ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
時々(ありがたいのですが)
「ワンセルフカードはすごい!
こんなにシンクロ二シティ(共時性、意味ある偶然の一致)
が起きて!」と興奮したお便りをいただくことがあります。
それに水を差すようですが
(-_-;)
ワンセルフカードは30枚もあり、
漢字も書いてあるし、絵もあるし、
その絵は複雑なグラデーションを帯びているし、
サブメッセージも数行書いてありますので
どこかに何かしら共鳴したり、
数枚カードを引いていくと
(選んだり目を閉じたり)
シンクロニシティ
(意味ある偶然の一致)が起きやすいように
実は計算して作ってあります。
でも勿論そのシンクロニシティを見つけて
心の中が活発に動いたり、
何かしらの情動を感じていくことは
とても大事なことだとも思います。
逆に
「色が全部同じ?。。。それがなにか?」
「出たカードにすべて白い鳥がいる?
ほかのカードにも描いてあるでしょ」という人を
セラピストが必死になって
「でもですね。。。。」と説得しても意味がないですね。
ですから
カードセラピーにはクライアントが
色々な事象に感じて行く心のオープンさが必要ですし、
時にはその一致を見つけて落ち着いて伝えていく
セラピストの俯瞰した視点も必要だと思います。
前のブログにも書いたように→ こちら
長崎のトレーナー、山川めぐみさんが
カードセラピーを受けに来てくださいました。
彼女はもともと色彩心理のプロでらして
出たカードに
「同じ色あいだわ」
「あ、ここで補色になった」と
色からの意味ある偶然を沢山発見して
ご自身のこの一年の様々な変化を語っていかれました。
正にクライアントの内なる何かと外側とが呼びあって、
シンクロニシティは生まれるものなのだと
再確認しながらセッションを進行しました。
そして彼女が帰られてから
お土産に頂いた長崎のカステラを見たら
「!!」。
彼女が5枚並べたカードと
頂いた5つのキューブ型のカステラボックスの色は
ぴったり一致していました。
↓
上述のようにシンクロニシティを理解しているつもりの
自分ですがつい小躍りしてしまって
思わず彼女のメッセンジャーに写真を送ってしまいました。
ですからやっぱりセラピストも
興奮してしまう時もありますね。
(苦笑)
まぁ、興奮したら、
なるべく早くそのことにさっと気づいて
「奇跡はよくあること」
「シンクロニシティは流れに沿っている証拠」
「これはクライアントの豊かな感性が創り出したもの」
ということを思い出すことですね。
(#^.^#)
冷静過ぎるのもロボットのようですものね。
最後に臨床心理の大家、故・河合隼雄氏は
シンクロニシティを下記のように語っています。
↓
”希望する人にとっては、共時的現象がよく見えるようになる。
共時的現象は、実のところよく生じているのだが、
我々がそれを把握していないのだ、とも考えられる。
「希望する」人は、心が広く開放されているので、
共時的現象によく気づくとも考えられる。”
~『ユングと共時性 著:イラ・プロゴフ』の解説文にて~
そう、希望していると起こりやすいというか、
発見しやすくなるのです。
さぁ、これから光がどんどんと増す季節!
カードのみならず周りの事象にも
目をこらし耳をすませてシンクロニシティを見つけ
心豊かな春を迎えてみませんか?
(*^^)v
※蛇足
・ここまで読んで「ところでシンクロニシティ」って?
という方は色々と検索できますがたとえば→ こちら
・私も数年前『意味ある偶然』で書いてます→ こちら
【補記】
(1)2/1付で会社のHP を更新
(2)認定トレーナーの開講日程 を1/28付で更新
(3)このブログとは別の内容で書いている
個人ブログ → こちら