2019年4月21日(日)
秋田県立体育館にて第9回世界ラートチームカップ が開催されました。
第9回世界ラートチームカップ【開会式&準備編】はこちらから。
13時オンタイムに開始となりました。
3階席まで埋め尽くされた県立体育館内は、今か今かとその瞬間を待ちわびていました。
さぁ、選手入場!!
関係者、主賓のご挨拶が終わり、試合開始。
【1ラウンド】
演技順は、日本(直転)高橋靖彦、ドイツ(斜転)Carsten Heimer、オランダ(直転) Martine van den Boogaard 、スイス(跳躍)Marthias Reich 。はじめの演技者は、日本代表髙橋靖彦選手の直転。
約3,000名集まった観客の半分、いや8割は彼を観に来たと言っては過言では無いと思います。
秋田県仙北市角館町出身。秋田ノーザンハピネッツ所属。
ここで日本チームがジョーカーを提示。
チームカップでは、6ラウンド、勝ち点制の大会で、1ラウンド、各国1名ずつ出場し、演技得点が高かったチームより、4ポイント〜1ポイント与えられる、ポイント制で6ラウンドの合計ポイント数で勝敗が決まるルール。
ジョーカーとは、ラウンドの勝ち点が2倍になる、各国一回のみ与えられるボーナスチャンス!
1ラウンド目、最初の演技者が、髙橋選手、と言うことで会場の熱量も一気に最高潮に
髙橋選手、私の目には落ち着いていたように見えましたが、本人曰く、心臓バクバクだったそう。
実は髙橋選手、日本代表選手でありながら、本大会の事務局長を務めていました。
スポンサー集めは何十社、秋田ノーザンパピネッツの営業さんと回ったと。そして、あらゆる窓口になっていました。
選手兼事務局長って、聞いたこと、無いね!!凄過ぎます!!
その過程を垣間見ていきた私は、演技の1/3が終わった時点で、号泣。
溢れ出す涙を止めることはできませんでした
完全に、会場を味方につけて大きな減点なく、演技を通しました
見事、一位通過。日本、8ポイント獲得で一歩前にでる!!
続いて、ドイツCarsten Heimerの斜転、オランダ Martine van den Boogaard の直転、スイスMarthias Reich の跳躍と続きます。
1ラウンド終了後の各国勝ち点は、日本8、ドイツ3、スイス2、オランダ1という結果でした。
スイスMatthias選手の跳躍で、スタンディングポジションの時点で会場は拍手とどよめき。
国際大会、国内大会でもこのような反応を観客からいただいたことは初めてです。
初めてラート競技をみる方がほとんどであることを確信。
2ラウンド以降がまたまた楽しみになってきました!
【2ラウンド】
演技順は日本(斜転)森大輔、ドイツ(直転)Kira Homeyer、オランダ(斜転)Sanne Romjin 、スイス(直転)Leonie Boota 。
ここでドイツがジョーカーを提示!
昨年の世界選手権にて女子個人優勝、女子直転優勝をしたドイツのエース、Kira Homeyer!
11.30という高得点を叩き出し、見事一位。8ポイント獲得!
映画でお馴染み、La La Land のテーマソングで軽やかに、そして、ワクワクさせてくれる演技で会場を沸かせました。
オリジナリティも満載で、加えて技の正確性、美しさもピカイチ。
彼女は物心ついた頃からラートに乗っている、生粋のラートっ子。というのも、彼女が練習をしているドイツのTaunnustain は、ドイツ代表、世界チャンピオンを何人も輩出している伝統ある強豪チーム。コーチのKatjaも元世界チャンピオンであり、なんとKiraの実の母親です
日本のベテラン、森大輔選手は、一回の大減点はあったものの、しっかりと難度を稼ぎつつ、美しい演技で得点は9.80、2ラウンド目で3ポイントをゲットします。
2ラウンド終了時点で、日本11点、ドイツ11点、スイス4点、オランダ2点の勝ち点獲得です。
さぁ2ラウンド終わったところでブレイクタイム!
沖縄、、、いや、ハムスターアイランドからやってきた、ハム・ラート太郎選手のエキシビジョン演技です。
MC保泉さんの豪華な実況中継付きで、会場を笑いの渦に巻き込みました
ハム・ラート太郎選手の正体は、沖縄在住(琉球大学体操部卒業)上地陽史さん。
個人的に現在、イチオシパフォーマーです。
クリエイターとしての素質も併せ持つ、異色なパフォーマー。
彼を連れて全国各地商業施設などの営業に回りたいです。出演依頼お待ちしております(笑)→ radnozomi@gmail.com
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