最近、かなり昔に役者と話したある話をよく思い出します。


役者としての評価の判断基準…。

この評価は、役者自身の評価と、それを観たお客さんの評価が半々なんだということを。


今日の出来は最高だった!俺的には100点満点だ!
と思ったとしても、観に来たお客さんからイマイチな評価なんてことがある。

また逆に今日はダメだったなぁ…
と思った日に限って、お客さんからは良かった!と絶賛されることがある。


もちろんこれには、いろいろな要素があって、
他のキャストの状態だったり、お客さんたちの状態だったり、
複合的な要素で出来具合いは決まるのだけど、
一役者としては、
「自分の主観的な評価」と
「お客さんからの客観的な評価」で
判断するのがいいだと思う。


芝居全体の評価は、それプラスお客さんの状態と、裏方の評価の総合点数になることは言うまでもない。



私が役者によく言うのが、1番簡単なのは、オール100点を採ることだ。
オール74点を採るよりはるかに簡単だ。
と。


芝居に関わるすべてのセクションが、この100点を採るならば、
素晴らしいものが出来ないわけがない。


良いものなんて必要ない。
素晴らしいものを作り続ければいい。


お互いをよく見つめ合い、補い合い、
そして素晴らしいものを創造していく。

そこを常に意識していきたいですし、メンバーにも意識を促したいと思っています♪



ってなかんじで、今日はこのへんで!



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