ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
「ONEパラダイム」
(毎月1日配信の一言メルマガ)を
読んでいただいていますでしょうか?
※まだ未読の方や「それ何?」と言う方は
→ こちら
今月は「全く初だと案外習得が早い」
ということを書きました。
今日はこれをもう少し掘り下げて書きながら
ワンセルフカードをご紹介したいと思います。
さて「全部が初めてだと集中して聴ける」
とは言い方を変えると
「白紙で聴く、学ぶ」は難しいということ。
なぜなら
『すでに持っている聞き耳』
が人間にはあるから。
つまり
「これは前に触れたことのある~だよ」
「きっとあれと同じようなものだろう」
と瞬時に過去に体験した何かと結びつけて
安心させようとするのが
私たちの頭がやることなのです。
これはある意味で優秀なシステム。
問題はそれが合っていればいいのですが
よくよく考えたら
全く同じものなんてこの世にないのです。
喩えて言えば
一つの小さなボールを
二人の人がネットをはさんで
打ちあっているから
「これは卓球とまぁ同じだろう」と思って
テニスのコーチの話を聞いていたら
どうでしょう?
せっかくの話も吸収できませんね。
でもこんなことが案外多いのです。
ただこれを
「悪いことだからやめましょう」
と言っても無理。
苦笑。。。。
ではどうしたらいいでしょう?
それは
そんなことをしている自分に気がつくこと。
気づいたら少しは止まりますから。
(#^.^#)
ですからワンセルフカードも
カードと名前がついていますから
タロットカードや
スピリチュアル的な
オラクル(ご神託)カードと
思われていることが時々あります。
「では一体どんなカードなんですか?」
と尋ねられると、
はてさて、説明が難しいのです。
あえていうと上述したように
占いではないです、
ご神託でもないです、
手品でもないんですよ、、、、と
「~ではないです」
というのが延々続いてしまいます。
ですのでこのカードの独特の
スピリットに触れてもらいたくて
認定講座を作りました。→ こちら
仏教のことを臨床心理の大家、
故・河合隼雄氏がある書籍に
下記のように説明しています。
↓
”仏教は
「これではない、あれではない、
これではない、あれではない」
の連続で進んでいく。
キリスト教だったら「これだっ!」。
だから仏教は、すかっとしない宗教。”
この本のタイトルは
『仏教が好き』(朝日文庫)。
ですので本当は愛を持って
河合先生は仏教のことを逆説的に
「すかっとしない」なんて書いておられます。
仏教と比べるなんて僭越ですが
ワンセルフカードもやはり、
すかっと説明できないカードです。
(#^.^#)
だからこそ「このカードは学び甲斐がある」
と開発者の私は愛を持って思っています!!
今日はまどろっこしい説明になりましたが
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
【補記】
(1)11/1付で会社のHP を更新
(2)認定トレーナーの開講日程 を10/26付で更新
(3)このブログとは別の内容で書いている
個人ブログ → こちら