宮城県の訪問を無事に終え、東京へ帰る車内からブログを書かせて頂いております!
大震災から9年が経とうとしている被災地。
震災当初から宮城県に伺っているので
もう皆さんとももうすぐ9年の月日が経とうとしています!
今では、親戚の家に帰るような感覚になり、今回もまた縁の大切さを感じる訪問になりました!
前回の訪問時にも書かせていただきましたが
毎回訪問させて頂いている大島に橋が出来、フェリーでなく
車で気仙沼の町まで伺うことができるようになりました。
「体調を崩してもすぐに病院に行くことができるようになった」
「町まですぐに買い物に行けるようになった」と話している方もいて、とても便利になったようです。
しかし高齢者の方からは、「車に乗れないから、生活があまり変わらない」
「フェリーに乗る時に皆んなと顔を合わせていたけど、橋が作られてから皆んなと顔を合わせる機会がなくなった」との声もありました。
そして今回、公民館で大島の方々と話していると大島の人同士が「久しぶり」と話しているのが聞こえてきました。
大島の人達が顔を合わせるのが
前回、私たちが来た時以来だと。
仮設住宅から公営住宅に移ってから、お茶会などなく
顔を合わせる機会がないという事でした。
この言葉を聞いて
次回の訪問では、より多くの方に声をかけさせて頂き
皆さんが少しでも集まれる場を作れればと思います!
そして今回の訪問で多く目にしたのが、こちらの防潮堤の工事です!
まだ沢山の所で防潮堤の工事、高速道路の拡大工事、高台の作成など進められています。
が港や町には、レストランやショップが出来、少しづつ活気が出てきました!
そしてショップに入ってみると
これからより観光業が栄え、人が増え新しい町へと発展していくのを感じました!
宮城県の方々は、愛情深い方が多く温かく迎えてくれます!
美味しい海の幸を食べに行ってみるのも良いと思います(^^)そこでしか食べれない食材もありますよ!
そして最後に震災当初は、町中が火の海になった
気仙沼市唐桑地区の現状のお写真を!
写真を見るとまだまだと感じるかもしれませんが、町の再生には時間をかけ
町の復興と共に被災をした方々の心の復興を着実に進めていく事が重要な事であると思います。
宮城県の方々は、より良い町になるようにと
日々一生懸命、励んでいます!
NPO法人 SUNLINE
理事 阿部恭平