昨日は演劇声優塾の基礎クラスの日。
前期と違い、後期に入って、基礎は基礎でも、基礎の応用という感じで、
頭と身体をフルに使わないと成立しない内容に移行した。
やっている内容は即興なのだが、同じ即興でも一般の稽古利用されているように、ただ即興をやるというものでなく、
またインプロのように楽しむ楽しませるという自由なものでもなく、
あくまでも芝居の稽古としての即興になるので、まさしくその雰囲気は稽古そのもの。
頭もフル回転になるので、途中みんなの雰囲気がガス欠状態になってしまうことも(汗)
私の稽古スタイルとして、基本答えは言わない。
答えは自分自身で見いだすものだと思っているから。
考えられていない答えは答えじゃないけど、考えられた末に出されたものは、どんなものであっても間違いはないと思っている。
台本を与えられる・即興のテーマを受ける
→
考える・よく見つめる
→
その結果をきちんと出す・見ている人が理解出来るように表現する
これを短時間でやるには、ある程度の鍛錬が必要で、その鍛錬は楽しくも辛いものである必要があると思っている。
人間は考える葦(あし)である
ブレーズ・パスカル
私がよく言う言葉だけど、感覚だけの表現ではなくて、きちんと考え抜いた末に出す表現である必要がある。
役者や声優はね♪
ってなかんじで、今日はこのへんで!