この川に来るのは2度目
ハッキリ言ってこの川は滅茶苦茶だ。
もちろん、ここだけの話ではないけれど......
至る所にコンクリートの塊ダラケ。
(元)沢の風景。
なんでも、この沢は約50年前の台風で、廻りの原生林がすべてなぎ倒され、土砂崩れですべて埋まってしまったそうだ。
そこで自治体が莫大な費用をかけ、堰堤群を作り、土砂流失を防いだのだそうだ。
現在は植林活動をして、官民合わせた森林作りをしているのだそうだ。
工事も植林も、その現場で働いて来た方々の苦労は相当なものだろうと思う。
でも、50年たった今現在の姿がコレであり、整然と並んだ堰堤群は、どんな崩壊現場より酷いものとして僕の目には映る。
50年という時間があれば、放っておいたって、元の姿には戻らないとしても、自ずから然るべき姿になっていたのではないかと思うと本当に残念。
土砂流出って言うけれど、日本の美しい砂浜の原材料じゃなかったの?
もっとも、その砂浜だってとっくに喪失しているけれど.......
だけど今自分は、
その林道を使って林道の沿わない川を目指し、
その(元)沢の堰堤を渡って堰堤のない沢を目指す。
そして。この大きな矛盾よりもっと大きな問題は、入渓場所で先客に追いついてしまったこと....
目指す沢も同じだった、
幸いにして、そのフライマンは大多数のフライマンがそうである様にジェントルマンで、
”もう一つの沢の出会いまで竿を出さずに静かに歩くから、そこまで先に行かせてくれ”
という、自分勝手なお願いを快諾してくれた。
サンキュー!(見てないと思うけど)
そうして、出会い迄にデカヤマメを釣って、本筋で尺イワナを釣って、枝沢で数釣りをしようと言う壮大な野望は大分縮小されちゃったけど、かろうじて今日はその枝沢を独り占め。
その枝沢は、去年は連爆帯
を最後にその先は見てなかったのだけど、思ったより簡単に巻けたので奥まで行って見た。
水量は減っても、渓相はずっと良い。但し、魚がイナかった....
隠れちゃっているのかも知れないけれど、ちょっと残念。
出会いからその連爆帯の間では9寸イワナも釣れ、貧果の割には満足できたし、まだお昼前だけど、家に帰ることにした。
一年で最も日が長いこの時期。
沢なんて探せばいくらでもありそうなこの辺だけど、もう滝を登る気力なんて残ってないし、それになによりこんなに長い一日だからこそ、お日様が出ているウチに風呂に入ってビールが飲みたい。
そして、ロン毛の坊主どもに、今日一番のイワナを自慢するのだ。
ついでにこのブログでも。
少し寂しい林道の帰り道だけど、風が心地よいし、乾いた喉はところどころに実ったキイチゴが潤してくれる。
この川に来るのは2度目。
ハッキリ言ってこの川が好きだ。
もちろん、ここだけの話だけど。
ハッキリ言ってこの川は滅茶苦茶だ。
もちろん、ここだけの話ではないけれど......
至る所にコンクリートの塊ダラケ。
(元)沢の風景。
なんでも、この沢は約50年前の台風で、廻りの原生林がすべてなぎ倒され、土砂崩れですべて埋まってしまったそうだ。
そこで自治体が莫大な費用をかけ、堰堤群を作り、土砂流失を防いだのだそうだ。
現在は植林活動をして、官民合わせた森林作りをしているのだそうだ。
工事も植林も、その現場で働いて来た方々の苦労は相当なものだろうと思う。
でも、50年たった今現在の姿がコレであり、整然と並んだ堰堤群は、どんな崩壊現場より酷いものとして僕の目には映る。
50年という時間があれば、放っておいたって、元の姿には戻らないとしても、自ずから然るべき姿になっていたのではないかと思うと本当に残念。
土砂流出って言うけれど、日本の美しい砂浜の原材料じゃなかったの?
もっとも、その砂浜だってとっくに喪失しているけれど.......
だけど今自分は、
その林道を使って林道の沿わない川を目指し、
その(元)沢の堰堤を渡って堰堤のない沢を目指す。
そして。この大きな矛盾よりもっと大きな問題は、入渓場所で先客に追いついてしまったこと....
目指す沢も同じだった、
幸いにして、そのフライマンは大多数のフライマンがそうである様にジェントルマンで、
”もう一つの沢の出会いまで竿を出さずに静かに歩くから、そこまで先に行かせてくれ”
という、自分勝手なお願いを快諾してくれた。
サンキュー!(見てないと思うけど)
そうして、出会い迄にデカヤマメを釣って、本筋で尺イワナを釣って、枝沢で数釣りをしようと言う壮大な野望は大分縮小されちゃったけど、かろうじて今日はその枝沢を独り占め。
その枝沢は、去年は連爆帯
を最後にその先は見てなかったのだけど、思ったより簡単に巻けたので奥まで行って見た。
水量は減っても、渓相はずっと良い。但し、魚がイナかった....
隠れちゃっているのかも知れないけれど、ちょっと残念。
出会いからその連爆帯の間では9寸イワナも釣れ、貧果の割には満足できたし、まだお昼前だけど、家に帰ることにした。
一年で最も日が長いこの時期。
沢なんて探せばいくらでもありそうなこの辺だけど、もう滝を登る気力なんて残ってないし、それになによりこんなに長い一日だからこそ、お日様が出ているウチに風呂に入ってビールが飲みたい。
そして、ロン毛の坊主どもに、今日一番のイワナを自慢するのだ。
ついでにこのブログでも。
少し寂しい林道の帰り道だけど、風が心地よいし、乾いた喉はところどころに実ったキイチゴが潤してくれる。
この川に来るのは2度目。
ハッキリ言ってこの川が好きだ。
もちろん、ここだけの話だけど。