今日はお世話になっている方からご依頼をいただきましたイベントのナレーション収録です♪

久しぶりの声のお仕事なので、ちょいと緊張してるかな(笑)


ナレーションで一番注意していることは、その雰囲気を明確に伝えられることです。

クラブ風なのか?
シックに決めるのか?
またはあえてノーマルポジションでの効果を狙うのか?


そのイメージづくりによって、様々に変化します。


もちろんディレクターの意見が重要にはなるんですけど、
どのアプローチをしていくかは演者が提示することになるので、
打ち合わせ後に、瞬時にその引き出しを開けて表現しなくてはなりません。


演劇声優塾では、発声法で「固いと柔らかい」の横軸と、
「高いと低い」の縦軸の台形をつくり、
その狙ったポイントに瞬時に音を発する練習があります。

また声出しに至っても、ある目標物を決め、それに向かって直線法での声をその目標物にぶつける練習を。

イメージされた表現もそう。

自分がイメージしたものを、的確にかつ瞬時に表現出来るかで、
その先の進捗や完成度も変わってきます。



もちろん簡単に出来るものではありません!
かなりの難易度だと思います。


よく勘違いされている「演技」という言葉。

演技とは、小手先だけの小技を使うことではなくて、
そういったすべつの「的」に正解に当てることだと思っています。


なかなか難しいことではありますが、重要なのは、ちゃんとそれを意識してやれているかどうか。

ただなんとなく声を出し、ただなんとなくやってみるでは、
いつまでたっても上達はしないでしょう。


だから、そこに意識を持ってきて!




ってなかんじで、今日はこのへんで!