困難な時こそ「与えられる」でなく「与える」、その理由は?(「与」のカードについて) | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

「昨日入院しました。

 早速ワンセルフカードを一枚、

 担当の看護師さんに差し上げました

 

 

「同室の方が退院していくので

 そのお祝いに

 ポストカードをプレゼントしました

 

 

という二通のメールがそれぞれ別の

卒業生さんから届きました。

 

※前にも入院中にカードを

  活用して下さった別の方をご紹介→ こちら

 

 

この前、裏ブログに書いたように → こちら

体調を大きく崩す方が多い今年です。

 

少しでも早い回復を祈ると共に

およそ20年のキャンサーサバイバーとしては

 

●医学の進歩は目をみはるばかり

 

 

そして

 

●入院や大病というのは

  たとえ家族だろうと最愛の人だろうと

  誰も代替わりできない

  「宇宙からのレッスン」なので

  甘えず逃げず、

  真摯な気持ちで自分で取り組むしかない

 

という両方のことを思います。

 

 

~~~~~★~~~~~~

 

そこで今日はワンセルフカードの中にもある

「与」について書いてみたいと思います。

 

 

サブメッセージも

「人に何かをしていく」ということは

意義があるというような文章。

 

 

入院をはじめとして

自分がつらい時、困難に差し掛かった時は

「与えてもらう」(何かをしてもらう)のは

勿論悪いことではないですし

「与えてもらう」=甘えることが

レッスンな人もいます。

 

でもあえてそうした言葉は入れず、

「与える」にしました。

 

 

その理由の一つは

やはり自分のがん体験から。

 

 

腫瘍が大きくて医師の言葉からは

希望が見えなかった状況の中で

不思議と心を鎮めてくれたのは

「私はとりあえず今日、

人に何が出来るか?」という問いでした。

 

 

あくまで「何をして欲しいか?」ではなく

「何が出来るか?」と思うことで

精神的にも肉体的にも危機的な状況を

乗り切ることが出来たように思うのです。

 

というのは「何をして欲しいか?」

の問いを立てると

自分がどれくらい傷ついたか?

自分は何を失ったか?、

を数えて行くことに繋がるのです。

 

 

でも「何が出来るか」を探そうとすると

「自分に何が残されているか?」

「自分にはまだどんな能力があるのか?」

というリストを頭の中に

自然と作っていくことになるのです。

 

どちらが心身の健康によいか

おのずとおわかりですね。

(*^^)v

 

(↓上級認定講座はテーマが「与」。

 これをベースにしたユニークな 

 オリジナルカードセラピーも公開)

 

 

でも体や心がしんどい時は

大それたことでなくてよいのです。

 

入院中ならそれは例えば売店のレジで

釣銭をもらう時に「ありがとうございます」

と心から笑顔で言う、

屋上散歩で落ちているごみを屑箱に入れる

等々。

 

 

自分が大きく損なわれている時はつい

「自分の身に何が起きたか?」

を探究したくなりますがそれは後回しにして

「自分は今、ここで周りの人や環境に

何をすることが出来るか?」

を具体的に問うていくことは

人間として最も尊いことの一つであり、

結果的に自分が心身共に

回復していく道に直結していると

今は強く思っています。

 

~~~~~~★~~~~~~

 

最後にもう一つの理由を書きますが

余力がある人は読み進めてね。

 

 

半年の入院中はテレビ漬けでしたが

その中で衝撃的だった番組があります。

 

 

それはEテレでやっていた

(当時は教育テレビね)画期的な

プログラムを患者さんに行っている

アメリカのある病院のドキュメンタリー

 

そのプログラムとは

どんなに重い症状の患者さんにも

「今日、あなたは人に何が出来るか?」。

 

これを先天性四肢切断という

障害のある小さな男の子にも行うのです。

(つまり乙武君のような容姿の小さな男の子。

 この映像だけでも驚きました)

 

 

でもドクターは明るく冷静に言うのです。

 

「さぁ、今日から君は5歳。

 だから宿題があるんだよ。

 何が君はこの病院の人に

 出来るかを自分で考えてやって

 あとで僕に報告をしてね。

 ではいってらっしゃ~い!」。

 

言われた男の子はきょとんとしつつも

素直に電動椅子を操って

院内へと冒険の旅に出ます。

 

ほどなくすると扉が開いている

ある病室から赤ちゃんの

すごい泣き声が聞こえてきます。

 

 

そこでその子は部屋に入っていき

そばに付き添っているお母さんに言うのです。

 

「その赤ちゃんのお腹、すごく泣いて

 カチカチになっているから

 僕の柔らかいほっぺを

 プチュッとくっ付けたら

 気持ちよくなると思うんだけど」。

 

それでそのアメリカ版乙武君は

その母親とナースに助けてもらって

それを行うと、あら不思議!

(*_*)

赤ちゃんは泣き止んだのです。

(#^.^#)

 

 

実はその赤ちゃんは脳に障害があり

生まれてから泣いてばかりで

初めて泣き止んだそうです。

 

お母さんは感激していました。

男の子は誇らしげでした。

そしてそれを見ていた私は

大きなインパクトを受けました。

 

この時から私の辞書には

「与える人が勝利する」

しっかり刷り込まれました。

 

 

よかったらこれを

読んでいるあなたの心の中にも

擦り込んでみてください。

(*^^)v

少なくとも試してみる価値がありますよ!

 

最後まで今日も

読んでくださりありがとうございます。

 

そうそう、アメブロの誤作動と思いますが

昨日のこのブログのアクセスは

倍どころか

いつもより3桁、跳ね上がっていました。

(@_@)

 

 

どなたかがリンクしたり

シェアして下さったのかも?

ありがとうございます。

m(__)m

 

【補記】メモ 

(1)10/1付でHP を更新


(2)認定トレーナーの開講日程 を9/27付で更新

 

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら