Life is ART 〜アートと共に生きるとは〜 -3ページ目

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31Jul
- 音楽家のためのスケジューリングのコツ②
  こんばんは、プロモーションディレクターの市川美保子ですスケジューリングについての記事スケジュールが稽古や合わせでパンパン！音楽家のためのスケジューリングのコツ①音楽家のためのスケジューリングのコツ②←今ココ前回の続きです◆やらないことを決める「やることリスト」を作ったことはあると思うのですが「やらないことを決める」はあまりやったことが無い方が多いようです。でもとても効果的なのでおススメです。「何でもやる」「ひとりで全てこなす」傾向の音楽家の方が多いのですが時間は限りあるものなので「やらなくてもいいこと」は「やらない」ようにすると時間を生み出すことができるようになります例えば・・・スマホでネットサーフィンはしない（ずっと見てしまう人は特に）LINEのグループチャットはしない（これものすごい時間の無駄使いです）家事の一部を決めてそれはしない（主婦業もされている方。ゴミ捨てでも食事の支度でも風呂掃除でもなんでもいいので、一人で全部やらない）愚痴の多い飲み会には行かない（明るく楽しめるメンバーとは定期的に。飲み会が終わってもドンヨリするような場には行かない）SNSは見過ぎない（人の記事やフィードを見てネガティブな感情になる人は時間を決めて見ましょう）などなど、自分の優先順位や価値観に沿って「やらない」ことを決めていきましょう。自分自身も生活も変わってきますよ◆演奏を仕事にする上で、音楽家がやるべきことは本当に「多い」ということを自覚する音楽家の仕事は演奏スキルを磨くことだけではありませんよね。常に自分の演奏会に足を運んでくださるお客様を作っていくセルフプロモーションを行ったり演奏会を自主企画するために打合せをしたり雑務をこなしたり細々とした作業もとても多いものです片手間にできることではないということを、まずは自分がしっかり自覚しましょう。そうすることで自分がやるべきことと、やらないことの棲み分けができるようになってきます。◆人に頼ることを惜しまない私のセミナーやコンサルテーションにいらっしゃる音楽家さんはみなさん「頑張り屋」さんが多いです。頑張ることは大切なのですが、全部ひとりでやることはありません。（プロモーションもあるところまでいったら、実は周りの方にお願いすることができるのですよ）料理や掃除やゴミ捨てなどの家事を家族に任せてみたり小さい子どものお世話が日常の人は、合わせや本番以外の日でも子どもを預けて自分の時間を生み出してみたり演奏会のお知らせのご案内の封入作業など、家族みんなでやってみたり"これは私の仕事だから"、私がやらなくては”いけない”と思っている人が多いのですがそれって大抵のことは「思っている」のではなく「思い込んで」そうしてしまっているのです。音楽家が演奏を仕事にしていく上で「やるべきこと」は本当に多いのです。ですので、どんどん周りの方を巻き込みながら進んでいきましょうこれをするためには、常日頃の家族や自分の周りの人たちとの「コミュニケーション」がとても大切ですねいかがでしたか。これらはまだまだ極一部分なのですがご自身の「スケジューリング」について見直すきっかけとなり音楽家ライフがより楽しくなっていただけたら幸いです。またこのスケジューリングについての掘り下げ記事もupできたらいいなと思っています
30Jul
- 音楽家のためのスケジューリングのコツ①
  こんにちは、プロモーションディレクターの市川美保子です。一昨日の記事から「スケジューリング」について書いていますがコンサルテーションやセミナーなどで音楽家さんの話を聞いていると他人ややらなくてよいことに自分の時間を奪われすぎている方が多いなと感じることが結構あります。これは言い換えると「自分の時間を確保できていない」ということなのですが実際にはどうやって行っていったらよいのでしょうか私がクライアントさんにおススメしている時間管理の方法についていくつかお伝えしていきますね手帳はマンスリータイプよりウィークリータイプをマンスリータイプ（見開きで１ヶ月が見渡せるタイプ）に仕事のこと、プライベートの約束などを書き込んでいる方が多いようです。もし、限られた時間を有効に使いたいいつも何かの締切に追われている気持ちになっていしまう自分が本来やりたいこと、やるべきことを中心に生活していきたいという方は私はウィークリータイプの手帳を使われることをおススメします。ウィークリータイプの手帳だと30分または1時間ごとに区分されているので自分で「時間を生み出しやすい」からですちなみに私は「ウィークリータイプ」と「ワンデイタイプ」の併用ですウィークリーで全てのスケジュールを管理して当日や前日、ワンデイタイプで細かいスケジューリングをしていっています（その他にエクセルで年間計画と月間計画も作っています）◆手帳にまず書き込むべき項目は「レッスン」の日程よりも「休日」手帳を使いこなしている、と思い込んでいる方に多いのが「手帳にビッチリと予定を書く」ことで満足している方。でもそこに「自分の心と身体を休める休日」は書き込まれているでしょうか私も昔から仕事やToDoタスクをびっちり埋め込み過ぎるタイプなのですがフリーで働くようになってからまず最初に書き込んでいるものは「休日」です。ちゃんと１週間に１日「お休み」と書きます。身体が資本であり、自分の変わりがいない仕事のスタイルの場合は（もちろんそうでなくてもですが）風邪で寝込んでしまうことほど痛手はありません。ですので必ず「自分の心と身体を休める休日」を書いてみてください。◆次に書き込むべきことは「手帳と向き合う時間」１週間に１回1時間程度、手帳と向き合う時間を作りますこれが本当に大切数年先の自分のビジョンから次週の細かいスケジュールまでを見渡す時間ですこうすることでいつもギリギリの状態から脱することはもちろんのこと自分で自分の人生の舵をとる状態が作れるのです次回に続きます
29Jul
- 東宝ミュージカル「マイフェアレディ」
  大学院の同期が指揮をしているので東宝ミュージカル「マイ・フェア・レディ」を観てきましたチケットをお願いしたら指揮モニターがよく見える席で（こんなとこに設置するのね！とちょっとビックリ）友人が超真剣に指揮しているところもモニター越しに合わせて見ることができました。（ホールホワイエにはお花がたくさん）ミュージカルの指揮はセリフ回しや間合い、そしてオペラ以上に舞台上の俳優の演技や合わせるのでオペラと全く違う難しさがあると思いますタクト一本でオーケストラも俳優も作品として１つにまとめ上げられていくありきたりだけど、凄いなぁ！の一言！良い刺激をもらいましたそして終演後、劇場の前の公園にたくさんの人が集まっていたので出待ちなのかと思ったら、、、ポケモンGOの人だかりでした…ミュージカル「マイ・フェア・レディ」http://www.tohostage.com/myfairlady/劇作・脚本・作詞：アラン・ジェイ・ラーナー音楽：フレデリック・ロウ演出・翻訳：Ｇ２出演：霧矢大夢・真飛聖(Wキャスト） / 寺脇康文 / 田山涼成 / 松尾貴史 / 他【東京公演】〜8/7(日)会場：東京芸術劇場プレイハウス【名古屋公演】8/13(土)・14(日)会場：愛知県芸術劇場大ホール【大阪公演】8/20(土)〜22(月)会場：梅田芸術劇場メインホール
28Jul
- スケジュールが稽古や合わせで常にパンパン！
  みなさん、こんにちは。プロモーションディレクターの市川美保子です。ここ数日、東京は気温の穏やかな過ごしやすい日々が続きましたが関東の梅雨が明けた発表されましたね。音楽家のみなさんのプロモーションに役立つ話やここ１、２ヶ月観に行った舞台やエンタメのこと、また新しく活動を始めた「速読」についてなどシェアをしたいことは山積みなので少しずつupしていきたいと思っています今日は、プロモーションのお話し、、、をしようと思っていたのですがここ最近プロモーショングループレッスンや個人の継続コンサルテーションでお話ししている「スケジューリング」についてお話ししたいと思います。実はここ１ヶ月ほど稽古が過密スケジュールで体調を崩した本番や合わせの回数が少ないのにも関わらず、なんだか忙しくなってやるべきことができていないちょっと前まではこなせていたのに、最近やたらと疲れてしまいうまく動けないといったクライアントさんの悩みが多く（しかもなぜか皆さん時期が重なって・・・星の回りなんでしょうか・・・）プロモーションに直接関わることではないのですがお話しする回数が多かったのでblogでもシェアしようと思います音楽家のみなさんがスケジュール調整で悩むことはいろいろとあると思います。私のセミナーやコンサルを受けられる音楽家さんのスケジューリングで悩むあるあるをいくつか上げてみようと思いますスケジューリングの悩み①「帰ったらやろう」と思っていたことができなくなって、しわ寄せが来てしまった・チラシの作成・お客様へ演奏会のご案内文章を送る・blogを書くなどなど、「帰ったらやろう」「空いている時間にやろう」と頭の片隅にいつもあるのに家に帰れば家族との時間や、練習の時間、家事など、、、「帰ったら」他のやることが待ち受けていて結局ズルズルと延期が続いてしまう・・・よく聞くお話ですスケジューリングの悩み②人と会う予定や頼まれごとが知らないうちに増えてしまった今月は本番の回数も合わせや稽古の回数もなかったはずなのにちょいちょいと親や家族や友人から頼まれごとや予定の連絡が入ってしまい空白でいっぱいだった今月のスケジュール帳はあれよあれよと他人のスケジュールで埋まってしまったこれも多く聞きますよねスケジューリングの悩み③稽古や合わせのスケジュールが気がついたら重なってしまい予定がいっぱいになってしまったアンサンブルやオペラの公演の場合、それぞれの合わせや稽古が複数日にまたがる上、なかなか音楽家同士のスケジュール調整が進まず、日にちが近くになってからドドドっと決まり、その時には合わせの予定でスケジュールがびっちりに・・・こうやって他人の時間にひっぱられてしまったり予定外にどんどん予定が埋まってしまう方が多いのですがどうやって改善していったらよいか書いていきますね長くなってしまったので、、、次回具体的なスケジューリングについてのお話しをしていきますね
08Jun
- １１年目のボランティア活動
  こんばんは、プロモーションディレクターの市川美保子です昨日は都内にある医大付属病院でのボランティアのコンサートでした改修工事だったので、昨秋以来のコンサートでした到着すると、病院スタッフの皆さんに「お帰りなさい、またよろしくお願いします」と言っていただいて、「よろしくお願いします」と嬉しい気持ちで戻ることができました。ボランティア活動を行うとき、受け入れる方と活動をする方のこういった心の通わせ方ってとても大切だと思っています。このボランティアコンサートはピアニストの親友が病院に入院をしていた時に「病院でもっと音楽が響いていたら、心細い患者さんの支えになるのでは」と思い立ち上げたプロジェクトで私は制作や音楽家のみなさんのブッキングを行っています。親友の想いが繋がって、今年で11年目。毎回200名近くの患者さんやドクター、スタッフのみなさんが耳を傾けていらっしゃいますこうやって続けられるのも演奏で参加して下さるみなさんと病院スタッフのみなさんのお陰様です帰り際「診察が終わって気持ちがどんよりしていたところだったんだけど演奏を聴いてパ～って気持ちが広がって、とっても良かった！また来るからね！」と、患者さんが声をかけてくださいました音楽のチカラは医療のチカラとは違った威力があると涙したり、頷きながら演奏を聴いている方を見たりこうやって生の声を聞くと感じますこのコンサートの再開でまた患者さんや病院のみなさんの心が少しでも安らいで頂けますように
26May
- 最高級コニャック　レミーマルタンルイ13世を楽しむスペシャルナイト
