前回、2次試験では実力の客観視が難しいと書きました。

今、自分がどれくらいの力を持っているのか。何をどれくらい勉強したら合格ラインに到達できるのか・・・ 解答基準が公開されていない2次試験では、これをイメージする事が難しいです。

でも、これがポイント。実力の客観視を意識して、何が自分に足りないか気づき、足りない事を補ってゆく事が2次試験突破への最短ルートではないかと考えています。

今日は、独学で実力の客観視をするための工夫について考えてみました。




1.ふぞろいの活用
ふぞろいな合格答案エピソード6―中小企業診断士2次試験/同友館

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独学者が最初にやった方がいいこと = ふぞろいをなるべく沢山そろえること。


ふぞろいな合格答案シリーズは、実際に2次試験を受験した人から再現答案を集め、合格者&A評価を獲得した答案にどういった要素が詰め込まれていたか分析している本です。単なる過去問に留まらず、1実際の合格者の生の答案が見れる、2キーワード採点が出来るので自己採点ができるメリットがあるので、僕は猛プッシュします。


最新刊のふぞろい6だけでなく、2010年版のふぞろい4、2011年版のふぞろい5、2007年~2009年の3年分を収録したふぞろいな再現答案/答案分析も買いましょう。間違いなく合格確率が高まります



ふぞろい6だけ買って満足していませんか?

バックナンバーも買いあさってください。他の書籍を買うよりも優先順位が高いです。独学者は書籍代をケチってはいけません!


詳しい使い方はまた今度の記事でパー




2.模試の活用

 TAC (8月31日~9月2日。受験地により模試日が異なる)
 MMC (9月14日、15日)
 大原 (9月14日、15日)

 この記事を書いている時点で模試の日程が分かったのは上記3社でした。この他、日本マンパワーLECAAS など2次試験講座を開いている予備校が数社ありますので、そちらのホームページも随時確認する価値があると思います。

模試のメリット1ノウハウを持ったプロによる添削が得られること、2会場受験を選んだ場合は試験当日のシミュレーションができること、の2つ。 (勉強会仲間を集める場にする 、なんて技もありますがw)

逆にデメリットは添削結果が得られるまでに3週間近くかかること。試験まで2ヶ月半しかない中で、3週間というタイムラグはものすごく大きいです。仮に添削に役立つ事が書いてあったとしても、それは3週間前の自分に対するアドバイスなので、3週間の間に自分がどの部分でレベルアップしたかを加味して添削を読まなければいけません。

 


3.過去問の活用
4.勉強会の活用


3と4については、明日の記事で。後編に続く!