐味って、
仲間と一つになって何かを作り上げることの喜びを
分かち合えることだと思っています。
今回、課題はあるにせよ、こうした喜びを感じられたことは
我々の今後にとって、非常に良かったと思っています。
演奏後、みんなで記念写真!
ご興味のある方はまだ仲間を募集しているみたいですので、
お気軽にお声がけください~!!
※編集後記※
フェスティバルの動画をメンバーのみなくるさんがYoutubeに
上げてくださいましたのでアップしておきます☆
Dear Friends (佐藤弘和) ギター三重奏版 ギターアンサンブル・フェリハ
アトリエ・ノッカ
プリザーブドフラワー作家
野村 絵美子