  こんばんは、プロモーションディレクターの市川美保子です前回のblogに書いた第881回サントリー定期シリーズ「東京フィルハーモニー交響楽団」と世界中のセレブレティにコニャックの王として愛される「LOUIS ⅩⅢ ルイ１３世」を楽しむエクスペリエンス・ナイトこの贅沢な時間は東京フィルハーモニー交響楽団の演奏の前にウェルカムレセプションから始まりましたウェルカムレセプションでこれから始まる東京フィルハーモニー交響楽団の演奏曲目について熱いパッションで語られる東京フィルハーモニー交響楽団の松田広報渉外部長私の尊敬する女性のおひとりですクラシック音楽をこよなく愛される方やハイカルチャー専門雑誌の編集長、バッハでお馴染みの某演奏団体の指揮者など今回は限られたメンバーの皆さんとこのウェルカムレセプションからご一緒させて頂きましたサントリーホールで東京フィルハーモニー交響楽団の演奏の感動の余韻に浸ったまま場所を東京アメリカンクラブに移してディナーをこの特別な夜には、直前までタクトを振られていた指揮者アンドレア・バッティストーニも一緒にマエストロもご一緒なのでここからは英語が共通語となって先ほどの演奏会の話し、そしてこれから頂く最高級コニャックルイ13世について楽しい会話を交わしながら選ばれしセラーマスターが５代に渡ってその匠の技を受け継ぎこうして100年の時を経て封を開けられるルイ13世歴史を遡るとオリエント急行車内や豪華客船ノルマンディー号の処女航海でファーストクラスに振る舞われたり・・・その時代毎に“特別な体験”をするにふさわしい場所で楽しまれていることがわかりますこの夜は指揮者バッティストーニによって栓が開けられバカラの特注のデキャンタから同じくバカラのグラスに注がれますグラスに注ぐ前には“ルイ13世”でグラスをクリーニングするという特別な行程を経て・・・・色を楽しみ香りを楽しみ唇で楽しみ舌で楽しみ口の中、そして喉へ・・・・100年の熟成を待ったこのアートを私たちも長い時間をかけて堪能しました最近クラシックのコンサートを聴いていると舞台上の演奏者客席の観客それを包み込むホールこの３要素が１つとなって”演奏を楽しむ”のだなと感じますこの夜もバカラという最高のフォルムに包まれた長い時間、匠の技で守られてきたルイ13世をマエストロと一緒に限られたお客様とともに楽しみました極上の演奏と、極上のリキュール最高のアートの一夜でした
- 東京フィルハーモニー交響楽団と最高級コニャックの調べ
  こんにちは、プロモーションディレクターの市川美保子です先日サントリーホールで行われた第881回サントリー定期シリーズ「東京フィルハーモニー交響楽団」と高級酒で有名なレミーマルタンの品格溢れる一夜にお誘い頂いたのでご紹介したいと思いますこのblogをお読みの方にはお馴染みの東京フィルハーモニー交響楽団はNHKほかメディアにも多く登場する日本を代表するオーケストラのひとつ。私もオペラの公演制作やNHKの番組制作でもずっとご一緒していた大好きなオーケストラですこの日行われたのは東京赤阪にあるサントリーホールで行われた定期コンサート私の大好きなイタリア人指揮者アンドレア・バッティストーニの指揮によるヴェルディ作曲歌劇「ナブッコ序曲ニノ・ロータ作曲組曲「道」レスピーギ作曲交響的印象「教会のステンドグラス」の演奏でした「ヴェルディ」「ニノ・ロータ」「レスピーギ」と、オールイタリア作品でイタリアに住んでいた私にとってもとても心地の良い内容そしてもちろん演奏もサントリーホールという音楽を聴くには最高級の空間をバッティストーニ率いる東京フィルハーモニー交響楽団がそれぞれの作品を通してイタリアで満たしていましたこの演奏を聴くだけでも心が満たされて大満足なのですが実はこの日はもうひとつ、特別なプログラムがありましたそれが、冒頭にも書いたレミーマルタンによる100年の時を経て存在する最高級コニャック「LOUISⅩⅢルイ１３世」を楽しみシェアするという極上の体験次のblogで詳しく書きたいと思います
12May
- たくさんのご応募を頂きありがとうございました！
  こんばんは、プロモーションディレクターの市川美保子ですたくさんの方に「音楽家のための個人コンサルテーション」にご応募頂きましてありがとうございました！昨晩を持って応募を締切とさせて頂きました。多くの方にご応募いただきメッセージを読ませていただいてお客様づくりや、ご自身の進路について悩まれている方が多いということをあらためて実感しました。この企画をしたことで、多くの方の背中を押した形になったようです。誕生日企画を実行してよかった！無料でのこの企画はもうやることはありませんが、このblogやFacebookそしてセミナーなどを通して情報をお伝えしていきたいと思っています。今回ご応募頂いた方は随時お返事をさせて頂きますのでもう暫くお待ちください！応募が多数だったので、抽選結果と合わせてご連絡をさせていただきますね。６月からは新しいグループのレッスンを行います。またこちらについてはお知らせさせて頂きますね。（優先的にご案内をご希望の方はこちらから）
10May
- 【受付スタート】音楽家のための個人コンサルテーションをプレゼント！
  みなさん、こんにちは。プロモーションディレクターの市川美保子です。今日は私の誕生日ということで、プレゼントをお贈りしたいと思います誕生日企画！無料個人コンサルテーションの申込はこちらから（応募多数のため終了しました！）昨年からセミナーやコンサルテーションを開催して"プロモーションディレクター"という立場から多くの音楽家のみなさんのサポートをさせて頂きましたセルフプロモーション、そして音楽家として道を歩んでいく上での様々な悩み・・・多くの方の大きな問題はチケットが安定的に売れるためのお客様の増やし方でしたでもこれは、例えば「演奏スキル」を上げるにはレッスンを受けて演奏の「やり方」を教わるように「お客様の増やし方」もその方法を知らないだけの方がほとんどです。しかも全く難しいことではないのです。例えば・・・顧客リストを作り、しっかり活用することどうやって作り、どう活用したら良いか知っていますか？公演の告知をblogやFacebookを使って効果的に使う公演のご案内をする時に、まるで押し売りのような告知をしていませんか？