ハルキゲニたん1

ハルキゲニたんの・・・


ハルキゲニたん2

背アタ~ック!!


ハルキゲニたん3

グサッ!



おお~!
壁をも突き刺す、このあたしの背アタック。

こんなこと人に向けてやってしまったら・・・


あたしの存在そのものが銃刀法違反><;

歩く銃刀法違反w^^w


ってか

トゲが壁に突き刺さったまま
降りられないんですけどぉ~w


まあ、そんなことよりさ~
今回はデボン紀(4億1600万年~3億5900万年前)の世界の
お話をさせてもらうよー。


ってか

あららの久々の更新・・・いや~、まいったね^^;


いままでの回は
本題入る前に関係のない余計な話から入っちゃうわけだけどさー
今回のデボン紀ってのは
いろいろと話すことが盛りだくさんなんだよね。


だからさー
今回はサクッと本題にいっちゃうよ!


さてと・・・

デボン紀っていう時代は
今からおおよそ4億1600万年から3億5900万年前の時代を指すんだけどさー
この時代はひとことで言っちゃうとさー


ぶっちゃけちゃうとお魚の時代w^^w


現在のいるお魚を大きくグループ分けするとさ

ヤツメウナギやヌタウナギといった
アゴをもってないという「無顎類」

サメやエイとかのさ、身と骨の硬さがあんま変わんないじゃん的な
やわらか骨の
「軟骨魚類」

でさー
シーラカンスやハイギョといった
ヒレが骨入りの肉厚な
「肉鰭類」

そんでもって
マグロやスズキ、フナとかー、金魚とかさー
もう今の魚はほとんどこれでしょっ的な
「条鰭魚類」


現在の魚類

魚類ってのはさー
「無顎類」「軟骨魚類」「肉鰭類」「条鰭魚類」と
大きくこの4つに分けられるんだよね。


でもでもぉー!


デボン紀という時代の大昔はさー、
この4つのグループからさらに追加で

頭と胸あたりまでに骨板で装甲をあしらった「板皮類」

体にトゲが並ぶのが特徴のー「刺魚類」

という絶滅したグループがいてたわけよ。


デボン紀の魚類

このお魚の6つのグループがすべて共存してたのが
デボン紀オンリーってなわけで
お魚の時代なんだよねー。


魚類6大グループ

さらに!
このお魚の時代は歴代のお魚グループ勢揃いだけでは
終われせてくれないのよ!


デボン紀の終わり頃になるとさー
この6大グループのひとつの肉鰭類から
劇的な進化をおこしてるんだよね


肉鰭類の特徴である骨入りの肉厚なヒレが、
陸を歩く足として活用できてしまったのかどうか、
ここで初の陸上の脊椎動物が現れたわけよ!

初めて脊椎動物が上陸した時代だったんだよねー


まあ有名なのが教科書にもよく載ってるイクチオステガ だね。
このあたりの話はイクチオステガの登場がもうテッパンw


イクチオステガ

これが後々の時代に
魚類の一部から
両生類や爬虫類、鳥類、そんでまた哺乳類となって
陸の上でつぎつぎと適応放散していったわけね。


まあさー
脊椎動物が初上陸は
いろいろ条件がそろって成し遂げられたことなんだけどさー
まあ、このあたりの話をしちゃおうか?


まずはデボン紀がどんな世界だったのかというとさー
デボン紀の世界地図はこんな感じー。


デボン紀の世界地図

赤道のところにユーラメリカ大陸ってのがあるじゃない?

まあ今のヨーロッパと北アメリカにあたる大陸で、
ユーロとアメリカを合体させてユーラメリカという大陸名になってるのね


このユーラメリカ大陸はもともと前の時代のシルル紀に
ローレンシア大陸とバルチカ大陸2つの大陸がぶつかってできた大陸なんでさー
2つの大陸が衝突した場所が大きく盛り上がって、

カレドニア山脈と呼ばれる巨大山脈ができたんだよ!


カレドニア山脈の形成

このユーラメリカ大陸を南北に走る巨大山脈が
大気の流れを遮ってさ、そのふもとで雲がたくさん集まって
山の天気は忙しいと言うだけでは済まされないほど
大雨をしょっちゅう降らしていたわけなんだよね。


そんなもんだからさー
ユーラメリカ大陸には大きな川がたくさん流れるわけでさー
そこから動植物がどんどん河川にそって陸の奥地へと生活の場を広げていったわけだよー


ハルキゲニたん4

ここでデボン紀で起きた重要なポイントのひとつ!




アーケオプテルス

植物でアルカエオプテルスという「木」と呼べるレベルの植物が登場しててさー
これが陸地でたくさん生えるようになって
地球上ではじめて「森林」という環境ができたんだよね。


これがまた
今までカンカン日照りだった陸地を日差し優しい木漏れ日と潤いある環境になってさー
森林浴みたいな心地良い感じ?


まあさー、動植物にとってかなりの快適空間になったわけなんだよねー。

このおかげで動植物がどんどん陸地に進出していって
現在では陸地でもっとも繁栄している昆虫も、このデボン紀で
はじめて現れているんだよね。


森林という環境のおかげで
快適空間となった陸地と昆虫などたくさんのエサが陸地に豊富にあるということでさー
魚だけだった脊椎動物も4本の足をもって陸上進出を促す結果となったわけだよ。


まあ、陸上の動植物は前の時代のシルル紀には登場していたけど
デボン紀は陸での生物の多様性を大いに促した時代だったわけね。

ってなわけで、
次回は石炭紀のお話をしちゃうよー!



ハルキゲニたん5

って
いつになるのかわかんないけどw