猫白血病と終末ケアについて ミルキーの事① | トムとあんずとパンダのニャンコ日記

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飼い猫トムとあんずとパンダと飼い主のドタバタな日常をつづっております。笑いあり、涙あり、怒りあり(o^-')b

我が家にいる保護猫達の生い立ちや保護過程はさまざまです。

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ミルキーちゃん
メス
推定2~3才

まだ若い猫ですが、我が家にてターミナルケアに入りました。猫白血病で再生不良性貧血なんです。あと何日持つかわかりません。


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レンタルの酸素室です

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ファンヒーター位の大きさの装置が酸素濃度30%前後に保ちます。

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酸素室の方が身体が楽なのか、抱っこして~と膝に乗ってきた後で1分位したら自分で酸素室に戻ります。


ターミナルケアで、今のミルキーにしてあげられることは
酸素室の他に
皮下輸液(私が自分でしてあげてます)と
リカバリー系の缶詰フードを少しずつ舐めさせること
位かなー。今はそれで様子を見ています。


ミルキーは150匹犬猫ボランティアさんの保護シェルターでご飯を貰っている外猫出身です。
当保護シェルターで保護されている犬猫は多頭飼育崩壊により保護された経緯があります。
その原因を作った張本人(今は故人)が行政の度重なる指導にも関わらず、再度外猫に給餌をし、増やしてしまいました。
高齢だったその方が孤独死をし、餌を求めて猫達がシェルターに押し寄せました。
スタッフ総出で外猫さんを捕獲し不妊手術をし、シェルター付近でリリース。幸い次の出産シーズンが来る前に何とか全頭TNRを終えました。

ミルキーはその中にいました。
外猫なのに大変人懐こく、初対面でも抱っこ可能。風貌も愛くるしく、ボランティアさんはミケちゃんと呼んで可愛がっていました。ミルキーと言う名前は我が家に来てから付けました。

そんなに人懐こいコなら里親募集すればいいのに‥
ミケちゃん(ミルキー)は猫白血病キャリア。さらにヘモプラズマという赤血球の寄生虫もいました。避妊手術しリリースした後でグッタリしていたので病院搬送したとき検査でわかりました。その時は何とか乗り越え一旦外猫生活に戻りました。

こういうコは多頭飼いには向かず、また、猫白血病は発症率が高く発症すればたすかりませんので、譲渡されても里親さんがすぐに悲しい思いをするかも知れない。
里親募集に踏み切れない要素がてんこ盛りでした。
最初にヘモプラズマが分かった時、私は自宅で保護しようと考えたのですが、自宅に沢山保護猫がいるからやめた方がいいとボランティアさんにたしなめられ見送りました。

気が合う仲間と外猫生活もありかな
そんな言葉で自分を納得させてきました。

ミケ(ミルキー)に今後何かあったらまた考えようと‥


今、またご縁が巡ってきて
ミルキーは我が家にいます

酸素室をレンタルしてから今日で3日目

仕事で不在がちな私です
実は仕事中もミルキーに何かあったらと気が気ではありません。

今日も仕事です

どうかミルキーが穏やかに過ごせます様に






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