チケットを戦略的に売るスケジュールを立てること公演直前は練習に集中するために、いつまでもお守りのようにチケットノルマを抱えていませんか？チケットノルマが何公演も重なっていませんか？数多く公演に出ることが、演奏で仕事をすることとは限りません。自分の未来の姿を見据えたビジョンを持ち、そこに向かって歩んでいますか？実際、私のセミナーやコンサルテーションを受けられてお客様の人数が増えたメディアからの出演依頼が来た後援会を作ることができた演奏活動の数が増えたなど、成果を出される音楽家のみなさんがほとんどです私は日本のトップクラスのクラシックの公演の現場で仕事をしてきました。また、主要放送局のテレビ制作を通して国内外のクラシック公演を「伝える」仕事をしてきました。どんな公演のチケットが売れどんな公演のチケットが売れないかを目の当たりにしてきています。あなたが出演する公演のチケットの売れ行きは演奏する作品の集客力が弱ければ弱いほど（日本で集客力のある作品は極わずかです）あなた自身の魅力でお客様をどれだけ作れているかで大きく変わってきます長い時間とお金をかけて磨き上げてきた演奏力でお客様を幸せにしたり、感動させたい留学から帰ってきたので、日本でお客様を増やしながら演奏活動の場を増やしたいクラシック音楽を演奏することを、単なる発表会ではなく仕事として成立させたい多くのお客様の応援と一緒に、次のステージに進んでいきたい今回のコンサルテーションではあなたにどんなことが足りていなくてそれをどのように補っていけばいいのかをお伝えしていきますぜひ、この機会に無料の個人コンサルテーションを活用して自分自身の魅力を活かしてお客様をつくる方法を知ってくださいね必要とされる方に届きますように誕生日企画！無料個人コンサルテーションの申込はこちらから（応募多数のため締切ました！）２０１６年５月１０日プロモーションディレクター市川美保子
09May
- 音楽家のためのコンサルテーションをプレゼント！
  こんにちは、プロモーションディレクターの市川美保子です。昨夜散歩しながら明日５月１０日の自分の誕生日に、今の私にみなさんにできて最大限に喜んでもらえることは何かなと考えていましたイタリアに住んでいた頃はイタリア式の「誕生日は自分がもてなす」という習慣に「へぇ～・・・」なんて思っていたものですが(笑)歳を重ねるにつれて、その習慣が理にかなっているんじゃないかなって思うようになりました前置きが長くなりましたが今年の誕生日企画として、私がみなさんにできること・・・５名の音楽家の方に無料で個人コンサルテーションをプレゼントさせて頂こうと思います現在、継続コンサルテーション（３万円／月）の枠は満席で、新規の個人コンサルテーションのお客様を受け付けていないのですが「どうやったら個人のコンサルテーションを受けることができますか？」とお問合せも多いので、今回初めてこういった形でコンサルテーションの体験機会を設けさせていただくことにしました今回は１回の単発のコンサルテーションとなりますので、プレゼント対象を下記に当てはまる方にさせて頂きますね音楽大学や海外での音楽院など専門の教育機関で研鑽を積まれた方、またはそれと同等の資格をお持ちの方で、演奏活動を２年以上継続して行われている方自分が出演する演奏会の集客に悩まれている方（具体的にはお客様が50人未満の方）お客様作りが上手くいかない原因を知りたい方コンサルテーションを受けた後で、アドバイスをしっかりと実行に移す意欲のある方上記全ての項目に当てはまれば、今までのセミナーを受けられていらっしゃる方でも、はじめましての方でも大丈夫ですコンサルテーションの時期ですが５月末～６月初旬となります場所は東京都内のホテルラウンジかカフェを予定しています（詳しくはご応募頂いた方にお知らせいたします）応募開始は明日５月１０日(火)１２時にこちらのblogにUPしますので、この時間にぜひチェックしてくださいね意欲的に自分を変えて行きたい！という方に受け取っていただけまうように
06May
- 自分の価値をハッキリと伝えられますか？
  こんにちは、プロモーションディレクターの市川美保子です。GWもいろいろなところで演奏会が行われていますね。また結婚式も多いようで、ブライダルで演奏されている方も多いのではないでしょうか。私も音楽家のみなさんのコンサルテーションが続いています。今日はコンサルテーションでもお話しをした自分の音楽家としての価値付けについてお伝えしたいと思いますみなさんはこんな経験はありませんか？友人や親戚などに「今度演奏して欲しいんだけど」と依頼を受けたのはいいものの「え？お金払うの？？？」と無料で演奏を頼まれそうになったことが。（もしくは頼まれてしまった）よくある話ですよね私もちょっと前、ある介護施設にお勤めの方に音楽家による演奏をお願いしたいと連絡をもらい、何人かの音楽家に声をかけて仲介をした時も同じようなことがありました。いざ値段の交渉をしたら「え・・・ボランティアじゃないんですか？」と言われたんですねもちろんハッキリと「有料です」とお伝えました。「演奏」や「相談」など、原材料などが無いサービスや目に見えない形の商品に対してお金を払うことに意識がない人が世の中にはいらっしゃいますよね。困ったものです。でもですね、逆に自分の演奏の料金をハッキリと言えますか？と聞くと「・・・・・」と黙ってしまう方が多いのです。しっかりと自分の「価値（この場合はお金）」の「基準」をもっていることをおススメします。そうしないと依頼する側もいくら払ったらよいのか分からないこともありますし、自分の「基準」をベースに値段の交渉に入ることができないのです。よくあるのが、相手の懐具合をと～っても気にして、相手の言い値で引き受けてしまい、あとから「なんでこんなに安いんだろう」と思っている方また「一概にはいくらって言えないので」と言って、心の中では「○万円ぐらいはくれるだろうなぁ」なんて甘い考えをもっている方値段交渉をした結果、事情によっては安いのは仕方のないこともありますが、1000円や2000円で引き受けてあとこから後悔するのではなく、依頼されたケースに似た過去の出演料でもよいので「価値（料金）の基準」を決めておいて、「以前はこういった内容で○万円で演奏させて頂いた事もありますよ」とすぐに言えるようにしておくことをおすすめしますcheck!来週5月10日は私の誕生日なので、スペシャルなお知らせをしたいと思っています！blogとFacebookでお知らせする予定なので、ぜひ楽しみにチェックしてくださいね
