一色のものはこの世に存在しない(だからワンセルフカードも) | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

自然界には一色(ひといろ)のもの

というのは存在しません。

一色に見えたとしても

実際には様々な色が混ざっています。

 

 

また色合いががくっと変わることはなく

徐々に変わっていく、

グラデーションというのが

自然界の色の変化で、

それは空や草花の色を観察すると明らかですね。

 

 

そんな色の移り変わりに

古代から人間は囲まれて暮らしてきましたから

美しいグラデーションを見ると

私たちはDNAレベルでホッとするようです。

これを専門用語では「なじみの原理」と言います。

→ こちら

 

 

人口着色料が出来て

色を人がたやすく操るようになったのは19世紀。

人類の長い歴史で見ると年月は浅いのです。

それまでは植物や鉱物から

私たちは色を作り出していた、

というかもらっていたのです。

 

 

ですのでワンセルフカードを作る時も

微妙なグラデーションで色を作り出す人に

絵を描いてもらいたくて

文章や言葉があるまま数年が経ちましたが

ある時展示会でるり子さん

→ こちら と出会え、

素晴らしく微妙な色合いが入った

カードが出来上がりました。

 

 

たまにワンセルフカードを

神経質にグラデーションに

並べようとする方がいますが

(それはそれでかまいませんが)

このカードは単色ではないので

30枚をアトランダムに広げても

サイケデリックにならず

じっと見ていることができるようになっています。

 

 

実際ワンセルフカードには

作者の私としての順番があるので

(カードの順序は認定講座や上級講座の

 テキストにございます)

グラデーションには飾っていません。

ですので展示しているパネルは

下記のような順序。

 

 

これは私には一枚のポスターのように見えて

発売から10年見ていますが見飽きません。

(#^.^#)

 

ところで人の心も楽しいことがある時にも

ほんのちょっぴりの悲しいことがある、

ということがありますよね。

(例えばこの旅行、最高に楽しいけど

 終わりがやってくる、というような)

でもそういうことがなかったら、

案外記憶に残りにくいものです。

 

 

また名作と言われる作品は

そんなトーンを呈しているものです。

例えば赤塚不二夫さんのマンガなんか、

その典型のように思います。

 

落語も江戸の人達の暮らしを

面白おかしく描写しつつも、

切なさが混じっていることが多いです。

 

 

ですから自然界も

私たちの心模様も

語り継がれる名作も

一色(ひといろ)のものなんかないのだと思います。

 

深みのある色合いと

グラデーションで構成された

ワンセルフカードと共に

この10年を歩めでありがたいなと思っています。

 

 

最後に書いておきたいことは

名作と言われる作品で

上記の書いてきたことと相反する

一色の原色ものも勿論ありますね。

 

例えばブルーナのうさこちゃんや

サンリオのキティちゃんなど。

 

それらを否定する気はないのです。

 

そのニュアンスをなんと言ったらよいか?と

思っていたら少し前のほぼ日サイトで

糸井さんが

「ほんとうはすでに悲しみを知っている

 大人によるひとつの夢の描き方」

と語っていました。

さすが言葉のプロ中のプロの人の

表現はすごいですね。

 

 

そうそうもう一つ、最後に

るり子さんのカレンダーも

勿論微妙な沢山の色が使われています。

12月からスタートなので

来年の師走まで毎月素敵な絵の

波動を浴びて過ごせますね。

カレンダープレゼントは終わりましたが

→ こちら

 

 

カレンダーの購入

まだ彼女のサイトからできますよ~。

(*^^)v

→ こちら

 

 

【補記】メモ 

(1)キャンサーサバイバーとしての気づきを綴る

  ブログを12/3付で更新→ こちら

 

(2)12/1付でHP を更新


(3)認定トレーナーの開講日程 を11/27付で更新

 

(4)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら