好きな仕事をする、好きなことを仕事に活かす | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!

今回のクラウドファンディングでは、6日目にして70名近い方々にご支援を
いただきました。本当にありがとうございます。


https://www.makuake.com/project/maruyasufil/


こんにちは。

社員のモチベーションがあがらない。
社員のモチベーションをあげるには、どうしたらいいんだろう。

経営者同士、よくそんな話をします。

そりゃそうです。社員全員がすごくやる気に満ちていて、楽しくガンガン仕事を
している会社は、どんなに不況でも絶対に業績がいいに決まっています。(笑)

でも社員全員となると、そうそうカンタンではない。
個々の考えもあるだろうし、事情もある。(笑)

だからと言って、「モチベーションをあげてあげる」と言うことで、例えば、褒めてあげるとか、社員と話を良くするようにするとか、認めてあげる、とか、、、

勉強会でも、本でも言われることだけど、その為にそうでもないのに無理にそれをやってもね、、、(笑)

だから、私の基本的な思いは、「モチベーションを上げる」のは会社がしてあげることではなく、その社員個人が、自分で上げていくものだと思うし、そうしてくれることが
一番です。理想かもしれないけどね。

でも、一つだけ、会社がしてあげられることがあります。

それは、その人が好きなことを仕事に活かしてあげることが出来るか、、、と
言うことです。
やりたいことを、会社の仕事に活かすことが出来るか、です。

だって、好きなこと、やりたいことをやることが、一番モチベーションが上がるでしょ?
自分で上げることが出来るでしょ?
そう言うことです。

だから、私は個人が「何がやりたいか」をずっと尊重してきています。
カッコつけてるわけじゃないけど、これはホントの話。(笑)

「何が出来るの?何がしたいの?」

個人の思いを、会社のプロジェクトや計画に入れて行きたい、、、
いつもそうスタッフに聞いています。

なかなか表現出来ない、言えないスタッフには、「◯◯が好きなんでしょ?
それやってみようよ。」そんな提案をする時もあります。

でも、条件があります。

それは、本業からはずれていないこと。
また、会社が向かっている方向性に合っていること。

ニット関係、アパレル関係じゃないと絶対にいけない、と言う意味ではありません。
理念、使命とかに結びついて、な~るほど~と納得できることであればいい。
そう思っています。

だから、私の考えていることや、会社の目指していることは、いつも明確に
しておかなくてはいけない。


それの中で、「個」の好きなことを活かしていく。

アパレル関係、ニットに特化している会社と言う性格上、もともと集まってくる人、採用する人は、服が好き、ニットが好き、また、モノづくりが好きな人達。

だから、本業や向かっている方向の中でどう活かすか、の方が容易に考えることが出来ます。

だから、いきなり「私、焼き肉屋をやりたいんです!」はダメです。(笑)
それそのものをやりたいのであれば、それは自分で起業するか、転職したほうがいい。

だって今はアパレル関係の会社だし、それに今は多角化経営を目指しているわけでは
ないからです。

でも、その人は肉そのものが好きなのか、それともお客様と話すのが好きなのか、
韓国が好きなのか、、、

その好きの根本を見つけることが大事です。その「個」を、今会社でやってることに
活かせるのか、一度考えてみましょう。

好きなことで、大きなプロジェクトとか、社内起業とか、、、大それたことを目指しているわけではありません。

まずは、「個」の「好きなこと」を活かす仕事とか、活かすポジションを考えてみることです。

ネット好きな人、書くことが好きな人、イラストを描くことが好きな人、音楽が好きな人、バイクが好きな人、人とふれあうことが好きな人、黙々と黙ってやることが好きな人、、、

何か必ず活かせるはずだし、それがだんだん大きく花開いて、プロジェクトになったり、部門になったり、別会社になったり、、、そんな可能性も大いにあるわけです。

好きな仕事をする、好きなことを仕事に活かす

音楽が大好きな佐野君は、ミュージシャンが着ていたニットをブログで紹介したり、
それをモノづくりに活かして頑張っています。
http://blog.maruyasu-fil.co.jp/archives/3318

佐野君はイラストも上手い。




イラストが得意な赤石ちゃんは、毎回ニューズレターの表紙を自身のイラストで
飾っています。


4コマ漫画で「ケイトダマン」のキャラクターを創り出した八嶋君も、
そうなのかもしれない。(笑)

パリの展示会に出している、私たちのブランド、Punto D'oro の誕生はまさにそうでした。

そしてそして、、、

今回、大久保ちゃんの「編む楽しさを多くの人に伝えていきたい」想いで
手芸糸、60(ろくまる)プロジェクトが生まれたのでした!!
Makuake クラウドファンディング
https://www.makuake.com/project/maruyasufil/

短パン社長が素敵なブログを書いてくれました。
短パン、いつも応援ありがとう~♡


丸安毛糸でもなく、岡崎社長でもない。今回ボクはそこで働く大久保ちせちゃんを
心から応援します。


ますます「個」が大事、「個」の時代だと言う温かいブログです。

こんな風に、それぞれのスタッフが皆んな「個」を発揮できて、それを認めていく会社を創りたい。

「シャチョウ~、これやってみたいんですけど、いいですか?」
「うん、面白そうじゃん。やってみようよ。」


スタッフがアイデアを出して、みんなでその想いに共感して、行動して、どんどん
カタチにしていきたいですね。


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