30Apr
- 音楽家にとっての居場所とは
  プロモーションディレクターの市川美保子ですこれまでたくさんの音楽家のみなさんと一緒に仕事をしたり、コンサルテーションやセミナーの場で接していますが、多くの方が「音楽家の居場所」を探そうとしていることを感じます。中には組織などに「属する」ことでそれを満たす方もいらっしゃいますクラシック音楽業界の中で何かに属するとなると、例えば、カンパニーや演奏団体に所属したり音楽事務所に所属したりより勉強・研究をしようと研究所や大学院に入ったりしかし、音楽家として仕事をしていく上での本来の「居場所」というのは観客の前であってどこかの組織に属することでは無いのです私のコンサルテーションを受けられる音楽家の方は年齢もキャリアもさまざまですその中で年齢が上がっていくにつれて（だいたい40歳を境に）それまで自然と仕事の依頼が来ていたのに、ある時期を境に仕事が来なくなって「音楽家としての居場所がなくなってしまった」と感じてしまう方がいらっしゃいます私はこれまで現場での仕事を含め、いろいろなケースを見ていますが原因のひとつは、演奏力を磨くことを怠ってしまったケース。そしてもうひとつは仕事の依頼が来ることに頼りすぎて、自分のお客様を作らずに活動を続けてきたケース。前者は音楽家として先を行く信頼できる先輩に教えてもらったりできるだけ自分よりもレベルの高い音楽家と共演をしたりすることが大切ですよね後者は音楽家として演奏活動を続けるために、常にお客様を作り続ける必要があるのです。人は、「安心感」を得ようとして組織に属します。でもそこで安心は得られても仕事が来るとは限りません。属した先でも演奏活動をしながらお客様を作る努力をしていかなければ演奏を仕事にしていくことは難しいのです。演奏活動をしながら、お客様づくりができていること。これが個人で活動をする音楽家に、今とても求められていることではないでしょうか
14Apr
- 新国立劇場オペラ公演「ウェルテル」
  新国立劇場で行われているオペラ公演「ウェルテル」に行ってきました出演者の中には砂川涼子さん、久保田真澄さん、森口賢二さんと、前々職で現場マネージャとして担当させて頂いていた日本のオペラ界トップクラスのみなさんもいらっしゃったのでとても楽しみにしていました中でもソフィ役のソプラノの砂川涼子さんは舞台初日から関係者たちから評価が高く客席でドキドキしながら幕開けを待っていました素晴らしい公演でした。今週16日(土)が最終公演となってしまうのが残念なぐらい多くの方に観て頂きたい公演ですちなみに、今回初めてU39オペラ優待メンバーズという39歳以下はS席が11,000円で購入できるというサービスを利用しました１階席のとてもよい席で観劇することができて大満足でした同世代の30代の友人たちを誘いやすくなって嬉しいですねこういったサービスはどんどん多くの人に知ってもらってオペラやクラシックに足を運びやすくなると嬉しいなぁ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊新国立劇場主催　オペラ「ウェルテル」指揮：エマニュエル・プラッソン演出：ニコラ・ジョエルウェルテル：ディミトリー・コルチャックシャルロット：エレーナ・マクシモワアルベール：アドリアン・エレートソフィー：砂川涼子大法官：久保田真澄シュミット：村上公太ジョアン：森口賢二公演詳細はこちら
28Mar
- クラシックの裾野を広げる、ということ
  先日３月２１日東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで「爆クラ！presents ジェフ・ミルズ × 東京フィルハーモニー交響楽団クラシック体感系～時間、音響、そして、宇宙を踊れ！～」の公演に行ってきたので、感じたことなどを徒然なるままにシェア。この公演は著述家・ディレクターである湯山玲子さんがプロデュースした公演。私が湯山さんを知ったのは、彼女が月に１回主宰している「爆音クラシック！（通称爆クラ！）」に行くようになってから。湯山さんの饒舌で軽快なトークは、そんじょそこらの音楽家や評論家では真似できない斬新な切り口で、クラオタでなくても一夜にしてクラシックが楽しめるようになってしまう。私も毎回爆笑したり、勉強になったりと、主人やクラシック関係者を誘ってよく聴きにいきます。そんな湯山さんにしかできない、今回のこの公演。なにが凄かったかって、まずDJ界のカリスマ、ジェフ・ミルズと日本を代表するオーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団をコラボレーションさせてしまったということ。東フィルは、日本のクラシック界ではオペラやシンフォニーなどでもちろんお馴染みで、NHKのクラシック音楽番組にも、放送局の冠交響楽団よりもはるかに登場回数が多く、今いちばん脂がのっているオーケストラです。そしてジェフ・ミルズですが・・・私はクラブとはまったく縁のない生活を送っていたので、どんな方なのか当日まで知らず・・・行ってみたら観客の反応でわかりましたが、どうやらクラブミュージックの世界では神のような存在なんですね。彼の登場やトーク、演奏が始まったときの観客の反応が凄かった。。。事前情報をあまり入れずに公演に行ったので、客席でプログラムを見るまで内容がよくわからなかったのですが、プログラムの前半はがっちりクラシック、そして休憩を挟んだ後半がジェフ・ミルズの曲でした。なんと、前半には今話題の若手実力派ピアニスト・反田恭平さんが出演して、武満徹の"遮られない休息"、ラヴェルの"水の戯れ"で、その才能を披露。その他にもハチャトリアンの「ガイーヌ」の"レズギンカ"やレスピーギの「ローマの祭り」など、東フィルによるザ・クラシック！な曲もしっかり聴けました。この日の観客は半分以上が"クラシック初めて"という感じの"クラブ系"のみなさんで、実は開演前に前半はもしかしたら、ちょっとうるさくなっちゃうんじゃないの？とちょっと心配したのですが。。。でもそんな心配は無用でした。前半の曲にはジョン・ケージの"４分３３秒"もあったのですが（しかも反田恭平さんも共演！）、休符を演奏する、というあまり演奏機会のないこの曲を、クラシックの王道・オーチャードホールで東フィルの演奏で聴くことができました。これだけでもコンサートに来た甲斐があったというものです。そして、多くの"クラシック初めて"というお客さんたちと一緒に聴いたのですが、もう凄かった！なにがって「集中力」が！全員が"休符"を体感していました。いやぁ、凄かったです。そしてそして後半、ジェフ・ミルズの登場。会場が湧きました。後半１曲目の"Where Light Ends"は、元宇宙飛行士の毛利衛さんの協力を得て作られた曲だとか。会場には毛利衛さん本人がいらしていて（私と同じ列だった！！！）、まだ曲を聴いていないのに感激！宇宙で生活をするには「音」が生命を左右するそうで（簡単に言うと宇宙は音が無く、音がするというのは何かが接触する時）、毛利さんの宇宙での実体験を曲にしっかりと反映したようでした。テクノ×オーケストラってどんな感じなのかな～、といろいろな意味でドキドキでしたが、ジェフ・ミルズが凄いのか、音響チームが凄いのか、電子音？と生オーケストラがしっかり解け合って、聴き分けができないぐらいの仕上がり！私にとって、とても心地よい音の空間でした。その後の"Amazon"、"The Bells"もビートが会場に響いて、ジェフ・ミルズのファンも、そうでない私のようなクラシック好きもみんなリズムを感じて、体を揺らして曲の世界の波に乗っていました。まさに、公演のサブタイトルにある"クラシック体感系～時間、音響、そして、宇宙を踊れ！～"でした。（画像は公演webサイトからお借りしました）なんだか、いつになく長々と感想を綴ってしまったのですが、ここからが本題です。私はクラシックが好きですし、クラシック音楽の良さなんて演奏する音楽家のみなさんから教わったようなものです。でも、その良さを伝えるのが日本の場合は業界全体で下手なんだなと、とても感じます。今回の公演もそうですが、特別なことはありません。単純に演奏するだけです。でもそれだけでお客さんはとても集中して聴いていました。強いて言えば、湯山玲子さんによる解説トークがとてもわかりやすい、ということ。それも、楽曲の構成を解説するのではなく、楽曲の性格を説明する表現がイメージしやすいということぐらいですこれって実はとても重要なことで、よくクラシック演奏会であるのが観客に楽曲の良さをわかりやすく伝えようとして、曲の構成や歌詞の意味などを云々説明してしまうこと。啓蒙活動のように行うので、まるで「教育」なんですよね。そうではなくて、「こんな風に楽しい曲だから感じてみて！」と伝えていない。。。そう、弁者が「先生」のように振る舞う以上、観客は曲を「理解」しようとしてしまうので、「楽しむ感覚」が育たないんですよね。湯山さんはとにかく「楽しい、面白い！」と伝える。だからお客さんは「ふむふむそうなんだ！」と体感できる。本物と本物がコラボレーションすることで、お客さんが楽しさを体感しやすい環境が生まれるということを感じた公演でした。Facebookで当日の様子をupしたら、聴きにいきたかった！と声が多く上がりました。この公演でも湯山さんから「第二弾を企画しています！やりたい！」と言っていましたので年内？か来年早々にでも次回公演があるようですので、みなさんもぜひ体感してみてくださいね。本当におすすめです。「爆クラ！presents ジェフ・ミルズ × 東京フィルハーモニー交響楽団クラシック体感系～時間、音響、そして、宇宙を踊れ！～」日時：2016年3月21日（月・祝） 16:30開場 / 17:00開演会場：Bunkamura オーチャードホール出演DJ：ジェフ・ミルズ / 指揮：栗田博文管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団 / ナビゲーター：湯山玲子
21Mar
- 夢を叶い続ける手帳術　by安慶名勇子先生
  カレンダーでは春の３月３連休みなさんいかがお過ごしでしたか私は舞台を観に行きながら（この話しはまた次回・・・）大好きな尊敬する方とご一緒した３日間になりましたその方とは・・・１月に「夢が叶い続ける手帳術」をご出版された安慶名勇子（あげなゆうこ）先生19日(土)は東京・銀座で行われた出版記念パーティにお伺いさせていただきました安慶名先生にサインを頂いてこの本は、なんと朝ドラの舞台でもある「日本女子大学」の購買でも売っているそうです日本女子大学@生田の購買20日は私も講師として活動するExイントレ（速読）協会の体験会がありました３連休最終日も朝からご一緒させて頂いて手帳術についてお話しをお伺いしていました私も手帳についてはかなり語れるぐらい手帳マニアでした。振り返れば中学生の頃から手帳は使い始めステージが変わる毎に手にとる手帳は変わっていったな～特に大学生活以降は自分で時間をカスタマイズすることばかりだったので手帳は私の人生の一部でしたもちろん今も！いつも沖縄で多忙を極めていらっしゃる安慶名先生と３日間ご一緒しながらいろいろお話しをお伺いできて充実した時間でした誰と一緒に過ごすかで、人生は変わる最近つくづく感じますプロモーションディレクター市川美保子次回のクラシック音楽家のための1dayセミナーは2016年４月を予定しています。今後のセミナーなどの優先案内はこちらから
14Mar
- 確定申告…
