今からかれこれ3年前…。

私は区が開催していた父母講習なるものに参加しました。


そこでは、これからお父さんお母さんになる方たちのために、
布オムツの付け方やほ乳瓶でのミルクのあげ方、抱っこの仕方や産湯の方法なんかを習いました。

戸惑う私とは対照的に、さすが保育士の嫁さんの手際のいいこと!
負けず嫌いな私は心の中で「チクショー!」とも思いながらも、さすがプロだなとも関心したのを覚えています。

方法論以外には、妊婦体験なるものも。

10キロくらいあるリュックのようなものを、背中ではなく反対側のお腹に装着。

うおっ?
というボリューミーな感覚を覚えつつ、ちょっとした作業をするというものです。


それまでもではありましたが、それからは更に私が動くようになったのは想像出来ますよね?


始めはイヤイヤでしたが、行って良かった、いい経験をさせてもらったと思っています。


経験以上のものもいただきました。


言葉です。


最後の講習内容は、ある児童館先生の講義でした。
話し方のとてもうまい方で、講義というよりも談話会、高座でした。

その中でのメインテーマ
「でしょ♪って言いましょう!」

完全に私をノックアウトにしました!


赤ちゃんが産まれた後、電車の中でも公園でも、いろんなところで言われる機会が増えると思います。
「かわいいですね♪」
って。

そんなとき、だいたい言っちゃうんですよね。
「いや、そんなことないですよ!」
って。
ホントはかわいいって思っているくせにね(笑)


だったら言っちゃいましょうよ!
でしょ♪って!




衝撃的でした…。

あぁ~。
きっと俺は言っちゃってたな…。
そんなことないですって…。


そう思ったときのショックったら!


それは赤ちゃんだけではなく、即座にいろんなことに変換された。

若い奥さんでいいねぇ~。
好きなことを仕事に出来ていいねぇ~。
兄弟多くていいねぇ~。
ラブラブだねぇ~。


きっとすべてにおいて、「謙遜」という名の「否定」から入っていたと…。

いや、そんなことないですよ。だって…なんです。

って、心の中での本心ではないものが、口からこぼれていたはずだ…。



ショックだった。


でしょ♪
ありがとう!
そうなんだ♪

出だしの言葉を変えるだけで、後に続く言葉も変わってくる!!



ありがとうございました!
お名前は覚えていませんが、講義いただき、いただいた言葉で、私の人生も大きく変わりました!



だから、言おう!
ありがとうを!



奏音かわいいね。
ありがとう♪

お前、こうしたほうがいいんじゃない?
ありがとう。

すぎさん、服のセンスいいね!
ありがとう!

すぎさん若いよね!
ありがとう~♪



すべての言葉は、
ありがとうから始まる…。



ってなかんじで、今日はこのへんで!