こんにちわ、ぼくニャンまげ。
ぼくニャンまげだってば~!
昨日、12月14日、歌キチさんのライブを観てきました。
昨年秋の、八潮市民音楽祭以来ですね~。
歌キチさんのあのライブがきっかけで、ニューヨーク旅行記「星の鼓動は愛」の連載がはじまったわけですから、ぼくにとっても感慨深いライブでした。
あれから雌伏すること1年、ふたたび、歌キチさんがステージに帰ってきました。
場所は、東中野 music shed Yes!。
ピアニストSHINさんの素敵な伴奏ののち、ライブハウスのドアを開けて歌キチさんが登場です。
さすがステージパフォーマーを自称することだけあって(笑)、毎回見せ方を考えていますね♪
今回の構成は、ラストの「SONG」以外、すべて「レ・ミゼラブル」のナンバーでした。
2年前に書いたイギリス旅行記のタイトル「心は愛に溢れて」もレミゼの中の曲名から取ったくらいなので、ぼくにとってはどれも身近な曲ばかり。
でも、一般のお客さんにとってはどうなのかな・・・って思っていたんですけど、みなさん聴きいっていたようでした。
歌キチさんと良く交わした歌についての会話で、こんなのがあります。
ぼくニャンまげが「いきなりドーン!と盛り上がったところから入って、その後語りだすような歌が好き」というと、歌キチさんは「僕は徐々に盛り上がっていく曲が好きですね」とのこと。
今回、そんな歌キチさんの嗜好が一番表れたのが、レミゼの中ではマイナーな曲であろう、「ジャベールの自殺」だったように思います。
ほぼ語りといった歌い方から入る歌キチさん。
そして、SHINさんの緊迫感のある伴奏とともに、歌は徐々に盛り上がっていきます。
ラストは、手を高々と上げた歌キチさん(ジャベール)の絶叫(自殺)で終わりました。
ジャベールのモノローグ、その後の心の葛藤、そして奇眼の表情を思わせるほどの苦悶の末、セーヌ川に身を投げるという結末。
まさに、一編のストーリーを見るようで、歌キチさんの面目躍如、すばらしかったです!
彼は、本当にこの歌を歌いたかったのでしょう。
そして、ジャベールという役を表現したかったのでしょう。
そのことが良く伝わってきました。
レミゼのジャベールは、無骨なまでに己の信念を貫く男。
それは、歌キチさんそのものだと感じました。
歌が好きだから歌う、表現することが好きだからステージに立つという、単純ながらも確固とした信念が彼にはあります。
そして、その信念を貫き通している証として、毎年必ず、こうして「歌キチ」として、ぼくたちの前に姿を見せる場があるのです。
これからも、歌キチさんを応援していきたいなとあらためて思ったステージでした。
ちなみに、ジャベールが身を投げたのはノートルダム寺院横のノートルダム橋ですが、これも1年前に書いたフランス旅行記「裏切りの遺伝子」に登場していて、今回はいろいろと微妙な部分でこのブログとオーバーラップしていますね(笑)。
歌キチさんは他にも素敵なレミゼのナンバーを歌っているのですが、詳細につきましては、ぜひ本人のブログをお読みください♪
この記事のアップ時点では、まだライブの記事はアップされていませんが、そのうち、たぶん・・・、いやすぐに、うんきっと、書いてくれることでしょう(笑)。
歌キチさん、おつかれさまでした!
次回のステージも楽しみにしています!
【歌キチ・ブログ】