  フリーランスになってからの初めての確定申告本日無事に提出しました最初は自分でやらないといろいろ分からないだろうなと思い今回は自力で申告書を作成次回からはプロにお願いしようと申告書の提出を終え税務署を出て誓いました仕事を数字から見るといろんな気付きもあっていろんな人に会って最新の生の情報を得てクライアントさんとのコンサルやセミナーでお伝えしたりたくさんの芸術を見て何が流行りか、お客様の反応をリサーチしたり昨年もパワフルだったことが数字からも読み取れて今年はどんな方たちと出会ってどんなエンターテイメントに感動させられるのかしらお気に入りのパンケーキ屋さんで遅めのランチ厳選された野菜のパウダーを使った身体に優しいパンケーキお肉もたっぷりだけどねプロモーションディレクター市川美保子次回のクラシック音楽家のための1dayセミナーは2016年４月を予定しています。今後のセミナーなどの優先案内はこちらから
06Mar
- blogやFacebookを使いこなすと、思わぬ人が評価してくれる！
  先日の記事の続きです先週末に行ったインディーズミュージシャンに向けての情報発信についての勉強会で人気ブロガーのかさこたかさんのお話しの中からのシェア。今日が最終回。の予定。優れた楽曲であっても、知ってもらわなければ聴いてもらえない音楽は好き嫌いで評価。客観的な評価基準がないからこそ、宣伝活動が必要であるリアルだけの宣伝の限界ライブのときだけの発信思わぬ人が評価してくれる（←今日ここ）思わぬ人が評価してくれる前回の記事でも書きましたが、「この演奏会に出演するので、来てください！」ってFacebookやblogで書く人をよく見かけます。でもね、演奏する人がどんな人なのかが分からなければ初めてのお客様は買ってくれないんですよね。なので「自分自身のことをもっと書くといいんだよ」というお話しをしましたが、かさこさんも仰るとおり、これをしていることで実際に「思わぬ人が評価をしてくれる」ことってあるんです。私の知人やクライアントの音楽家でもお稽古で日舞をやっていると書いたら、　着物の特集のある雑誌社からインタビュー依頼がきた自分の趣味について書いたら、　それをテーマに演奏企画を行っている演奏団体から依頼がきた音楽に対する熱い思いや今後のビジョンを書いていたら、　知らない方からチケット購入の連絡が来たと、思わぬ人から連絡があって、演奏活動の仕事や自分の認知を広げる活動が広がっていっているのです。これって（大きな声では言えないけれど）演奏のレベルがどうのこうのということが実はあまり比例していないところでもあります。演奏を聴いての依頼や連絡ではないのです。インターネット上の「文章」と「写真」による情報発信の力なんです。しかも自分が更新をしているもの。（もちろん、もっと演奏を動画でupすることを私は推奨します）私自身は「リアル」と「インターネット」での繋がりを掛け合わせた形で自分のことや、仕事についての認知を広げるように意識してアクションを起こしています。それは「リアル」でできる行動には限界があり、インターネットの力をレバレッジ（テコの原理）として利用することで本当の「認知度」は広がっていると確信をしているからです。（インターネットだけの力で認知度を高めていくことはできなくもないですが、相当なお金と労力をかける必要がありますので、お金をかけずに認知度を上げていくやり方をセミナーやコンサルテーションではクライアントさんにお伝えをしています）２月末に参加したインディーズミュージシャン向けのセミナーで、お会いしたかった人気ブロガーのかさこたかさんがお話しされた内容のシェアを終えたいと思います。クラシック音楽家のみなさんのセルフプロモーションのアクションにつながるヒントがたくさんありますよね。自分ができることから始めてくださいね。ピンクのシャツとあたたかい笑顔がとっても素敵なかさこさん、ありがとうございましたプロモーションディレクター市川美保子次回のクラシック音楽家のための1dayセミナーは2016年４月を予定しています。今後のセミナーなどの優先案内はこちらから
05Mar
- リアルだけの宣伝の限界
  先日の記事の続きです先週末に行ったインディーズミュージシャンに向けての情報発信についての勉強会で人気ブロガーのかさこたかさんのお話しの中からのシェア優れた楽曲であっても、知ってもらわなければ聴いてもらえない音楽は好き嫌いで評価。客観的な評価基準がないからこそ、宣伝活動が必要であるリアルだけの宣伝の限界（←今日ここ）ライブのときだけの発信（←今日ここ）思わぬ人が評価してくれるリアルだけの宣伝の限界リアル（ここで言う"リアル"はフェイスtoフェイスだったりメールや手紙などで直接やりとりできること）での宣伝活動というのは、限界があります。かさこさんのおっしゃる通り「いつもの限られたお客様」にしか知ってもらうことができないということです。これがインターネットによる情報発信だと、家にいても、練習室にいても、稽古場にいても、アクセスさえできれば誰でも見ることができるわけです。こんなに便利なものがあるのに使わないのは「ひねればガスが出て火がつく時代なのに、もみぎりで火おこししている」ようなものです。ライブの時だけの発信これは、やってはいけない、という話です。「このコンサートに出演するから、お暇な方はぜひいらしてください」って一度も会ったことがない人に言うことを「押し売り」と私はセミナーやコンサルでお伝えしています。お客様が「行きたい！」と興味をもってくださってから「ぜひチケット買ってください！」って言わなかったら、それは押し売りになってしまうんです。音楽家の大半がプロモーションが下手なのは、これをやろうとしているからなんですね。「なんだか申し訳ないような気がして・・・」「自分から買ってくださいなんて、なんだかおこがましくて・・・」いやいや、それは当たり前ですよ。行きたい！って思ってない人にチケットを売ろうとしているんだったら。じゃあどうすれば良いのか。これもかさこさんがおっしゃっていましたが「ライブの時だけ"チケット買ってください"って発信するのではなく、普段からあなた自身のことを知ってもらえる情報発信をしていく」ことです。自分のことを知ってもらうことは実はとても大切なことで、チケットが売れやすくなることでもあるのです。「え～、わたしにそんな魅力ない！」