女子フリーは
3選手とも素晴らしい演技でしたね!

宮原選手はショートであった回転不足や不正エッジなどの減点はなく、全てのエレメンツにおいてプラスの評価でした。彼女の諦めずに努力する才能とそれに裏付けされた自信が、今シーズンの安定感抜群のフリーに繋がっていると思います。これから伸ばしていける技術的なポイントとしては、今シーズンもとても良くなりましたが、やはり技と技のつなぎでしょうか。難しいターンやフリースケーティングの動作から直ちにジャンプを跳ぶなどするとジャンプの加点にも繋がってくると思います。
浅田選手は、回転不足のミスがいくつかありましたが、全体の振付や世界観を損なう事なく演技していたので、演技構成点が高いのも納得です。浅田選手の動きや所作が「蝶々夫人」まさにそのもので、たった4分の演技の中で一つの大きなストーリーを表現していて、振付や曲の解釈が本当に素晴らしかったです。復帰して心待ちにしていた素晴らしい演技とそしてキスアンドクライでの笑顔が世界選手権で見られたというのは嬉しいことですね!
本郷選手は最後の2トゥループが勢い余ってタイミングが合わなかった感じがしましたが、演技全体にとてもスピードがありました。リバーダンスは後半になるにつれてテンポが速くなるので、スピードが落ちて曲に一回遅れてしまうと振付が合わなくなったりするのですが、全くそういう事がなく本郷選手の良さがスピードと笑顔とともに素晴らしく表現されていました。ジャンプもどれも素晴らしかったです。

って書きながらエキシビション見てまーす!
真央ちゃん衣装のズボン短くなったかな?
関西の方々、明日のワンダー観てね!