役者が表現をする上で、必要だと思われるのが、感情とイメージの爆発。

すべてこの瞬発的な爆発によって生み出される生成物だと思っています。

発声も演技も。


役者において必要なこの爆発行動。

自然現象的に起こってくれるわけじゃありません。

ゆるーい発想の中では、ゆるゆるのものにしかならず、爆発を起こすことなんて出来ないんです!


これまでの人生経験
ストーリーから受けたインプレッション
役者としての引き出し

すべて、それこそすべてを「うりゃー!」ってギュッと1つに集めて、役者の塊を作ります。

それを一気に解放することで、爆発を誘発させます!

この作業のくり返しなんです!!


何度も爆発させることで、様々な不純物も混ざりますが、これが演技の深みというか、役者の味になります。

この作業をしないと、ただ流されるままの演技、薄い演技になってしまうんですよね。


そしてその爆発と一緒に、
「伝われ!」
「俺はこうなんだ!」
っていう役者の魂が込められたとき、
真の爆発が起こるんだと思っています。

役者として、人としてすべてのエネルギーを、その場に注入して…。



演技は、役者の塊に役者の魂を込められたときに、
本当の爆発と真の姿を現します。



ってなかんじで、今日はこのへんで!