っておっしゃる方が多いのですが、何気ないことで感心をもたれたり魅力的に見られたりするんです。例えば自分の趣味のことだったり、旅行のことだったり、留学先の話だったり、日常で継続していることだったり。私なんて去年毎日blogを更新していたときは（いまはFacebookばかりになってしまっていますが、こうやってまた継続していこうとがんばっていますよ～）それだけで「市川さん、がんばってて凄いですね。尊敬します！」と言われたりもしました。（ちなみに、継続してなにかをしているということは人は「凄い！」と思うものなのです。マラソンだったり、稽古だったりね）実はこういった自分ではなんてことのない情報発信が、会ったことのないお客様を知らない間に増やしていたり、仕事が舞い込んでくるきっかけになったりするんです。そのお話は次の記事で。プロモーションディレクター市川美保子次回のクラシック音楽家のための1dayセミナーは2016年４月を予定しています。今後のセミナーなどの優先案内はこちらから
03Mar
- マリー・アントワネットのスパークリングカクテル　ローンチパーティー
  すてきなパーティーに行ってきたのでみなさんにもパリの華やかな香りをおすそわけ先週末、東京・青山で行われたRosé de Marie-Antoinetteのローンチパーティーに行ってまいりましたこの"ロゼ・ドゥ・マリー・アントワネット"は、フランス王妃マリー・アントワネットが愛したヴェルサイユにあるピンクの薔薇にも由来するスパークリングカクテル主人と乾杯色もピンクで（ピンク好きの私は、これだけでメロメロ）、女性のみなさんはお洒落なパーティで楽しめるんじゃないかしらパーティーでは「ベルばら手帖」の著者でもある、私の大好きな湯山玲子さんのトークショーもあって、宝塚でベルばらにハマった私には夢のようなひとときでした。湯山さんのお隣のマリーアントワネット扮するモデルさんもすてきベルばら手帖マンガの金字塔をオトナ読み!湯山玲子マガジンハウスAmazon.co.jpで詳細を見るちなみに湯山玲子さんの主催する「爆音クラシック」が今月3月21日(火)東急Bunkamuraオーチャードホールで「DJジェフミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団」という新たなクラシック音楽企画を実現させます。チケットはもう完売になっているそうですが、もしかすると若干の追加発売があるかもしれないそうなので、気になる方は常にチェックしてくださいね。私ももちろん行きます甘いカクテルとピンクの世界に酔いしれた一夜でございましたプロモーションディレクター市川美保子
02Mar
- 客観的な評価基準がないからこそ、宣伝活動が必要である
  昨日の記事の続きです先週末に行ったインディーズミュージシャンに向けての情報発信についての勉強会で人気ブロガーのかさこたかさんのお話しの中からのシェア優れた楽曲であっても、知ってもらわなければ聴いてもらえない音楽は好き嫌いで評価。客観的な評価基準がないからこそ、宣伝活動が必要である（←今日ここ）リアルだけの宣伝の限界ライブのときだけの発信思わぬ人が評価してくれる音楽は好き嫌いで評価。客観的な評価基準がないからこそ、宣伝活動が必要であるクラシック音楽の演奏会を売るっていうのは、考え方によっては難易度が高いものだと思っています。無いと困るものでもないしあると便利なものでもないし買わないと損するものでもないし趣味嗜好の問題なので、評価が買い手ひとりひとりに委ねられているもの前にもblogでも書きましたが、欧米だったらクラシック音楽を聴きに行くことが生活の一部の人が多かったり一種のステータスだったりそれが歴史的、宗教的な背景から定着していることが多いですでも、日本の場合はそうとは限らない。かさこさんが言う「客観的な評価基準がないからこそ、宣伝活動が必要」にある意味なるんですよね。また、かさこさんもセミナーでお伝えされていたように「圧倒的に優れた音楽」はプロモーターや音楽事務所が宣伝活動をしてくれる可能性が高い。これはインディーズに限らずクラシックも同じこと。「自分たちは演奏するから、その他のことは誰かがやって」くれたら演奏することだけに没頭できてありがたいことだけど、でも実際は「誰かがやってくれる」のはほんの一握りだけ。そうじゃない場合は自分たちで宣伝活動が必要である、ということなんです。「誰かにやってもらいたい」のであれば、演奏者はそれだけの「価値」を磨き上げていく必要があるとも言えます。更に、クラシックがインディーズや現代の音楽・エンターテイメントと違っているのは「作品」が古典のものが多く「新たな価値ある商品を生み出すことが難しい」タイプであるということ。作り変えることができないので、既存（古典）の作品を、いかに魅力があるかをしっかり伝えられなければ、お客さんに知ってもらうことすらできないのです。　　　　　そして、作品の魅力がなかなか伝わらないような物の場合は、その作品を提供（演奏）する「自分自身」の魅力を伝えなければ、買い手にチケットを買ってもらうことは難しいのです。10年前だったら、セルフプロモーションを行うことって難しかったかもしれない。お金も相当かかっただろうし、手段も限られていました。でも今は違います。昔ながらの手法（チラシや郵送、FAXなど）に加え、インターネットツールが出てきました。しかも無料で発信・受信ができるものが多い。これは個人レベルで活動する音楽家にもってこいですよね。上手に、お客様に自分の良さをより魅力的に感じてもらえるブランディングをしながらセルフプロモーションができるのでお客様づくりがより楽になりました。現にこの１年でSNSやblogをしっかり使えるようになった方が増えてきたと感じます。もっともっとクラシック音楽家のみなさんもプロモーション上手になったら、日本のクラシック業界全体の底上げにも繋がって、音楽家のみなさんの活動の場がより広がりますよねプロモーションディレクター市川美保子次回のクラシック音楽家のための1dayセミナーは2016年４月を予定しています。今後のセミナーなどの優先案内はこちらから