演劇声優塾最年少である中学3年生の女の子 牧村柊亜から
腹式発声を知りたいというリクエストをいただきました♪

リクエストには即応える杉咲です(笑)

ってことで、今度の日曜日(5/19)にある基礎クラスでは、午前中この「腹式呼吸法」と「発声」についてやりたいと思っています。


演劇基礎の中でも意外に知られていないこの分野。


何度もですが、学校のサークルや演劇部等で行われている
「あーーー」
と声を出すのは、発声ではなくて「声出し」と呼ばれるものです。

声出しは、練習前の喉のウォーミングアップのためにおこなわれるもので、
基礎としておさえるべき発声とは概念がまったく違います!


呼吸法や発声法は、言わば楽器の調律と同じことになるので、
常に意識をしてやっておかないと素敵な音色を奏でられなくなります。

知り合いの方に吹奏楽をされている方がいますが、楽器の手入れには余念がないです。

役者も声優も、自分自身がその楽器になるわけですから、
その手入れを怠ってしまうと、思い通りの声や身体、表現が出来ないものになります。



くり返しになりますが、「声出し」と「発声」は、まったく別ものです!!!


そして尻呼吸とも呼ばれる腹式呼吸を役者に問われるのには意味があります!!


その辺りの理論や概念を含めて、今度の基礎クラスの献立を考えています♪




ってなかんじで、今日はこのへんで!