重要なのは言葉でないもの、そして言葉 | ワンセルフカードの広場

ワンセルフカードの広場

ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

たまにこんなお問い合わせをいただきます。

 

「私もオリジナルカードを作ろうとしているのですが

どんな言葉がよいか?と考えていると

段々とわからなくなります。

ワンセルフカードはどうやって作ったのですか?」。

 

ホント、悩ましいですよね。

 

 

私はワンセルフカードを作る前に

ある一つのカードに出会い

「これを上回るものはない、

もうノックアウトだわ」と感じていました。

 

それはチャック・スペザーノ博士の

「セルフ・セラピー・カード」。↓(アマゾンで購入可能)

 

 

このカードをベースにして

お茶会セミナー「ヒーリング・カフェ」

をおよそ20年開催してきました。→ こちら

 

 

昨日は久しぶりに開催。

(調べると一年半ぶり!(@_@))

数えると(って、これはなぜか回数を数えていて)

第227回目。←これもビックリ、よく続きました~。

 

このセルフ・セラピー・カードはちょっと自慢すると(笑)

ハワイ島まで行って学んだので

日本語版が出る前から入手し25年以上使ってきました。

↓(原書はエンライトメントブック、

  つまり直訳すると「悟り」なのでなんかしっくりきませんが)

 

 

主には個人セッションや茶話会セミナーですが

時には企業研修の中で

カードの中にある考え方を知ってほしくて

パネルにして見せたりもしてきました。

 

 

このカードの言葉や構成力は秀逸です。

 

(下記は17年位前の私。若いね~:苦笑。

 イベントでのセミナー講師を仰せつかって↓)

 

 

 

心理学的な概念とスピリチュアル思想が

バランスよくちりばめられていて

リーダーやセラピストなら知っておきたい概念が

48の言葉と絵でうまくまとめられています。

 

(↓ダイヤモンド社発行の「ビジネス書100」に

 載っていることでわかるように

 これは単なるカードの粋を超えています)

 

 

もうこれに匹敵するオリジナルツールは

「無理!!と手放したところで

乳がんからの贈り物として

(闘病日記にヒントが一杯あって)

ワンセルフカードは10年前に今の形になりました。

 

 

さてここで二つのカードの違いを

Tシャツで喩えてみたいと思います。

 

 

セルフ・セラピー・カードはエルメス、

そして我がワンセルフカードはユニクロ。

 

それぞれの良さは、

前者は超高級、極上、大事に着る。

 

 

後者はリーズナブル、気楽に着用できる、

でも品質がよい。

 

 

ワンセルフカードは格別に愛着がありますし

他とは一線を画すと思っていますが

でもその良さは上記のような特徴があり、

世の中には素晴らしいものは他にも色々とある、

と認識して両者を使っています。

 

 

(↑ヒーリング・カフェでは毎回最後に

  ワンセルフカードを引いていただきお土産にしています。

 二枚のセルフ・セラピー・カードの橋渡し、統合役として

 活用しています)

 

そんな昨日のヒーリング・カフェに

ご参加いただいたお一人のM子さんからの

申し込みメールの添え書きは

今日のブログの冒頭のお問い合わせの方への

ある意味では答えのようなものでした。

 

彼女はこの集まりに何度も参加していますし、

このカードをベースにした

カードセラピスト養成講座

(ワンセルフカードの認定講座とはまた別)

の卒業生でもあります。

 

彼女が書いていたのは

「聞いた話が出たとしても

 私はあの場に座って流れる時間や

 出たカードと向き合うことを楽しみにしています」。

 

はい、これに尽きますね。

 

 

要は世の中には

カードセラピーだけでなく、

「これさえ言っておけば大丈夫」という

言葉はないのだと思います。

 

知識や情報も大事ですがでもそれよりも

 

 

・今コミュニケーションしている、という実感

 

・あ、私、今、なんか気がついたという体験、

 

・忘れていた感情を思い出した懐かしさ

 

・なんか腑に落ちたという安堵感

 

というものがネットでは味わえない、

何よりも代えがたいものではないかと思います。

 

そして乱暴なようですが

最悪はカードセラピーの中で

何を聞いたか、話したか、忘れてしまってもいい

とさえ私は思うのです。

 

 

でも帰り道の中での幸せな感じとか、

ほっとした気持ちとか、

新鮮な感情が溢れてくる実感とか

家に帰っても残っていて

「明日も頑張ろう」とか、

「あの人に会ってみよう」とか、

自分って可愛いな」とか。

 

そんな心の動きが足を運んでのセミナーや

個人セッションで得られる宝ではないでしょうか。

 

 

そして数時間、あるいは数日して

例えば「あの人にありがとうと言ってみよう」とか

「謝ろうかな」という気持ちが湧いたら

それはやっぱり言葉にしないとならないのだと思います。

人と人を繋ぐのには

最終的には言葉は無視できないもの。

 

と、今日は禅問答のような

「言葉でなくて、されど、言葉」という文章に

最後までおつきあい下さりありがとうございました。

 

 

って、ここで終えようとしたら

とってつけたようなのですが

昨日初めて参加した方から

今日の記事を見透かしたような感想メールが届きました。

 

 

それは「体験したくてあまりメモしませんでした。

だから細かいことは忘れてしまったけど、

私らしく生きる気持ちが高まりました」というような内容でした。

 

進行冥利に尽きますわ。(*^^)v

ありがとうございます。

m(__)m

 

追記:次回のヒーリング・カフェの開催日は未定です。

 

【補記】メモ 

(1)5/1付で会社のHP を更新


(2)認定トレーナーの開講日程 を4/27付で更新

 

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら