ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
このところ本来の起源とは異なる解釈が
一般的になってしまった漢字をご紹介していますが
今日は金八先生の名言で有名な
『人』という漢字の本来の意味を書きながら、
私のこと、ひいては会社のスタンスを書きたいと思います。
これを知ったのはたまたま見た
NHK「あさいち」のプレミアムトークでした。(2014年)
その日は武田鉄矢さんが出演なさっていて
「『人』という字は支え合っておりません!」
と断言するシーンがあり、
そこで漢文学の研究者として
白川静氏のことを彼は紹介していました。
私は初めて知る学者の名前でしたので
白川先生のいくつかの著作を取り寄せて読んでみました。
そこでわかったことは
私を含めてセミナー講師やコンサルタントが
いくつかの漢字の誤用をしているということでした。
(お恥ずかしい・・・)
↓
※「儲かる」は信者を増やすではない→ こちら
※「叶う」と「吐く」は口に+と-ではない→ こちら
さてでは肝心の『人』という文字ですが
甲骨文字で人間を真横から見た形だということです。
※甲骨文字→ 中国最古の文字。
図像的要素の強い原始文字漢字の原形。
ですので人間が大地に一人で立っている。
これが人という字の成り立ちであり、
人間の基本ということです。
よくある「人と人が支え合って」の解釈は
あの人気ドラマの脚本の中での創作だったのです。
(これを聞いた有働アナと
イノッチちはのけぞって驚いていました)
さてここで私、そして会社のことを少し書きたいと思います。
そもそも会社名を「ワンセルフ」としたのは
(インターナショナルと後ろにつけたのは
会社登記上、すでにその名では造語だと思ったのに
なぜか先約がありワンセルフではできなかったから)
この世にたった一人しかいない自分を大事にしよう、
という思いを込めてつけました。
(もう一つは深いところで繋がっている、
ワンネスという意味も込めていますが)
つまり人はまずは一(いち)→ONE、
ひとり、が始まり、ということがセミナーや
研修のコンセプトでした。
最後にそんなことを綴った
幻の(苦笑:単に絶版になっただけですけど)拙著、
「がんから教わるワンショットセラピー」(『2002年出版)を
抜粋でご紹介。
↓
“私の真夜中にふっと目覚めた時の対処法の一つは、
地球の写真集です。
『地球/母なる星』(小学館)という宇宙飛行士の言葉と
宇宙から見た地球の姿を収めた大判の写真集を眺めて、
お見舞いでもらったクジラの鳴き声や
風鈴の音、鳥の声などを聴いて
焦らずぼんやりすることにしています。
宇宙の中にたった一人。
そんな思いがフツフツと溢れてきます。
別に悲観的な意味ではなくて、
でも、一人が真実、一人が自分と言う感じです。
たった一人はひとりぼっちなのではなく、
60億もの中のたった一人。”
15年経って地球の人口は70億を突破しましたが
私の生き方や会社の姿勢はこれが基本、
ここからスタートなのは変わっていません。
ですのでそんな私が作ったワンセルフカードも
自己発見を補助するもの、
というのが当初の発想でした。
インディゴ色のカードも多いのも
この気持ちが反映したようです。
そんなカードや講座を今後もよろしくお願いいたします。
【補記】
(2)認定トレーナーの開講日程 を4/29付で更新
(3)ワンセルフカード セラピスト認定講座、
およびワンセルフカフェの詳細はこちら
(4)本部の公開講座のカレンダー
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両親のがんと痴ほうで
本部での公開講座は講座は只今休止状態。
リクエスト受付中。
(5)この内容とは別視点で綴るカードの作者、
中本雅子のブログ