大阪府枚方市多頭飼育崩壊57匹の猫たち ① | ご近所隊としっぽ達のブログ

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「地域猫」と「災害時動物救護」について勉強中です。
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2015年11月28日
本日 多頭飼育現場に連れて行ってもらいました。
2年前に奥様を亡くされその後腰を痛めて
職を失いました。
体の動けない中 この秋以降
毎月の様に子猫が産まれ
現在57匹(自己申告)
トイレは新聞をひいた2箇所のみ
24時間ではないものの「オス」「喧嘩するオス」「メス」と ケージに入れられた猫達
水は食事の時のみだったとの事
食器にはラーメンが入れられ
「猫にラーメンやったらいかんの?でも腹すいたら食べよるよ」
フードがないときはラーメンと人間のご飯を混ぜたものだそうです。
猫たちは ボラさんが急遽差し入れしたドライフードに群がります。
多くの子が猫風邪の為か涙目
特に小さい子達7匹の状態が心配です・・・
将来的に益々増えると懸念される高齢者の多頭飼育
私たちに何が出来るのか?
行政は 市内で現在この様なケースに対して
何をしてもらえるのか・・・
短時間でしたが 体中にしみついた臭いに
活動の厳しさを思い身震いしました・・・

このfacebookの投稿を見られた公益財団法人「どうぶつ基金」さんから
無料不妊手術のお話ががありました。
今まで「飼い主のいない猫」のみの無料不妊手術をしてくださるというのです。
多頭の問題は 現在「行政による犬猫殺処分ゼロ」の最も大きな障害になるかとお思います。
そして関わったボランティアの多重崩壊・2次崩壊へと繋がりかねない重大な社会問題です。

12月6日 45匹を自宅より引き出す。その際 関西TVと共に「どうぶつ基金」さん立会い。

12月7日
6日オス猫25匹をボランティア宅で去勢手術。
7日8日13日でメス24匹オス2匹を一犬猫病院で不妊手術
子猫6匹も治療を受けました。
搬送や 譲渡会場の提供など一犬猫病院さんが協力してくださいました。
手術代金は全て「どうぶつ基金さくらねこ無料チケット」を使わせて頂きます
ペテランの方々のお陰で首の皮一枚で先に進んでいます
本当に感謝致します。

次回譲渡会は1月16.17日(土・日) 
都島区友渕町2-9-3 ユーハイツ1F
13:00~16:00
連絡先 070-5661-2595 しあわせ猫の会

よろしくお願い致します。