No. 1
No. 2
No. 2.5←に続きまして



「理美容師の故障を無くす」No. 3





今回も常識が覆る

心の準備はいいですか?笑



ではまいりましょう!





肩を痛めちゃう人へ!!





あくまで一例ですが


道具を持つ時に

こうやって



右手の

手の平がわを
下に向けて握ると…



その腕を上げた時



肩から上がるんです!!



ンガアアーーーッ!!





では逆に

こうやって



手の平がわを

上に向けて握ると…



その腕を上げても



肩は上がらないんです!!



ハァァ~~



わかりやすく

かなり大げさにやってますが。笑





僕らの仕事は長時間

腕を上げっぱなしですよね!





肩が疲れる人は

腕を上げる時


なんらかの理由で

肩が上がりすぎちゃってるから


長時間

肩に無駄な力が入り続けて


肩を痛めてしまうのでは?





僕達は最初

カットを教わる時


ヒジを張れ!

腕を床と平行にしろ!

と言われますよね。


ヒジを張れってことは
肩を上げるってことで


それが「基本姿勢」だと習います。



そうすることで

床と平行な

真っ直ぐな
カットができるという理屈です!





けど
なにもそこまで

肩とヒジを上げなくても



ハサミとクシが床と平行なら

真っ直ぐ切れますよね!!




ガーーーーン!!





またもや

最初に教わる基本てやつが

故障に繋がる動作だったとは!





それは言い過ぎだとしても


百歩譲って

初心者のうちは
それもいいかもしれませんが


真っ直ぐ切れる様になっても

いつまでもクソ真面目に

ずっと肩ヒジ張ったまま
カットする必要は無いし



前に書いた

「真っ直ぐ切る」という
一つの事だけに集中した方が

あとは身体が勝手に調整してくれるので

同時にフォームとか
他のよけいな事を気にするよりも

ちゃんと切れますからね!





まあ

もともと肩が強い弱いも
関係あると思いますが


肩の高さの違いによる

疲労度の差は
かなり大きいと思います!!





僕はおかげ様で

今のところ
肩を痛めたことは無くて


最近は自分が

肩ヒジを上げてるかどうかなんて
全く気にしてなかったけど


確認してみたら

脇は少し空きますが

疲れるほどは
肩を上げてませんでした!





ついでにひとつ
気付いたことがあり



僕は

シザーケースから
ハサミを取り出す時…



スッ…



この時点では

実はちゃんと
ハサミを持ててないので



次の動作によって



シャキーーン!

とココでちゃんと持ってたんです!!



自分でも知らなかったんですが

しっかりハサミを持つまで
床に落とさない為なのか



この時

手の平を上に向けてました。





マラソンをやってる人は

長時間走り続けて

疲れてフォームが崩れてきた時は

走りながら
手の平を上に向けることで

「再びフォームが整う」

というテクニックも
あるそうです!!



インドに何千年も前から伝わる
「瞑想」で心を落ち着かせる時も

手の平を上に向けますよね。





なので

仕事中
どうしても肩が上がってしまい

疲れるという人も


いっかい
手の平を上に向けると

身体も心も整って
良いかもしれませんね!!





しかし
基本姿勢どおり

腕を平行にした方が

カットのフォームがキレイだと

誰かが言ってた記憶もありますが





もともと日本に伝わる

正しいお箸の作法では



まず左手でお箸を持ち



右手で受ける



そうすると

右手の平は上向きで
箸を握るので

腕が上がっても
肩は上がらず



上品に

ごはんを食べられます!!





しかし

最初から右手で箸を持つと



右手の平が下を向いて

箸を握ったせいで



ヒジを張った食べ方になり



美しくないですね!!笑





昔の日本人は

この身体のメカニズムを

ちゃんと
知ってたんですね!





他にも単なる運動不足な

肩甲骨を動かして無さすぎが理由の
肩コリもあり


そんな人にオススメな
肩甲骨のストレッチ方法もあるので

聞いてください!





「肩の力を抜く」
という言葉もありますし


何かしらのスポーツをしてる人も

肩が落ちてるかどうかの重要さは
よく知ってると思うので



僕らも後輩には

「ヒジを上げろ!」ではなく

逆に

「肩に力が入ってるよ~」と
言ってあげたいものですね!




ではまた!







続き