「錆納戸(さびなんど)」さん・・・以前、ブログでも紹介した、織物作家の友人の屋号です♪
その時の生地がこちら↓


「錆納戸」・・・真鍮で出来た格子状の納戸。そこに時間が経ち、あらわれてくる青緑の錆。。。
真鍮は強い素材ではないけれど、この錆の色が何とも美しく、江戸の時代に流行り好まれて使われ、現在も親しまれている日本の伝統的な色のひとつです。
この錆の色のように、時間が経ち、廃れるのではなく趣が増していく・・・そういう物づくりができたら。。。という思いから、「錆納戸」を屋号にしたと聞き、感動してしまいました。

物をつくることへの思いや心、その背景があるって、とても素敵なことですね。

そして、そんな大切な思いから生まれた、2mくらいあるこの生地の一部を使って、
ようやくバッグを1つ。。。
完成しました♪
せっかくの始めてのコラボ作品なので、「錆納戸」色の部分をたっぷり使いました。
「錆納戸」さんも気に入ってくれました
良かった~(ほっ
 丸底面と持ち手はキャメルの牛革で。
 反対側も味のある織り部分です。
持ち手のステッチも織りの生地色に合わせて変えてみました。
写真では見えにくいけど・・・ 

まだまだある残りの生地も、形の違うバッグを考案中。
赤系の部分、茶系の部分・・・また全然違う雰囲気になるんだろうなぁ~と、
製作するのが楽しみです♪