カラーの後にシャンプーする前に
何やらお湯をためてプシュプシュポンプからだして、頭皮をかるくこすられる事ありませんか?(-_^)


あれ実際、何されているかわかりませんよね



お客様にも何度か質問されたことあるんですが





これ美容師用語で〝乳化〟と言います。





実はコレ、とても大事な肯定なんです



目的としては…


まず第一に

頭皮・地肌に付着した薬液を、きれいにしっかりと取り除くということ。



頭皮に染まってしまった染料を落とすため、または染毛直後で毛髪表面にある不安定な染料を落としきるためにやっています。


頭皮・地肌に付いたカラー剤(染料)は、すぐにシャンプーしても落ちにくいですが、ヘアカラーのクリームにお湯等を少しミックスさせて、軽くマッサージすると頭皮・地肌に残っているカラー剤(染料)がなじみ、染料が地肌から落ちるのです。


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さらに…

染毛されていない部分がないように、薬液を再度まんべんなく全体になじませるということ。



白髪染めは、薬液に含まれるブラウンベース(染料)が濃く、頭皮等に汚染しやすいため、カラー後の乳化が特に必要です。


一方、ファッションカラーは、頭皮汚染も少ないので、白髪染めと比べると無理に行う必要はございません。





乳化は、カラーの薬液とシャンプー剤が混ざることによってカラー剤のクリーム状態をこわします。

これにより、髪や頭皮からカラー剤(染料)をすばやく取り除くことができます。


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乳化のメカニズムは、口紅とそれを落とすクレンジングオイルの関係と同じで、頭皮・地肌だけでなく、毛穴に入り込んだカラー剤(染料)の除去などにも効果的です。
一般的な方法として染毛後、フェイスラインや頭皮についたカラー剤(染料)と同じカラー剤でもう一度地肌や頭皮となじませるようマッサージを行うことが多いようです。



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そして、このプシュプシュポンプは一体…




これはいわゆるpH値の調節ですかね。




カラーリングをして
アルカリ性に傾いた髪のpHを弱酸性(髪の毛の最も安定した状態)にもっていく為の肯定がいつもやってるこのプシュプシュした泡なんです(^∇^)


やはりそのままアルカリ性にしておくのとここでしっかりと弱酸性に整えておくのとでは

一ヶ月後の髪の色持ち、状態に違いがでてきますからね~(^∇^)




この肯定はとても大切なのです。




とまぁこんな感じいつも何気なくやっている乳化。




次にカラーリング流されている時にはこんな肯定も意識されてみてください^o^



常にお客様一人一人に意識してみるのは

髪の状態をプロの目で判断して、適切な薬剤や前処理剤や後処理剤を選んでいきます(^-^)


カラー後にパサつくのはなぜ?

カラー後のスペシャルケアについて


 ですから安心してもっとカラーリングを、楽しんでみてください(^∇^)


アフターケアやカラープランニングは徹底しておしゃれにいい状態に作り込みますのでぜひお任せあれ(^-^)



さぁ、素敵なカラーリングライフをお楽しみくださいませ(^∇^)