ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
ワンセルフカードは
どなたでも購入できるようになっていますが
5年前からあえて認定講座を設けています。→ こちら
それはよく私の話に登場する糸井さんの本の中の
ある文章の存在が大きいです。
彼はご自身のお子さんに対して
「そもそも、なんで勉強するの?」
という問いに対して述べている考えなのですが
これは大人になって何かを学ぶことに
繋がることだと思い、
認定講座は単にカードの意味を
覚えるものにはしたくなくて
私なりに趣向をこらした内容にしました。
ではその糸井さんの言葉とは
↓
”もしも、ぼくがした教育らしい教育があるとしたら、
『がんばろう』という欲があるならば
友達を助ける力を持ったほうがいいということだ。
そのままでもいいけれど、
そのままだと、友達が困ったときに
助けられないかもしれない。
それはつまらないし、何より淋しい。
(中略)
ぜいたくしてもいいし、遊んで笑ってもいい。
でも友達が困ったときに
助けられる強さをもっておいたほうがいい。
「あいつに金を貸してもらおう」でも
「一緒に描いてもらおう」でも
「宿題を教えてもらおう」でもいいけれど、
何かしらの力を身につけておいたほうがいい。
それは自分で見つけるしかないんだ、
とだけぼくは言ってきた。
それがぼくが子供と一緒になって作った
こういう人がいいな、
というイメージである。”
~糸井重里:著『豆炭とパソコン』(世界文化社)より~
これが私の「こういう卒業生を輩出したい」
というイメージの原点であり、
認定講座だけでなく
各種勉強会のカリキュラムを組む時に念頭に置くことです。
さてこの3連休に下記のようなメールを
各地の認定セラピストの方々から頂きました。
↓
「久しぶりに友人と再会しました。
話してみるとここ数年で
心のつかえがたくさん溜まっている様子でした。
ハンドバッグの中に入れておいたカードを使って
それを聴きました。
少しですが彼女のつかえを取り除く時間になりました」
「親友ががん宣告を受け
何と言ってあげてよいかわからないので
とにもかくにもワンセルフカードを広げたら
それだけで彼女は涙ぐんで喜んでくれました」
「リーダーシップはすごく苦手なのに
父兄会の役員にこの春からなりました。
この前会議の後にこのカードを出したら
先生も含めて皆興味津々で
一生懸命話す自分と聴いてくれる皆さんがいて
帰り道は背筋が伸びている私がいました」
この秋も色んなところで
ワンセルフカードが顔を出してくれているようで
開発者として嬉しい限りです。
そして皆様、ありがとうございます。
私のほうは今度の日曜に父の四十九日法要。
自宅から骨壺がなくなるので
気持ちの整理がよりしっかりとつきそうです。
年末年始に向けての新勉強会や
セッションの準備をしていこうと思っています。
よろしくお願いいたします。
【補記】
(1)10/1より
『がんから教わるワンショットセラピー』
復刊!!
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(4)このブログとは別の内容で書いている
個人ブログ → こちら
(5)キャンサーサバイバーとしての
気づきを綴っているブログ → こちら