喩える言葉を豊かに持とう | ワンセルフカードの広場

ワンセルフカードの広場

ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

このところ繰り返しご紹介している

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
 山口周:著/光文社新書。

 

 

今日でおそらく最後にしますが

今回もこの本から刺激を受けたことを

ご紹介したいと思います。

 

※今までにこの本をご紹介しつつのブログは

 → こちら と こちら

 

というのはこの本の著者、山口氏が書いていることと

私が人生の坂道を登っていくとき、

「このことは忘れないでね」という思いで盛り込んだ

ワンセルフカード関係の講座の

内容は随分と繋がっているのです。

 


 

この本は「エリートになるために

美しいものをいっぱい見なきゃいけませんよ」

ということが色んな角度で書かれているのですが

ラストはやっぱり

「コミュニケーション」というところに落ち着くのです。


特にリーダーという立場の人たちの主な仕事は

コミュニケーションなのだけど

それは単なるコミュニケーションでなく

「言葉をアートとして磨く、

というくらいの強さを持ってないとだめですよ、

ということが書かれています。


 

面白いこと言いますね、

この山口さんという人は。

!(^^)!

 

「詩を口ずさむ人になって下さい」

とも仰ってます。

 

おお~!

 

 

ワンセルフカードの

トレーナー講座まで進んだ方は

これを読んでニヤリとしていることでしょう。

(#^.^#)

 

そうです!、

我がトレーナー講座では

まさに最後にこれが出てくるのです。

 

「みなさん、詩人の心を持ちましょう!」と。

(*^^)v

 

シルクド・ソレイユの創業者の言葉

シャーマンのストーリーワークという

ユニークなカードセラピー

グイグイと(!?)

更なる深きワンセルフワールドへ

入っていただくのです。

あとは参加してのお楽しみに~。

(^^♪

 

さて上述のご紹介の本の著者は

「リーダーたる者、

『美しい言葉を持とうよ』と述べ、

その美しい言葉とは『詩』だ」と書いています。

 

 

そのためにスピーチにおいて

飾る言葉として、

「メタファー(喩え、暗喩)力を身につけよう」とも。

 

おお~!

ここでまたメタファーにも反応してしまう私。

これもフォローアップ講座の

メタファー編をご用意してますので!

 

→ こちら

→ こちら

 

「喩える(たとえる)言葉を豊かに持っている人、

そういう人たちが美意識があるんだ」

と山口氏は考えていて

私自身、長年の経験と直感で

大事だと思ったことを手探りで

カリキュラムに入れて組んできたことが

間違っていなかったと本当に嬉しくなりました。

 

 

ワンセルフカードでは

例えば「丘」というカードを引いて

「高尾山に行ったほうがいいんですかね?」と

聞くく人がたまにいらっしゃいます。

それも今までの話の流れでは

まったくそんな話ではないのに。。。。

 

私の返事は

「あなたは高尾山、登りたいのですか?」。

 

こういう方々は今まで

「喩え(たとえ)として

思いを広げる」ということが少なかったり、

答えを先生のような人から

すぐにもらえる人生だったのでしょうから

仕方ないといえば仕方ないです。

 

 

でも例えば

丘はちょっと高くて見晴らしがよいところ、

でも頂上ではない場所。

そんなところが今いるところかもしれないし、

次の目標かもしれませんし。

 

さて最後に山口氏はこの喩えの力として

ルーサー・キング牧師をあげてますので

それもご紹介したいと思います。

 

 

キング牧師は終始、言葉、

それもメタファーで時代を動かした人です。

ですから黒人差別を撤廃してほしいことを

なんと叫んだか?というと。
 

 

「私たちは違う船でやって来た。
しかし今、同じ船に乗っているではないか!」
(※原文「We may have all come on different ships,
 but we're in the same boat now.」)

 

これはうっとりするほど

美しいメタファーですね。

 

「差別反対~!」

と声高に言うよりもずっと響きますね


そしてこれにはさらに

アメリカ人の心を揺さぶるカギが秘められているのです。

 

 

それはアメリカの歴史を紐解くとわかります。

黒人差別をする人たちと

差別をなくそうとする人たちは

それぞれ違う船でアメリカにやって来たのです。

片やピューリタンの移民船メイフラワー号で

白人たちはやって来て、
黒人たちは奴隷船ブルックス号で

アメリカに連れてこられたのです。

 

だから船は違う。

 

だけど今乗っている船は
ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ

という名前の同じ船ではないか、

ということをキング牧師は言いたかったわけですね。

 

これは今、この日本で聞いても

心に響きますよね。

(って、私の心は揺さぶられます)

 

だからやっぱり

「言葉の美のチカラ」はすごいですし、

メタファーはそれをさらに輝かせるものなのです。

 

 

ワンセルフカードは

30枚のカードの中に沢山のメタファーを

ダビンチコードのようにちりばめてあります。

 

それらを認定講座後も(自由参加ですが)

ステップアップ講座や

フォローアップの学びで

一つずつ分け入っていただきます!

お楽しみに~!!

 

 

フォローアップ講座「メタファー編」

 リクエスト開講いたしますので

 ご興味ある方はIDを書いてご連絡くださいませ。

 → こちら

 

 過去に開催の告知文は→ こちら

 

【補記】メモ 

(1)11/1付でHP を更新


(2)認定トレーナーの開講日程 を10/27付で更新

 

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら