【書評】あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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さて、本日は僕が昔よく読んでいた
「○○のルールシリーズ」の中から、この一冊をご紹介します。



当たり前だけどなかなか出来ていないことってありませんか?



少しでもそう思った方は、手に取ってみて損はないと思います。


私がこの本を読んだのは、一回目の転職の頃でした。



転職する前に、今の自分には本当に仕事の基礎が身に付いているのだろうか?と思い、読んでみたのです。



「○○のルール」シリーズの良いところは、どこから読んでも分かりやすいこと。



一つのテーマが見開き2ページで書かれているので、手軽にスキマ時間を使って読めるし、読みたい項目だけ順不同で手を付けることも簡単です。





実は、著者の浜口直太さんには実際にお会いしたことがあります。

1対1ではありませんが。


とてもオーラのある方で、自分の専門分野でないことに関しては大きく頷きながらお話を聞いて頂いたのが、とても印象的でした。


そして、自分が目指したい、と思う経営者の一人になりました。




さて、本文の内容ですが、ある程度活躍されているビジネスパーソンの方には、ごくごく当たり前の内容が書かれています。


でも、人には色々なタイプがいらっしゃいますから、自分に馴染むもの、馴染まないものがあるでしょう。



「コレは参考にしてみよう!」と思ったものだけピックアップして実践しても良いと思います。




一つ注意して読んで頂きたいのが、

「知ってて当たり前だけど、なかなか出来ない基本原則」だという視点で読んで欲しいのです。



他の方のレビューの中で、

「新しい事は何も無かった」
「他のノウハウ本のコピーだ」

などと書かれているものを発見しましたが、そもそもそういう視点で書かれている本ではありません。


「皆当たり前だと思っているけど、出来ていないこと」

の振り返りのために参考にするべきだと思います。

当たり前のことって、本当に当たり前に出来てますかね?知ってることと出来ていることは、違うのではありませんか?


僕だって、全部実行するのはなかなか難しいと日々思ってますよ。




余談ですが、この書評ブログを書くうちに、一つ大切な気づきがありました。


「過去に読んだ本の印象は、過去の印象であって今の自分の印象ではない」

ということです。




昔読んだ時は、

「へぇ~!ためになるなあ、でもよく分かんないや(汗)」

と思った本もたくさんありましたが、改めて月日を重ねて読み返すと、違った視点で捉えることが出来ます。


その当時はよく理解出来ていなかったことの「核心」に気づいたりなど、新しい本を読むだけでなく読んだことのある本を読み返すだけでも、とてもタメになりますね。



要は、
「何がが書かれているか」よりも「どんな視点で読むか」が大切なのではないか
と思うワケです。

だから、年月が経って視点が変わると、ガラッと違う本のように感じる。


これが、面白いですよ。読書は。




そんなことで、色々と前置きが長くなってしまいましたが、自分の中でのスキルの確認を主目的に読まれることをオススメ致します。



最後に、私が印象に残った項目をいくつか挙げて終わりにします。




■ 「できません」「不可能です」「無理です」は禁句
■ ギブ•アンド•ギブ•アンド•ギブでいこう
■ 他人と比較しない
■ 経済力より信用力を
■ 仕事は全力で緻密に、結果は楽天的か前向きに











本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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