ワンセルフカード、
メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
昨日、裏ブログに体調復活、
と書きましたが→ こちら
今日は3日ぶりに
食材の買い出しに外に出たら、
秋を通り越して初冬の気配でしたね。
予定では今週金曜で
抗がん剤投与が終わる予定。
予定は未定ですがこれで
終わらせたい!、
いや、終わらせますわ!!
(^^)/
~~~~~~★~~~~~~
薬の副作用による倦怠感に加えて、
同い年のいとこが春に脳梗塞で倒れ、
一時期リハビリが進んでいたようですが
最近また歩行困難になったと
お嫁さんから連絡があり、
心身共にどんよりしていました。
そんな中でラジオで聴いた言葉と
テレビドラマの中に出てきたセリフは
雲間から差し込む光のようで、
「ワンセルフカードも、かくありたし!」
と思ったのでした。
★ワンセルフカードとは
↓
今日はその金言をご紹介しつつ、
今一度ワンセルフカードの意図も
最後に書いてみたいと思います。
二つのエピソードを書くので
長くなりますがご興味ある方は
読み進めて下さいね。
↓
~~~~~~★~~~~~~
一つめは病に倒れた円楽師匠の
ラジオ番組に代役出演を務めていた
伊集院光さんの言葉。
円楽さんが亡くなった直後、
番組に届いたリスナーさんからの便りは
ご自身の娘さんの妊娠を知り
「悲しいことと嬉しいことが
一気にやって来ました。
変な報告ですみません」
という内容でした。
それに対して伊集院さんの第一声は
↓
「おめでとうございます!
僕も知り合いの女の子から、
師匠の訃報を聞いてすぐ
『じつは妊娠しました』
というメールを頂いて」と話した後、
故人の絶妙な言葉を引用するのです。
↓
「落語はね、一発ギャグとかと違って
『面白くて、悲しくて』
とか
『怖くて、臭くて、間抜けで』
とか色んな感情が
押し寄せる話をしてもいいんだって」。
そして更に彼特有の喩え話が続きます。
↓
「お塩を入れすぎたからって
砂糖を入れてもゼロにならない。
だけど『あまじょっぱい』っていう
複雑かつ深い味になるじゃないですか。
だから師匠が亡くなって悲しい、
お孫さんを授かって嬉しいって、
同時ですごい良いと思います」。
そして彼が最後にこの
リスナーに贈ったメッセージは、
↓
”ゆく人くる人。
だから師匠はさようならで。
無事赤ちゃんは産まれてようこそ、
ということで”
即興でこうした名言が生み出せるのは
伊集院さんならではの名人芸ですね。
もう一つは、
このところしつこく書いている鎌倉殿。
(#^.^#)
一昨日の日曜は
再び大竹しのぶさん演じる
歩き巫女が登場。
三代目将軍となった源実朝は
既に前回の39話で
世継ぎを作れない苦悩を
正室である千世に初告白し、
彼女もそれを受け止めていました。
一昨日放映の40話「罠と罠」では
絆を深めた実朝夫妻が花見に出かけ、
そこで歩き巫女のところに
訪れるのです。
おばばである巫女は千世を見て
↓
「仲はよい。
お互い、相手を敬っておられます。
しかし、その割には、寂しいのぉ」 。
千世が「そう見えますか」と答えると
↓
「幸せ3、寂しさ7。
だが、寂しさ10よりはマシ」
と語っていました。
※歩き巫女の別の名言を先日にご紹介。
→ こちら
私は子供の頃、幸せとは
「今は幸せ」か「今は不幸」かの
どちらかに分けられるものだと
思っていました。
でも大人になってわかったことは、
人生の絶頂期にあっても
これが続くかの不安があったり、
がんという最悪状況でも
本が出せたり、
ワンセルフカードという
オリジナルツールが生まれたり。
とにもかくにも私の人生と
好きで始めたこの仕事は
『たゆたえども沈まず状態』で
奇跡のように続いています。
今年は二度目の
乳がんになっていますが
それでもありがたいことに
多くの仲間が応援してくれています。
ところでワンセルフカードの
常に一番上にセットしているのは
「幸」のカード。
その中に「不幸」という言葉を
あえて入れています。
また「縁」のカードには
縁とは一見正反対の「別れ」を
↓
「輝」には
「悲しみ」と「弱さ」という
言葉を入れています。
↓
まさにそれは今回の
伊集院さんの言葉を借りれば
私達の人生は
甘じょっぱい味のものだと思うから。
このカードを通して
奥行きのあるそれぞれの人生に
よき輪郭と展望が
見えてくると嬉しいです。
今日も長いブログを最後まで読んで下さり
ありがとうございます。
【補記】
(1)がんになっての気づきを中心に綴るブログ
「がんから教わるワンショットセラピー」
を10/24更新→ こちら
(2)10/1付でHP を更新
(3)認定トレーナーの開講日程 を9/27付で更新
(4)個人的な近況などのブログは
→ こちら