気付けば20日が経ちましたが、2023年の扉が開きました…🎍

元旦早朝からいつもと変わらない日常の始まり。
年の始めに想うこと、同じ時間は2度と戻らないもの、これまで又これからの一年を健康に過ごせて新たに始まる365日を何とか踏ん張ってやって行かなければと思います。

 どんな一年であっても、その時それぞれ最善を歩いてきたのだと思える…人には勿論、動物達にも自分に対しても労えるようでありたいと願っています。

 昨年は現実として受け止めきれない出来事が続き「ありふれた日常の大切さを」を思い知ったと同時に、行き場のない過酷な状況に置かれている犬や猫の切実な現状を考えなければと思います。

 まだまだ認知度が十分ではない動物が、心身ともに健全な状態であるようサポートする動物福祉。

 私達は動物も心ある存在だと理解して関わる必要があります。

 動物を可愛がることが動物福祉ではありません。
 籠や檻で育てるケージ飼育。ペットショップでの展示販売自体も動物にとってストレスだと議論されて、「終わりの挨拶」でも紹介しましたが、フランスでは2024年からは犬猫の店頭販売を禁止としています。

 日本でも2021年から犬猫を扱うペット業者に対し、ケージの広さや従業員1人あたりの飼育数などの管理方法を段階的に制限し、無計画に繁殖させる悪質な業者を排除する為に始まっていることは希望がもてます。新しい風が少しづつ吹き始めていることかも知れませんし、人々が変わろうとしている兆しかも知れません。

 すべてのペットショップやブリーダーが悪いわけではなく、飼い主の良き相談相手になっている場合もあると聞きました。

 ただ動物の命を商売道具としか考えていない業者の存在は淘汰されるべきだと思います。
 買うから生産される、生産されるから買う、命たちに対する人間の行いとは…買う前に、飼う前に先のことを考えてペットたちを迎えて頂きたいです。
 
凄く辛く寂しい想いをしている動物たちを助ける力が私に残っているなら、身体がいうことを聞く限りこれからも前向きにやっていくしかないのです。

2023年もどうか宜しくお願い致します。

オアシスの会
代表 加藤 弘子