ご報告 | 柔道家・野村忠宏のブログ 『Nomura Style』

ご報告


全日本実業柔道個人選手権を欠場します。

昨年11月に右肩の手術を受け、再び実業個人選手権に向けてスタートを切りました。まだ万全とはいえないものの、元気な学生達と激しい稽古が出来るまでに回復しましたが、先月末、稽古中に左膝の軟骨を痛めてしまいました。

悪化させないよう可能な範囲で練習を続けてきました。しかし、痛めたのが軸足ということもあり、思うように技がかけられず、少し不安定な状態で力が加わると膝がゴリっとずれるような感覚があります。

試合を楽しみにしてくれていた皆さん、申し訳ないです。自分にとって欠場はツラく悔しい選択ですが、ギリギリまでやれることを精一杯やって、悩み抜いた末の決断です。

しばらく心と身体を休めながら今後のことを考えます。今はハッキリしたことは言えませんが、怪我だらけの体と向き合いながら後悔のない道を進んでいきたいと思います。もうすぐ40歳になる男の決断を温かく見守っていて下さい。


◆ 野村忠宏オフィシャルサイトより

柔道家の野村忠宏 (ミキハウス所属) は、2014年8月23日(土)に出場を予定しておりました「第44回全日本実業柔道個人選手権大会」(以下、実業個人選手権)男子60kg級への出場を辞退させていただくことにいたしました。

野村は、7月29日(火)の練習中に左膝を痛めました。8月12日(火)、医師により「左膝外顆関節軟骨損傷、それに伴う骨挫傷」と診断されました。また、2008年に前十字靭帯再建手術を受けた右膝も、その後、半月板や軟骨がすり減り、衝撃や長年の蓄積で他の部分を刺激して痛みが生じている状態です。医師の診断後も、昨日8月21日(木)まで実業個人選手権の出場に向けて、稽古とトレーニング、リハビリや治療に励んでおりましたが、野村本人の判断により、実業個人選手権への出場は難しいという決断にいたりました。

昨年11月12日(火)に受けた「右肩甲下筋腱修復術」の後、右肩は順調に回復し、実践的な稽古も積み重ね、左膝の怪我がなければ出場する予定でした。

なお、医師と相談の上、今後の膝に治療方針については、経過を見て9月下旬頃に決める予定です。今後の野村の活動については、膝の回復状況により検討いたします。